第487回('07) 飛行機で青森県へ。岩木山登山リフトに乗車。 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2007年7月13日~16日、3泊4日の日程で東日本を乗り鉄しました。
14日からの3連休は主に『夏の三連休パス』(26,000円)を使用しました。

まずは7月13日の金曜日、この日は伊丹空港から航空機で青森へ。津軽地方にそびえる岩木山登山リフトに乗車しました。
そして、弘前駅では翌日から使用する『夏の三連休パス』を購入しました。
今回の日程 2007年7月13日(金) 

加古川519(JR神戸線・704M快速)631大阪/梅田645(阪急宝塚本線・急行)659蛍池702(大阪モノレール線)705大阪空港/大阪(伊丹)空港750(航空機・JAL2151便)930青森空港945(弘南バス・青森空港線)1038弘前バスターミナル1105(弘南バス・弘前~枯木平線【百沢経由】)1159岳温泉前1215(弘南バス・津軽岩木スカイライン線)1238岩木スカイライン八合目【岩木山八合目】/岩木山八合目1242(岩木山登山リフト)1252鳥海噴火口1315(岩木山登山リフト)1325岩木山八合目/岩木スカイライン八合目1345(弘南バス)1408岳温泉前1432(弘南バス)1514弘前駅前/弘前1605(奥羽本線・30M特急つがる30号)1643青森

【宿泊】
この日は4時に起床し、朝食後に自宅を出発。加古川駅からJR神戸線・上り1番列車の快速(221系8連)に乗って大阪駅まで移動しました。加古川駅の時点では空いていたので窓側席に座れました。

そして、大阪駅にて下車後は阪急の梅田駅へ。宝塚線の急行に乗りました。車両は5100系8両編成で、大半のの座席が埋まっていたので私はドア脇へ。梅田を発車後、十三で乗客が倍増して朝の下り列車ながら混雑してきました。そして豊中では幾分乗車率が下がって蛍池に到着。私をはじめ意外と多くの乗客が下車しました。キャリーバッグを持った、いかにも伊丹空港へ行きそうな人が多かったです。
私は多くの下車客と一緒に阪急から大阪モノレールへと乗り換えました。そして1000系4連の電車に乗り、1駅だけ乗って大阪空港駅に着きました。モノレールも混んでいたので私はドア脇にいました。



イメージ 1大阪空港駅にて2010年撮影。

大阪モノレールを下車した後は大阪(伊丹)空港へ直行。搭乗手続きと保安検査を済ませ、少しだけ待合所で待ってから搭乗しました。今回も日本航空(JAL)の航空便で、機材はマクドネル・ダグラス社のMD90でした。例によって私は窓側席を取っていましたが、陸地の景色を満足に望めない左側(日本海側)の座席でした…。ほぼ満員の乗客を乗せて飛行機は7時55分頃に伊丹空港を離陸しました。いつもながら離陸の瞬間は緊張しました。離陸後は景色を見ようとしましたが、梅雨前線と思われる雲のせいで殆ど景色が見えませんでした…。仕方ないので機内サービスのコーヒーを飲みながら今回の旅行プランを頭の中でおさらいしていました。
そして伊丹空港から1時間40分のフライトで青森空港に着陸しました。定刻より10分遅れでしたが、飛行機に鉄道と同じ正確さを求めてはいけません…。

青森空港からは、過去2回乗ったことがある弘前バスターミナル行きの弘南バスに乗りました。乗客は10人ほどでした。



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バスは定刻に発車し、浪岡などを経由して53分で終点の弘前バスターミナルに到着しました。
そして私は弘前バスターミナルに併設されている「イトーヨーカドー」へ。地下のフードコートに入っている「マクドナルド」で早目の昼食を済ませてからバスターミナルへと戻り、枯木平行きの弘南バスに乗りました。乗客は5人ほどでした。バスは弘前市の中心商店街や弘前城の南側を通って西側の郊外へ。乗降は少なくてバスは淡々と走りました。そして右手に岩木山が見えてきて、54分の乗車で目的地の岳温泉前に到着して私は下車しました。私を含めて全員が下車して、無人となったバスは枯木平へ向けて去って行きました。



