第507回('07) 青春18きっぷで『ナイスホリデー木曽路』に乗って塩尻へ。 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2007年8月25日~27日、新幹線の利用を最小限にとどめ、『青春18きっぷ』を使用して主に信州・長野県を乗り鉄して北陸回りで帰りました。

今回は初日、8月25日前半の模様です。
まずは新大阪から新幹線で一気に名古屋へ。名古屋からは中央西線を臨時快速『ナイスホリデー木曽路』で移動し、塩尻で篠ノ井線に乗り継いで松本まで移動しました。
今回の日程 2007年8月25日(土) 【前半】

加古川520(JR神戸線→JR京都線・704K快速)638新大阪649(東海道新幹線・のぞみ202号)742名古屋818(中央本線・5703M→8827M臨時快速ナイスホリデー木曽路)1122塩尻1132(篠ノ井線・433M)1148松本

【後半へ続く】
この日は4時に起きて、朝食後に自宅を出発。加古川駅で『18きっぷ』のスタンプが押され、5時20分発の上り一番列車(223系8連+4連)に乗って新大阪駅まで移動しました。いつもなら姫路駅か西明石駅で新幹線に乗り換えるのですが、今回は新大阪で改札を出たのちに名古屋までのきっぷを買って、東海道新幹線に乗り継ぎました。
新幹線では新大阪6時49分始発の『のぞみ202号』東京行きに乗車しました。この2007年7月改正でN700系がデビューしましたが、私の乗った列車は従来からの700系16連でした。私は1号車自由席に乗りましたが、車内はガラガラでした。

列車は定刻に新大阪を発車し、途中は京都のみに停車して、名鉄の赤い電車が見られるようになると7時42分にはもう名古屋に着きました。53分の乗車時間でしたが、あっという間でした。

名古屋では駅弁を買ってから在来線ホームへと移動し、2013年になっても運転が継続されている中央西線の臨時快速『ナイスホリデー木曽路』の入線を待ちました。私は運良く先頭で並ぶことができましたが、時間が経つごとに私の後方には列ができてきました。



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そして8時08分に大垣方から列車が入線してきましたが、大垣発名古屋行きの快速がそのまま名古屋発の『ナイスホリデー木曽路』として運行されることを初めて知りました。車両は311系4連の後ろに313系300番台2連をつないだ6両編成で、私の乗車位置(後から2両目)には313系が来ました。乗り心地は313系の方が上なので良かったです。
そして下車が終わると皆一斉に車内へと入り、イス取りゲームが始まりました。私は先頭に並んでいたために、難なく窓側席をゲットできましたが、1分も経たないうちに全座席が埋まりました。ドア付近には多くの立客が発生しました。過半数の乗客が『18きっぷ』ユーザーのようで、皆大きな荷物を持っていました。また、この列車の最後方車両には指定席が連結されていますが、指定席も満席でした。また、「全車両が塩尻までの運転です」との車内放送があったのでホッとしました。この列車は普段は定期快速の中津川行きとして運転しているので、中津川辺りで私の乗っている後方2両が切り離される心配がありましたが、それも杞憂でした…。



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列車は定刻の8時18分に名古屋を発車し、金山、鶴舞、千種、大曽根と名古屋市内の各駅に停車していきます。駅ごとに乗客が増えてきて、名古屋ではドア付近に立客が固まると有名ですが、さすがに通路にも人が溢れてきました。私は混雑をよそに車窓風景を見ながら移動時間を過ごしました。
列車は9時36分に中津川に到着しました。ここまで来ると一般客は殆どが下車して『18きっぷ』ユーザー風の乗客ばかりになりました。また、立客はほとんどいなくなりました。
中津川からは山深い木曽川の谷を進みます。列車は南木曽、上松、木曽福島と停車していきますが、肝心の木曽路で下車する客が僅かしかいませんでした。塩尻まで乗り通す私が言ってはいけないのですが…。
木曽福島付近ではお腹が減ってきたので、名古屋駅で買った味噌カツ定食風の駅弁『みそカツ』(900円)を食べました。

列車は藪原を発車すると分水嶺を越えて木曽川水系から信濃川水系へ。中山道の宿場町が観光地になっている奈良井では10人ほど下車して、列車は次の木曽平沢にも停車しました。この付近は単線区間が残っていて、反対列車を待つために数分間停車するということで、私を含めた約半数の客が一斉に車外へと出ました。私はホームでの写真撮影、そして駅の外へ出て写真撮影、さらに駅でトイレを済ませてから車内へと戻りました。



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しかし、なかなか列車は発車しません…。どうやら名古屋行きの『しなの』が遅れていたようです。約2分遅れで『しなの』が通過し、その後すぐに『ナイスホリデー木曽路』は木曽平沢を発車しました。ここから先はノンストップで快走し、定刻から2分遅れの11時22分に終点の塩尻に到着しました。名古屋から3時間4分の道のりで、時間的には普通列車の乗り継ぎと大して変わりませんでしたが、乗換がなかった分楽でしたね。

塩尻からは篠ノ井線電車に乗って松本を目指しますが、『ナイスホリデー木曽路』の乗客の半数以上が私と同じく松本方面へ向かう客で、ホームはごった返していました。そして中央東線からの長野行き433Mが入線してきましたが、短い115系3連だったので、既に東京方面からの乗客で混雑していて「座れない…」と、皆ため息をついていました。私は何とかドア脇の位置を確保できましたが、塩尻からは通勤電車さながらの混雑となりました…。ただし、皆大きな荷物を持っているので密度は低かったですが…。

こちらも列車が遅れていて、定刻より6分遅い11時32分に塩尻を発車しました。私は車窓風景を見ながら移動時間を過ごしました。そして16分後の11時48分、列車は松本に到着しました。私をはじめ、約半数の乗客が一斉に下車しました。入れ替わりの乗車もあり、長野へ向かう乗客も相当数いました。



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私は一旦改札を出て、このあとは松本電気鉄道上高地線(現在のアルピコ交通上高地線)に乗り換えました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡は有りません


(参考:Wikipedia)