第396回('06) ゆふいんの森やソニックに乗って帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2006年6月3日~4日、1泊2日の日程で四国・九州へ乗り鉄などの旅行へ出かけました。

今回は2日目後半の行程です。
大分県の日田からは特急と新幹線を乗り継いで加古川の自宅へ帰宅しました。
今回の日程 2006年6月4日(日) 【後半】

日田1133(久大本線・7003D特急ゆふいんの森3号)1311大分1342(日豊本線・3032M L特急ソニック32号)1510小倉1517(山陽新幹線・ひかりレールスター468号)1713姫路1719(JR神戸線・816T)1735加古川

【帰宅】
日田彦山線で九州の小京都・日田へやって来ました。前回は眺められなかった由布岳を見るためにリベンジとして久大本線に乗って大分へ向かう予定でした。しかし、私が乗車したのは無人駅の彦山駅で、日田で乗り継ぐ予定の全車指定席の特急『ゆふいんの森3号』の特急券はもちろん、乗車券すら持っていませんでした。そこで、日田駅の改札口で整理券を駅員に渡し、大分まで行きたい旨を申し出ると、改札口横の『みどりの窓口』で発券するとのことで、まずは日田~大分の特急券を発券してくれました。その際、私は「由布岳が見える窓側席をお願いします」と言ったので、席番表を取り出して調べてくれて、しかも空席があったので希望通りの席が発券されました。次は彦山~大分の普通乗車券を発行し、8分しか待ち時間がなかったのですが5分で完了しました。もし『みどりの窓口』に先客でもいたら乗り継げなかったかもしれません…。



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その後は改札内へと再入場してホームへ。すぐに久留米方から『ゆふいんの森3号』が入線してきました。車両はキハ71系4連で、初代の『ゆふいんの森Ⅰ世』です。私は先頭の1号車・進行方向左側で由布岳が見える側でした。日田駅の駅員さんに感謝です。車内はほぼ満席でしたが、日田で下車した乗客が1両当たり数名いたので、私はそこの空席にありつけた形になったと思います。

列車は山間部を走ります。景色も見たいですが、折角『ゆふいんの森』に乗ったので、2号車のビュッフェへ行きました。喉が渇いていたので、ビュッフェで地元大分名産のすだちを使った「すだちジュース」(350円)を買って隣接するサロンスペースで飲みました。今回のようにビュッフェやフリースペースのある列車は乗っていて楽しいです。そして自席へ戻る前にビュッフェを撮影していると、客室乗務員さんが「記念撮影いたしましょうか?」と尋ねてきました。私はお言葉に甘えて撮影してもらい、自席へと戻りました。その後は右側の空席に座って豊後森の扇形機関庫を撮影したりしました。



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列車はいよいよ由布院へと入り、曇ってはいたものの由布院駅付近では何とか由布岳を望め、リベンジを果たしました! 

また、由布院駅では乗客の8割ほどが下車し、入れ替わりの乗車もほぼゼロで、車内は一気にガラガラとなりました。そこで、私は空席となった最前列の席へと移動し、前面展望も楽しみながら大分までのひとときを過ごしました。そして日田から1時間38分の乗車で大分に到着しました。列車は別府へ向けて去っていきました。大分駅は高架化工事中で、ホーム南側にあった車両基地施設の撤去が進んでいました。

大分駅では一旦下車し、金券ショップを探すことにしました。小倉まで安く移動するためです。当然、駅には金券ショップはないので、駅前の商店街をくまなく歩き、5分ほどでようやく発見しました。そして小倉までのチケットを注文したところ、長崎までの2枚きっぷを渡されました。お代は2,420円で、小倉までの4枚きっぷ1枚当たりの価格よりも安かったので、私は少し不安を抱きながらも受け取りました。その後、よく切符を見ると、有効期限が6月4日と、この日が最終日だったのです。金券屋側はもう長崎までの切符を売れないと踏んだのか、大安売りであっても売りさばきたかったのでしょう。私も日程に余裕があれば、2,420円と大変お得な切符で長崎まで行きたかったですが、あいにく翌日は仕事で、小倉で打ち切るしかなかったです…。まぁ、寝過しても博多まで行けて山陽新幹線に乗り換えが可能なので、保険付きのような切符でした。ただ、車内改札へ来た車掌へ説明するのが面倒くさかったですが…。



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大分駅からは特急『ソニック32号』に乗って小倉まで移動しました。車両は883系ではなく『白いソニック』の885系6連でした。但し、本来の青帯車両ではなく『白いかもめ』用の黄帯車両でした。ですが、車内は大差なく、私の持っている切符では指定席も選択可能ですが、今回は始発駅から乗車ということもあり、自由席を選択し、窓側席に座りました。車内はガラガラでしたが、これは指定席に乗れる2枚きっぷや4枚きっぷの利用者が多いことも影響しているでしょうね。



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また、座席は革張りで高級感が漂っていましたが、「鉄道ジャーナル」によるとこの座席もコストダウンの一環だそうです。

私の乗った『ソニック32号』は停車駅が多いタイプの列車で、速達タイプが停まらない杵築、宇佐、柳ヶ浦、宇島でも多くの乗車があり、行橋発車時点では自由席はほぼ満席となりました。私は終始車窓風景を眺めながら移動時間を過ごし、1時間28分の乗車で小倉に到着。私をはじめ半数近くの乗客が下車しました。居眠りせずに済みました。

小倉駅では自動改札を通り改札を出ました。長崎までの2枚きっぷは出てこなかったので、下車前途無効だったようです。私はJR西日本の新幹線コンコースへ急ぎ、加古川までの乗車券と新幹線自由席特急券を購入してすぐに入場しました。大分で加古川までの通しチケットを買った方が安いのでは?と思われた方も多いかもしれませんが、実際は今回のように分割購入した方が数百円ですが安かったです。
ホームへと上がると、すぐに『ひかりレールスター468号』(700系8連)が入線してきました。私は1号車自由席に乗りましたが、車内は空いていて難なく窓側E席に座れました。11分前に『のぞみ』が先行していたのでガラガラだったかもしれません。

新幹線の車内では車内販売の「チップスター」を買い、車窓風景を眺めながら移動時間を過ごしました。そして2時間弱の乗車で姫路に到着しました。今回も居眠りせずに済みました。



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姫路駅にて。700系7000番台『ひかりレールスター』です。

姫路駅ではJR神戸線の大垣行き普通電車(221系8連+4連)に乗り継ぎました。疲れていましたが、眠って大垣まで行かないように必死に車窓風景を眺め続けて眠気に耐え、無事に加古川駅にて下車できました。時刻は17時35分でした。

翌日からは仕事なので、下車後は自宅へ直行しました。

(つづく)


今回の新規踏破路線は有りません


(参考:鉄道ジャーナル、Wikipedia)