第404回('06) 北海道・上川地方のロープウェイに次々と乗車 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2006年6月22日~27日、『周遊きっぷ(札幌・道南ゾーン)』を使用して、5泊6日の日程で主に北海道を乗り鉄しました。
今回の乗り鉄で北海道の鉄道路線の乗りつぶしが完了しました。

今回は5日目の行程です。旭川にてレンタカーを借りて、北海道上川地方に散在するロープウェイを片っ端から乗車しました。
今回の日程 2006年6月26日(月)  

旭川駅815(レンタカー・R237など)935山麓940(富良野ロープウェー)945山頂1020(ロープウェー)1025山麓1030(レンタカー)1112山麓1116(中富良野町営北星山リフト)1120山頂1130(リフト)1134山麓1145(レンタカー)1250旭岳山麓1315(旭岳ロープウェイ)1325姿見1345(ロープウェイ)1355旭岳山麓1408(レンタカー)1550層雲峡1600(層雲峡・黒岳ロープウェイ)1607黒岳五合目1612(黒岳ペアリフト)1627黒岳七合目1634(ペアリフト)1649黒岳五合目1700(ロープウェイ)1707層雲峡1725(レンタカー・旭川紋別道など)1835旭川駅(徒歩)旭川1900(函館本線・3030M L特急『スーパーホワイトアロー30号』)2020札幌

【宿泊】
この日は3時頃に一度起床し、ホテルの窓から外を見てみると、既に明るかったので驚きました! 北海道でサマータイム導入の動きがあるのも頷けました。その後はもう一度寝て。6時頃に起床。朝食後にホテルをチェックアウトし、前年と同じく旭川駅の駅レンタカー営業所へ向かいました。この日は見事な晴天で、雨だった前年の二の舞にならずに済みました…。手続きを済ませ、この日限りの愛車となる日産マーチに乗って8時15分に旭川駅を後にしました。

まずは国道237号線を南下して富良野へ。富良野市街を抜けて、市街地の南西側にある新富良野プリンスホテルに着きました。そして、富良野ロープウェーに乗りますが、今回は事前に営業日を確認していたので大丈夫でした。車を駐車場に止めて山麓駅へ。往復のチケットを求めてから早速ホームへ向かい、101人乗りと大型の搬器に乗りました。西武系なのでライオンズマークがありました。平日とあってか乗客は10人ほどと少なかったですが、思う存分車窓風景を楽しめたので良かったです。ロープウェイが発車すると眼下に広がる富良野盆地を眺めることができました。そして5分弱で山頂駅に到着しました。かなりの高速ロープウェイでした。また、到着時には跳ね上げ式のホーム端部分が下がり、最新鋭の設備を味わうことができました。



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山頂駅ではかつてのゴンドラリフト時代の遺構を確認しつつ駅周辺を少し歩きました。そして帰りはもう一方の線を通る搬器に乗り、下山しました。乗客は10人ほどでした。

山麓駅に到着後はすぐに車へと戻り、ドライブを再開しました。この先の行程も考えて、少し早かったですが富良野市街のマクドナルドにて昼食を済ませました。そして今度は中富良野町方面へ車を走らせ、11時12分に富良野線・中富良野駅の北側にある北星山スキー場に着きました。

ここではスキー場のゲレンデが夏季には「なかふらのラベンダー園」として営業していて、リフト(北星山リフト)も夏期営業していました。山麓駅にてチケットを買ってから早速1人乗りリフトに乗り、ラベンダー園を見ながら4分の乗車で山頂駅に着きました。しかし、まだ時期が早いせいかラベンダーの花は殆ど咲いていませんでした…。



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山頂駅に着いた後はラベンダー園を少し歩いてから山頂駅へと戻り、下りのリフトでは眼下に広がる富良野盆地の風景を見ながら山麓駅に戻りました。ここでも平日とあってか観光客は少なかったです。



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山麓駅にて。今回はマーチで移動しました。

11時45分に北星山スキー場に別れを告げ、再び車を走らせます。今度は大雪山旭岳ロープウェイを目指しましたが、道のりは長かったです…。まずは国道237号を北上し、美瑛から東へ逸れて山道へと入ります。そして延々と山道を、観光バスの後ろをノロノロと走り続け、1時間5分の移動で旭岳ロープウェイの旭岳山麓駅に着きました。

