第428回('06) 東北新幹線と東北本線を乗り継いで青森へ | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…
2006年9月15日~18日、『三連休パス(+普通指定4回)』を使用して東日本(主に東北地方)を乗り鉄しました。
今回は、『三連休パス』2日目・9月17日の後半の行程です。
山形県・赤湯から山形新幹線、東北新幹線、そして東北本線と乗り継いで青森まで移動しました。途中、八戸で寄り道しました。
今回の日程 2006年9月17日(日) 【後半】

赤湯1311(山形新幹線・つばさ184号)1403福島1411(東北新幹線・やまびこ53号)1432仙台1438(はやて19号)1603八戸1611(八戸線・447D)1633鮫1640(徒歩・蕪島へ)1710鮫1715(八戸線・450D)1741八戸1815(東北本線・23M特急つがる23号)1912青森

【宿泊】
山形鉄道フラワー長井線の乗りつぶしを終えた後は、赤湯駅からこの日の宿泊地である青森まで移動することにします。
まずは、山形新幹線の上り『つばさ184号』東京行きに乗りました。400系7連で、この列車は山形始発の臨時列車だったからか自由席はガラガラで、私は17号車(1~10号車は欠番)の窓側席に座れました。



イメージ 1

赤湯駅にて。前回と同じ写真ですみません…。

山形県南部の置賜地方・米沢盆地の風景や、板谷峠越えのスイッチバック跡などを眺めながらの移動は快適でした。そして山形県から福島県へと入り、最後は高架線となって東北新幹線と合流し、定刻に福島に到着しました。『つばさ184号』はこの先仙台始発の『やまびこ』とは併結せずに、単独で東京駅を目指して発車していきました。

さて、次は福島駅の同じホーム向かい側、13番線から発車する東北新幹線の『やまびこ53号』盛岡行きに乗車しました。E2系10連で、私は1号車の自由席は窓側席に座りました。車内はガラガラでした。車窓風景を眺めながら車内でのひとときを過ごし、21分の乗車で仙台に到着しました。



イメージ 2

福島駅発車後の風景です。分岐する山形新幹線の線路には上り『つばさ』が走っていました。

仙台駅からは、『はやて19号』八戸行き(盛岡までは『はやて・こまち19号』)に乗り継いで先を急ぐことにしました。『はやて』は全車指定席なので私はあらかじめ指定券を発行してもらっていて、私は4号車の窓側E席に座りました。仙台で下車した乗客が多かったからか、車内は空席がちらほらと見られました。移動中ずっと車窓風景を眺めながら過ごし、あっという間に終点の八戸に到着しました。盛岡からは各駅に停車しましたが、それでも仙台からわずか1時間25分で八戸に着くとは、新幹線開業前では考えられないことでした。ちなみに、当時の夏期間に三陸を縦走していた臨時快速『リアス・シーライナー』は、迂回はしていますが仙台~八戸を約10時間かけて走っていたと記憶しています(普通列車での乗り継ぎでも同様です)。



イメージ 3

仙台駅にて2011年撮影。E2系新幹線電車です。

八戸には16時03分に着きましたが、このまま青森へ行っても着時刻が早くなるので、観光がてら寄り道することにしました。八戸線の久慈行き447Dに乗って、7年後の2013年放送のNHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」の舞台となった久慈まで…ではなく、愛称が付いている【うみねこレール八戸市内線】区間の終着駅である鮫駅まで乗車しました。キハ40形単行を2両つないだ2両編成で、車内は意外とガラガラでした。道中は主に八戸市内の住宅地でしたが、八戸臨海鉄道の線路や高架線から眺める八戸市街など、見所は多かったです。そして22分の乗車で鮫に到着して、私は下車しました。



イメージ 4鮫駅にて。

鮫駅にて下車後は、42分の待ち時間を利用して、駅の北約1kmの場所にある蕪島(かぶしま)へ行きました。蕪島はウミネコの繁殖地として有名で、国の天然記念物に指定されています。10分少々歩いて蕪島に着くと鳥居を発見し、島の頂上へ向けて階段がありました。頂上には蕪嶋神社があるのです。折角ここまで来たのでもうひと頑張りして階段を上り、参拝をしてから麓へ下りました。ちなみに、ウミネコはそんなに見かけなかったと記憶しています。



イメージ 5蕪島にて。

その後は蕪島の周りを散策していましたが、乗車列車の発車までもう20分を切っています! 私は慌てて引き返し、途中に小走りを挟みながら必死に鮫駅を目指しました。その甲斐あってか発車5分前には無事に鮫駅に着くことが出来ました。しかし、体力を使い果たして汗だくになってしまったため、自動販売機で飲料を購入して、一気飲みしました。その後はホームへ移動し、既に入線していた鮫始発の八戸行き450Dに乗車しました。キハ40形の単行に片運転台のキハ48形を併結した2連で、車内はガラガラでした。私はボックス席を独占して、八戸駅まで戻りました。本八戸など利用が多いはずの駅でも乗降は少なかったです。

八戸駅へ戻った後は、早目の夕食として駅構内でそばを食べてから、東北本線(現在は青い森鉄道線)の特急『つがる23号』に乗って青森を目指します。E751系6連でした。



イメージ 6八戸駅にて2006年5月撮影。

この『つがる23号』はGWにも乗った列車で、当時はグリーン車に乗りましたが、今回は『三連休パス(+普通指定4回)』で乗り鉄しているので大人しく自由席に乗っての移動です。車内はガラガラで私は窓側席に座りましたが、発車直前になって東北新幹線からの乗換客で7割ほどの席が埋まり、列車は定刻に八戸を発車しました。
道中は次第に暗くなってきたので、車窓風景を眺めようにも眺められなくなってきました。そこへ先程の疲れが一気にやって来て、私は三沢到着を待たずして眠ってしまいました…。そして目が覚めたのは青森到着直前の青森信号場付近でした。列車はスローで走り、八戸駅から57分で青森駅に到着。列車はスイッチバックして弘前まで足を延ばしますが、私はここで下車しました。

下車後は改札を出て、コンビニで翌日の朝食などを買ってから「ホテルサンルート」へチェックイン。このクラスのホテルは私の乗り鉄旅行では縁がないかと思っていましたが、ネット予約を続けているうちに泊まる機会が増えてきました。入室後はさっさと入浴し、翌日はスタートが早いので21時には就寝しました。

(つづく)


今回の新規踏破路線は有りません


(参考:Wikipedia)