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岳温泉前では少し待って、スカイライン八合目行きの弘南バス(岩木スカイラインシャトルバス)に乗り継ぎました。バスは小型のマイクロバスで、乗客は3人だけでした。他の2人も私と同じく枯木平行きのバスからの乗継客でした。



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バスは定刻に岳温泉前を発車し、程なくして津軽岩木スカイラインへと入っていきました。



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そして何度も続くヘアピンカーブを登り続け、23分でスカイライン八合目に着きました。平日で交通量が少なかったこともあり、バスの性能的に登るのに苦労したにもかかわらず、意外と速く移動できました。



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バスを下車した後は、この日の最大の目的である岩木山登山リフトへ。まずは往復チケットを求めてからリフトのりばへ行き、2人乗りリフトに乗りました。多くのスキー場に設置されているペアリフトと同タイプでしたが、ここのリフトは観光目的だからか安全バーは付いていませんでした。私は山頂側を眺めながらリフト乗車を楽しみ、10分で山頂駅に相当する鳥海噴火口駅に到着しました。

時間的に鳥海噴火口駅から遠くへ行けなかったので、ここから岩木山の山頂を眺めようとしましたが、あいにくの曇天で見ることは叶いませんでした…。



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しばらく待ったのですが、結局晴れることはなかったので諦めて下山することにしました。そして、下りのリフトで山麓方を眺めようとしても、やはり雲のせいで満足に眺望することができず、山の斜面に生息している高山植物を眺めながら山麓駅に相当する岩木山八合目駅へ戻ってきました…。まぁ、リフトが動いていただけでも良しとしなければ…。



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岩木山登山リフトを乗り終えて、岳温泉前行きのマイクロバスに乗りました。今度は私を含めて2人だけで、もう1人は往路では見かけなかった人でした。マイクロバスは先程苦しんで登った岩木スカイラインを軽々と下って…と書きたいところでしたが、ヘアピンカーブの連続なので速度は上がりませんでした…。結局、往路と同じ23分で終点の岳温泉前に到着しました。

岳温泉前では24分の接続で弘前バスターミナル行きの弘南バスに乗り継ぎました。乗客は3名で、うち私を含めた2名はスカイライン八合目からの乗継客です。バスは定刻の14時32分に岳温泉前を発車し、今度は市街地へ向かって行くので、少しずつ乗客が増えてきました。そして弘前城付近を通過する頃には10人ほどになりました。バスは弘前バスターミナルまで行くのですが、私は手前の弘前駅前で下車しました。この日の宿は青森なので、JRで移動することにしていました。



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弘前駅では『みどりの窓口』へ。翌日から使う『夏の三連休パス』(26,000円)を買いました。そして今度は自動券売機で青森までの乗車券と自由席特急券を購入して、少しだけ駅前を散策してから16時05分弘前発八戸行きの奥羽本線特急『つがる30号』に乗車しました。E751系6連で、私は禁煙自由席の窓側席に座りました。車内はガラガラでしたが、青森で大勢乗ってくるのでしょう。



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『つがる30号』は定刻に弘前を発車し、津軽平野のリンゴ園などを見ながら走ります。天気はイマイチだったので岩木山はかすかに見えただけでした。そして浪岡を過ぎると山越えをして、3年後の2010年に東北新幹線との接続駅となる新青森を通過して、弘前から38分で青森に到着しました。私を含む少数の乗客が下車しましたが、入れ替わりに多くの人が乗車しました。そして『つがる30号』は青森でスイッチバックして八戸を目指して去っていきました。



イメージ 11青森駅では寝台特急『日本海』に遭遇しました。

私は青森駅構内で早目の夕食・そばを食べてからホテルへ。17時過ぎなのでまだ早いのですが、この日は疲れていてもう動くのが嫌でした…。
チェックイン後は入浴してからテレビを観ましたが、青森県はフジテレビ系列の局がありませんでした。地方へ行くとどこかの系列局がなかったりしますね。
私はテレビを観ながら21時頃には眠ってしまいました…。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
岩木山登山リフト 岩木山八合目~鳥海噴火口 0.53km 踏破達成!
(参考:Wikipedia)