第367回('06) 久大本線を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…
2006年2月、しばらく夜勤が続いていましたが、1月末から1週間だけ日勤と夜勤を交代するシフトになったので、これで週末に1泊2日の乗り鉄旅行ができるようになりました。
早速、2月4日から5日にかけて、1泊2日で九州方面へ乗り鉄の旅に出かけました。

今回は2日目、2月5日前半の模様です。
今回の日程 2006年2月5日(日) 【前半】

大分820(久大本線・82D特急『ゆふDX2号』)1044久留米(徒歩)JR久留米駅1058(西鉄バス・50系統)1107西鉄久留米1130(西鉄天神大牟田線・特急)1137大善寺1144(天神大牟田線・特急)1207西鉄二日市

【後半へ続く】
この日は6時半頃に起床し、朝食後にホテルをチェックアウト。コンビニへ寄ってから大分駅へ移動しました。この日はまず久大本線を乗りつぶして久留米まで移動する予定でしたが、前日に金券ショップへ行くのを忘れてしまい「2枚きっぷ」を入手できず、今回は仕方なく正規の乗車券と自由席特急券を購入して移動することにしました。改札内へと入り、既に入線していた大分発久大本線回り博多行きの特急『ゆふDX2号』に乗車しました。車両は名鉄パノラマカータイプのキハ183系1000番台で、現在は『あそぼーい!』で使用されています。私は中間車の自由席に乗りましたが、先頭車のパノラマシート(指定席)を押さえておけばよかったと後悔しています…。ちなみに『ゆふDX』は、日ごとにキハ185系使用の『ゆふ』号と入れ替わるので、『ゆふDX』に乗れただけでもラッキーでしたが…。自由席は窓側の席がほぼ埋まるほどの乗車率になり、私は進行方向左側の座席に着席しました。そして列車は大分駅を定刻に発車しました。



イメージ 1大分駅にて。キハ183系1000番台の特急『ゆふDX』です。


列車は少しずつ山間部へ入り、やがて温泉地の湯平を過ぎて盆地へ出ると、一瞬だけ左側車窓に由布岳が見えましたが、由布岳の風景はすぐに右側へと移りました。そして私が通路越しに右側の車窓を見ようとすると、通路反対側に座っていた親子連れが眩しさを嫌ってカーテンを閉めてしまいました。右側の空席を探そうものにも窓側席がすべて埋まっていて、結局由布岳を満足に眺められませんでした…。しかもカーテンを閉めたのは私の反対側の親子連れだけだったので、悔しかったです…。しかも由布院駅の様子もはっきりと分からずで、車窓風景の面では踏んだり蹴ったりでした…orz このとき私は改めてパノラマシートを確保しなかったことを悔やむと同時に、近いうちのリベンジを誓いました。しかし、カーテンを閉めるのも乗客の自由なので私は開き直り、左側車窓のみに特化して眺めることにしました。左側車窓のメリットとしては、豊後森駅構内にある扇形機関庫の遺構(当時はJR九州が所有していましたが、翌月の2006年3月に地元の玖珠町が購入)や、日田の町並み、筑後川の流れを見られたことでしょうか。日田では乗客が増えましたが、さほどでもなかったです。日田~福岡・博多では高速バスが優勢なのでしょうか?
日田からは以前に踏破した区間へと入り、大分県から福岡県へと変わります。そして筑後川を渡ると筑紫平野(つくしへいや)へと入り、南側に山並みを見ながら淡々と農村風景の中を西へ進みます。そして久留米市街の南側を回り込むように進むと北に針路を変えて鹿児島本線と合流し、久留米駅に到着しました。列車は博多まで行きますが、私はここで下車しました。久留米駅は昔ながらの雰囲気を残した駅でしたが、九州新幹線の開業を機に、在来線は橋上駅舎へと変わりました。



イメージ 2久留米駅にて。当時運行していた寝台特急『はやぶさ』に遭遇しました。



イメージ 3久留米駅にて。当時は昔ながらの駅舎でした。また、駅前にはブリヂストン(?)のタイヤではなく太鼓のモニュメントがありました。


街外れにある久留米駅からは、中心市街地にある西鉄久留米駅へ移動することにしました。しかし、2001年に西鉄駅からJR駅へ徒歩で移動した際、あまりの遠さに歩き疲れした経験があったので、今回は駅の南側にあるバスターミナルから発車する西鉄バスに乗って、楽々と西鉄久留米駅まで移動しました。バスでも9分を要し、やはり両駅間は遠かったです。

西鉄久留米駅に着いたのは11時過ぎでしたが、この後の行程を考えてここで昼食を食べることにしました。うまい具合に駅前に「松屋」があり、私は牛めしのセットを食べました。しかし他の客はほとんど定食を食べていました。そして、この店では定食のライスがおかわり自由である旨のポスターを発見し、私は「しまった」と思いましたが、後の祭りでした…。今回は仕方なく諦め、こちらも次回のリベンジを誓いましたが…。



イメージ 4西鉄久留米駅にて。JR駅よりこちらの方が駅前は賑やかでした。


西鉄久留米駅からは、2004年に高架化された天神大牟田線の西鉄久留米~津福(かつて毎日ご訪問下さっていて、2011年8月に他界された「酔っぱー降臨?」さんの最寄り駅です。酔っぱー降臨?さん、この場を使用しまして、改めてご冥福をお祈り申し上げます。)を改めて乗車するために、特急・大牟田行き(8000形6連)に乗り大善寺駅まで移動しました。実は高架化の1か月ほど前に天神大牟田線を乗りつぶししたのですが、今回は高架化後初乗車になります。私は転換クロスシートの座席に座って高架線からの風景を眺めました。
そして大善寺駅では改札を出てから再入場しましたが、『よかネットカード』を持っていたのでスムーズに動けました。今度は特急・西鉄福岡(天神)行きに乗りましたが、8000形6連の車内は混雑していて、私はドア脇で車窓風景を見ながら移動しました。西鉄久留米ではさらに乗客が増えて、西鉄がJRと好勝負をしていることを思わせるほどの混雑度になりました。電車は筑紫平野の田園風景の中を快調に走り、車庫のある筑紫(ちくし)辺りからは新しい家も目立つ住宅地へと入り、西鉄二日市駅に到着しました。私は太宰府線を乗りつぶすためにこの駅で下車し、太宰府線電車に乗り換えました。



イメージ 5西鉄福岡(天神)駅にて2006年10月撮影。特急用の8000形電車です。


(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
JR九州:久大本線大分→日田93.9km踏破達成!
(参考:Wikipedia)