第489回('07) 青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・新幹線を乗り継いで八戸から新潟へ | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
2007年7月13日~16日、3泊4日の日程で東日本を乗り鉄しました。
14日からの3連休は主に『夏の三連休パス』(26,000円)を使用しました。

今回は2日目、7月14日午後の模様です。
八戸からは東北新幹線ではなく並行在来線転換三セクの青い森鉄道線とIGRいわて銀河鉄道線を乗り継いで盛岡まで移動しました。
そして盛岡からは東北新幹線に乗りました。そして大宮で上越新幹線に乗り換えて新潟まで大移動しました。
今回の日程 2007年7月14日(土) 【後半】

八戸1210(青い森鉄道線→いわて銀河鉄道線・4526M)1356盛岡1540(東北新幹線『はやて・こまち20号』)1742大宮1758(上越新幹線『Maxとき339号』)1957新潟

【宿泊】
八戸駅では18分の接続で盛岡行き普通列車に乗り継ぎました。八戸~盛岡は特急『はつかり』で何度か乗った区間ですが、東北新幹線が八戸まで延伸されてから並行在来線区間に乗るのは初めてです。現在の昼行旅客列車はローカル列車のみとなり、『青春18きっぷ』が使えない上に八戸~盛岡の運賃が2,960円と高く、同区間の新幹線運賃・特定特急料金を合わせた3,410円とさほど差がないレベルだったので三セク利用を敬遠していましたが、今回は『夏の三連休パス』を利用できるので5年ぶりに同区間を乗り鉄することにしました。

発車ホームへ向かうと、既に盛岡行き4526Mが停車していました。車両は701系タイプのIGRいわて銀河鉄道の7000形2連で、セミクロスシートでした。車内はガラガラで、私はボックス席の進行方向窓側席に座りました。



イメージ 1

4526Mは定刻に八戸を発車し、少しずつ山間部へと入っていきますが、元が東北本線だけあって線形は良く、したがって乗り心地も良かったです。



イメージ 2

そして青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道との境界駅である目時を過ぎると青森県から岩手県へと入り、金田一温泉や二戸を経由して山間部をひたすら走ります。車内は空いたままでした。その後、いわて沼宮内辺りからは少しずつ乗客が増えてきて、花輪線との分岐駅である好摩からは駅ごとに乗客が増えてきました。そして最終的にはほぼ全座席が埋まり、八戸から1時間46分で終点の盛岡に到着しました。107.9kmを106分で走破し、表定速度が60km/hを超えましたが、各駅停車にしては速かったです。701系が思ったより高性能なのかもしれませんが、やはり東北本線時代からの強力な地上設備が高速運転に多少なりとも貢献しているのでしょうね。



イメージ 3

盛岡駅ではIGRいわて銀河鉄道の改札口から駅の外へ出ましたが、次の乗車列車である『はやて・こまち20号』の発車まで2時間近くあるので駅前や駅ホームで休憩していました。これは朝に乗った八甲田ロープウェーやバスの遅れなどを想定して日程に余裕を持たせるためにわざと遅めの『はやて』の指定席券を取ったために発生した待ち時間ですが、いざ予定通りに事が運ぶとこの待ち時間がとても長く感じてしまいました…。しかも盛岡周辺は運行本数の少ないローカル線が多く、待ち時間に近くへ乗り鉄…というわけにもいかず、結局ベンチで携帯をいじっていました…。

そして時間が経過し、私は新幹線ホームへ。少し待っていると八戸からの東北新幹線『はやて20号』(E2系10連)が入線してきました。続いて、秋田新幹線『こまち』(E3系6連)も入線し、2つの編成を連結しました。私は連結を待たずに『はやて』の車内へと入り、7号車禁煙指定席の窓側A席に座りました。盛岡発車時点では空席が多かったです。



イメージ 4

『はやて・こまち20号』は定刻に盛岡を発車し、新幹線らしいハイスピードで東北地方を駆け抜けました。そしてわずか44分で仙台に到着。在来線ですと3時間以上は要します…。この仙台では多数の乗車があり、あっという間に空席が埋まり、空いているのは3列席の真ん中B席のうち数席くらいでした…。
仙台から先も高速ですっ飛ばして、大宮には17時42分に到着しました。盛岡から2時間2分は速いです! もっとも、今では320km/h運転で同区間は最速2時間を切っていますが…。私は上越新幹線に乗り換えるべく、名残を惜しみつつ大宮で下車しました。

大宮駅では上越新幹線下りホームへ移動し、ホームの売店で駅弁を買ってから『Maxとき339号』新潟行きに乗車しました。E4系の8連で、私は『はやて』の遅れを想定したためにこの『Maxとき』では指定席券を押さえておらず自由席で移動することにしていましたが、新潟まで各駅停車だからなのか幸いにも2階の自由席に空席があり、しかも窓側だったので助かりました…。この2階自由席は3列+3列シートで、昔の特急普通車のようにリクライニングしない回転クロスシートで、肘掛もなく現代では見劣りする座席です…。しかし、2階席からの眺望は抜群なので、私は駅弁(NREの夏野菜弁当)を食べながら夕暮れ時の車窓風景を眺めていました。

途中の高崎では自由席の大半の乗客が下車してしまい、車内は一気にガラガラに…と同時に私は睡魔に襲われ、やや短いベッドにも見える3列席を一杯に使って私は眠ってしまいました…。そして目が覚めたのは新潟到着直前。車窓風景を見逃しましたが、既に日は沈んでいたので眠っていても問題はなかったですw 



イメージ 5新潟駅にて2012年撮影。

結局、新潟では係員に起こされることなく自力で下車して、コンビニへ寄ってから駅近くのホテルへチェックイン。先程は寝足りなかったのか、入浴後すぐに寝てしまいました。

(つづく)


今回の新規踏破路線は有りません。以下は参考記録です

路線名区間距離備考
青い森鉄道:青い森鉄道線八戸→目時25.9kmJR時代に踏破済
IGRいわて銀河鉄道:いわて銀河鉄道線目時→好摩60.7kmJR時代に踏破済
(参考:Wikipedia)