今回は、東京都北区の王子駅南西側に位置する、桜で有名な飛鳥山公園へのバリアフリー対応施設として、
坂道や階段を登らずに麓から山頂部までアクセスできるスロープカー路線、
飛鳥山公園モノレール【愛称:あすかパークレール】を紹介します。
坂道や階段を登らずに麓から山頂部までアクセスできるスロープカー路線、
飛鳥山公園モノレール【愛称:あすかパークレール】を紹介します。
(Yahoo!地図を使用)
区間 | 全長 | 高低差 | 方式 |
飛鳥山公園入口駅~飛鳥山山頂駅 | 48m | 17.4m | スロープカー(16名乗り搬器×1両のみ) |
訪問・撮影時 | 2012年4月 |
山麓駅に相当する飛鳥山公園入口駅は王子駅の南西側、さくら新道の先にあります。
料金は不要なのでそのまま乗車可能ですが、並ばないといけないケースが多いです。
ここでのスロープカーはあくまでのバリアフリー施設なので、健康な人は徒歩での登山をするように勧められています。
料金は不要なのでそのまま乗車可能ですが、並ばないといけないケースが多いです。
ここでのスロープカーはあくまでのバリアフリー施設なので、健康な人は徒歩での登山をするように勧められています。
飛鳥山公園入口駅からは路線の全容を眺めることが可能です。奥には飛鳥山山頂駅が見えます。
搬器は16人乗りと小さいです。搬器には『アスカルゴ』という愛称が付けられています。
搬器は16人乗りと小さいです。搬器には『アスカルゴ』という愛称が付けられています。
飛鳥山公園入口駅を発車しました。いきなり急勾配を上ります。
飛鳥山公園モノレールの駅にはホームドアが設置されていますが、
スロープカーはエレベーターの一種であることを考えると別に不思議なことではありません。
飛鳥山公園モノレールの駅にはホームドアが設置されていますが、
スロープカーはエレベーターの一種であることを考えると別に不思議なことではありません。
また、左側の大通りは明治通りで、都電荒川線の軌道敷が道路中央にあります。
道中は都電荒川線と並走します。都電の電車も急勾配を上り下りしています。
この付近で飛鳥山公園モノレールも左へカーブします。
この付近で飛鳥山公園モノレールも左へカーブします。
道中、飛鳥山公園入口駅方を望むと、並走する都電荒川線のほかに京浜東北線の王子駅、さらには東北新幹線、東北本線、湘南新宿ラインの列車も見ることができます。
また、地下には地下鉄の東京メトロ南北線の線路が線名の通り南北に通っています。
また、地下には地下鉄の東京メトロ南北線の線路が線名の通り南北に通っています。
飛鳥山公園入口駅を発車して約2分、山頂駅に相当する飛鳥山山頂駅に到着しました。
王子駅一帯を見下ろすことができ、駅周辺からはJRや都電の鉄道観察もできます。
王子駅一帯を見下ろすことができ、駅周辺からはJRや都電の鉄道観察もできます。
飛鳥山山頂駅にて。こちらは飛鳥山公園入口駅と違い、簡素な造りとなっています。
飛鳥山山頂の一帯は公園になっています。江戸時代に行楽地として整備された歴史ある公園です。
桜の季節には多くのお花見客で賑わっています。
桜の季節には多くのお花見客で賑わっています。
営業期間 | 12/29~1/3を除く通年。保守管理による運休あり。 |
営業時間 | 10時~16時(悪天候の場合は運転を中止することがあります)。 |
運転間隔 | 1編成の搬器が往復運転しているため最短でも約5分間隔。ダイヤはなく随時運転。 |
所要時間 | 片道2分。 |
料金 | 不要。 |
乗換駅 | 乗換路線 |
飛鳥山公園入口駅 | JR東日本:京浜東北線 (王子駅まで徒歩1分) |
飛鳥山公園入口駅 | 東京メトロ:南北線 (王子駅まで徒歩6分) |
飛鳥山公園入口駅 | 東京都交通局:都電荒川線 (王子駅前電停まで徒歩2分) |
今回の記事をもちまして、私が訪問したスロープカーなどエレベーター系の路線は全てUP致しました。
また新たに乗る路線がありましたら、その都度UP致します。
また新たに乗る路線がありましたら、その都度UP致します。
尚、今後もロープウェイ記事などはまだまだ続きますので、ぜひご期待下さいwww
(参考:Wikipedia)