大雪山旭岳ロープウェイはスキー場施設の夏期営業ではなさそうで、本格的な観光用ロープウェイでした(施設内にスキー場はあります)。
まずはチケットを購入し、ホームへ向かいましたが大勢の団体客がいました…。これでは景色が見られないと察した私は1便やり過ごして、次の便の最前列で待つことにしました。その甲斐あって、次の便ではうまい具合に山麓側のポジションを取れました。しかし、私の便も団体客で満員となりましたが…。
旭岳山麓駅を発車すると、多少霞んではいたものの素晴らしい風景を眺められました。そして10分の乗車で山頂駅に相当する姿見駅に到着しました。1番目に乗った私は最後に下車しました。



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そしてホームから駅の外へ出ようとすると、団体客相手に現地の若い女性のガイドが旭岳や大雪山の解説をしていました。団体客が多くて外へ出られなかったので私も団体客に交じって解説をタダで聞きましたw 解説が終わると女性が明らかに団体客ではない風貌の私を見て何か言いたそうでしたが、気のせいでしょうw 一般客が入れるような場所で解説するのが悪いのです!

その後は団体客と一緒に駅の外へ出て、旭岳などを眺めました。既に6月下旬でしたが、この付近には雪が残っていました。少しだけ駅周辺を歩いて姿見駅へと戻り、ガラガラだった下りの便で下山しました。天気が良かったので満足できました。

14時08分に旭岳ロープウェイを後にして、今度は層雲峡・黒岳ロープウェイに乗りに行きました。地図上では旭岳ロープウェイの近くにあるのですが、大雪山があるので大きく迂回することになりました。まずは旭山動物園の東側を通り当麻町へ出て、さらに北へと進み、愛別ICから旭川紋別自動車道に乗り、当時の終点である愛山上川ICから国道39号を走り、山間部へ入って15時50分に層雲峡駅に着きました。

駅では往復券を買い、少し待ってロープウェイに乗りました。グループ客が多く、遅い時間にもかかわらず大型の搬器には20人ほどが乗って、ロープウェイは黒岳五合目駅まで登りました。山麓側のポジションを確保でき、景色を楽しめました。



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黒岳五合目駅では少し歩いて黒岳ペアリフトに乗り継ぎ、15分かけて黒岳七合目駅まで登りました。山麓方を振り返るとさらに絶景を味わえました。



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七合目駅は意外と人が多かったです。しかし私は7分のみの滞在で下りのリフトに乗り絶景を眺めながら五合目へ戻りました。そしてすぐに下りのロープウェイに乗り継ぎ、17時07分に層雲峡駅まで戻りました。

後は旭川駅へ戻るのみです。休憩後、17時25分に層雲峡を出発し、愛山上川ICから旭川鷹栖ICまでは高速道路で移動しました。そして駅近くのガソリンスタンドにて満タン給油してから旭川駅へ戻り、18時35分にレンタカーを返却しました。

その後は『Sきっぷ』使用で、函館本線のL特急『スーパーホワイトアロー30号』(785系5連)の自由席に乗り札幌まで移動しました。車内はガラガラで、私は窓側席に座りました。



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旭川を19時丁度に発車しましたが、北海道の6月は19時を過ぎても明るく、関西とほぼ同じ20時過ぎまで明るさが残っていました。私は車窓風景を見ながら旭川駅の売店で買ったサンドイッチとパンを食べ、夕食としました。そして乗客が少し増えた状態で定刻20時20分に札幌着。さすがにもう夜になっていました。

下車後は駅を出てコンビニへ。先程の軽食では足りないのでカップうどんと翌日の朝食を買い、駅南側にある「ホテル札幌ガーデンパレス」へチェックイン。少し豪華な客室でした。先に入浴してから、天海祐希さん主演の月9ドラマを見ながらカップうどんを食べました。その後は長時間運転の疲れもあり、22時過ぎには眠ってしまいました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
プリンスホテル:富良野ロープウェー 山麓~山頂 2330.74m 踏破達成!
中富良野町営:北星山リフト 山麓~山頂 333.20m 踏破達成!
ワカサリゾート:大雪山旭岳ロープウェイ 旭岳山麓~姿見 2,361m 踏破達成!
りんゆう観光:層雲峡・黒岳ロープウェイ 層雲峡~黒岳五合目 1.65km 踏破達成!
りんゆう観光:層雲峡・黒岳ペアリフト 黒岳五合目~黒岳七合目 1,082.18m 踏破達成!
(参考:Wikipedia)