第369回('06) 大井川鐵道大井川本線を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2006年2月下旬、週末に1泊2日の乗り鉄旅行をしました。
今度は、2月18日から19日にかけて、1泊2日で静岡県へ乗り鉄の旅に出かけました。

今回は1日目、2月18日前半の模様です。
今回の日程 2006年2月18日(土) 【前半】

加古川535(JR神戸線・941M)551姫路605(山陽新幹線→東海道新幹線・ひかり360号)755名古屋801(東海道新幹線・こだま564号)848浜松902(東海道本線・932M)942金谷1029(大井川鐵道大井川本線)1144千頭

【後半へ続く】
この日も4時頃に起床し、朝食後に自宅を出発。加古川駅発のJR神戸線下り一番列車(223系4連)に乗り、姫路駅にて下車しました。
姫路駅ではいつものように山陽新幹線へと乗り換えて、『ひかり360号』(300系16連)に乗り、加古川方へ引き返す形で東海道新幹線の名古屋駅まで乗車しました。『ひかり360号』は姫路始発なので、余裕で自由席の窓側席に座れました。米原や関ヶ原では雪を見たはずですが、記憶に残ってないです…。

名古屋では当駅始発の『こだま564号』(300系16連)に乗り継ぎ、浜松駅まで移動しましたが、当時の東海道新幹線『ひかり』『こだま』は300系ばかりで面白くありませんでした。

そして浜松駅では在来線に乗り換えましたが、新幹線ホームのキヨスクで浜松駅弁の「うなぎ弁当」(1200円)を買いました。在来線(東海道本線)では豊橋発静岡行の932Mに乗りました。113系の3連×2で、浜松で大半の乗客が入れ替わったので私はボックス席の進行方向窓側を取れました。932Mは定刻に浜松を発車し、過去に何度か『青春18きっぷ』の旅で通った東海道本線の雰囲気と車窓を懐かしみながら金谷駅までの乗車を楽しみました。そして浜松から40分で金谷に到着し、私は大井川鐵道へ乗り換えるべく下車しました。



イメージ 1金谷駅にて。当時は113系が活躍していました。


下車後は大井川鐵道の金谷駅へ。窓口で井川までの『大井川・アプトライン フリーキップ』(4,200円)を購入しましたが、乗車列車が来るまでには時間があったので駅の外へ出て周辺を散策しました。JR金谷駅の神戸方を見ると、牧の原トンネルの旧隧道のポータルがあったので見に行きました。



イメージ 2


そして金谷駅へ戻り、しばらく待っていると電車が入線してきました。千頭行きの普通列車は元・近鉄の特急車である16000系2連で、ほぼ近鉄時代のままの外観でした。大井川鐵道では他に元京阪3000系(初代)や元南海21001系もほぼ原形のまま活躍していて、あたかも関西私鉄の博物館のような様相です。私が乗車したのは車内はリクライニングシートの設備を有する16003Fで、私は窓側席に座りました。各車両約10人ずつの乗車具合でした。ちなみに大井川鐵道ではSL急行が毎日運行されていますが、私は日程の関係で今回のSL乗車は断念しました。



イメージ 3金谷駅にて。16000系電車です。塗装はくたびれていました。


列車は定刻の10時29分に金谷を発車し、少し走ると東海道本線と分かれ、左手にSLや旧型客車が留置されている車両基地を見て新金谷に着きました。新金谷から先は次第にローカル色が濃くなり、大井川沿いを北上するようになります。地名(じな)駅を発車後にはトンネルのような構造物をくぐりましたが、これはかつて架けられていた貨物索道をアンダーパスするためのトンネルで、索道が廃止後もトンネルだけが残っています。その後も大井川沿いを走り続けましたが、この時に浜松駅で購入した「うなぎ弁当」を食べました。そして金谷から1時間15分で終点の千頭駅に到着しました。千頭駅にもSLが留置されていました。

到着後は一旦改札を出て、駅舎を撮影してからすぐに改札内へと戻り、井川線の列車に乗りました。



イメージ 4千頭駅にて。駅前は市街地でしたが、閑散としていました。


(つづく) 


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
大井川鐵道:大井川本線金谷→千頭39.5km踏破達成!
(参考:Wikipedia)