第363回('06) 神戸で未乗のケーブルカーやロープウェイを乗りつぶし(１)

2006年１月、この頃は夜勤をしていて泊まりの乗り鉄遠征へは行きづらい状況でした。
それを逆手にとって(？)、地元の未乗線区を解消する足場固めを着実に進めました。

まずは１月10日、兵庫県神戸市の山陽新幹線・地下鉄・北神急行の新神戸駅近くにある新神戸ロープウェーを乗りに行きました。
尚、新神戸ロープウェーは2011年にリニューアルされ、神戸布引ロープウェイへと変わりました。北野１丁目駅はハーブ園山麓駅に、風の丘駅は風の丘中間駅に、布引ハーブ園駅はハーブ園山頂駅に、それぞれ改称されました(本文では当時の名称・駅名を使用します)。

今回の日程　2006年１月10日(火)　　

自宅920(自動車・加古川ﾊﾞｲﾊﾟｽ→第二神明道路→阪神高速3号神戸線)1020三宮中央通り駐車場(徒歩)三宮1038(神戸市営地下鉄西神・山手線)1041新神戸(徒歩)北野１丁目1050(新神戸ﾛｰﾌﾟｳｪｰ)1101布引ハーブ園1113(ﾛｰﾌﾟｳｪｰ)1124北野１丁目(徒歩)新神戸1141(地下鉄西神・山手線)1143三宮(徒歩)駐車場1200(自動車・阪神高速3号神戸線→第二神明→加古川BP)1330自宅

【帰宅】

2006年の仕事始めは１月４日だったのですが、すぐに３連休があり体のリズムが朝型に戻ってしまいました…。
そして３連休明けの１月10日、この日から仕事なのですが、前日も夜更かしせずに普通に寝てしまい、朝６時頃に起床しました…。このままでは昼寝も難しそうなので、体を疲れさせる意味もあって、車で神戸へ出かけ、1990年代の夏場には、記憶ではゴンドラがトラブルで停止してそのゴンドラ内が蒸し風呂状態になったことでも有名な(後に窓と扇風機を設置)、新神戸ロープウェー(当時の愛称：神戸夢風船)を乗りに行くことにしました。今回は真冬なので問題なかったです。

９時20分に自宅を出発。加古川バイパスから第二神明道路を経て阪神高速３号神戸線へ至る定番ルートを通りましたが、ＥＴＣのおかげで明石西(土山)と須磨の料金所はスムーズに通過できました。ただ、道中で女性ドライバーに煽られたのには驚きました…。
阪神高速では京橋ランプにて下車し、地下鉄海岸線の三宮・花時計前～旧居留地・大丸前の間にある三宮中央通り駐車場(地下)へ車を停めました。約１時間ですが、やはり電車のほうが速いです。車をおりた後は地下鉄海岸線の上を通る地下道や「さんちか」などを歩き、地下鉄西神・山手線の三宮駅に着きました。そして谷上行き電車(3000形６連)に乗り、新神戸駅にて下車しました。平日の昼間とあってガラガラでした。

新神戸駅にて2009年撮影。神戸市営地下鉄1000形電車です。

下車後は新幹線駅とは逆側の南改札口を出て、新神戸オリエンタルホテル(現在はＡＮＡクラウンプラザホテル神戸)などがあるオリエンタルシティを通り、裏手にある新神戸ロープウェーの北野一丁目駅に着きました。そしてすぐに駅舎へと入り、往復券を購入してから係員に案内され、６人乗りゴンドラに乗りました。この日はガラガラで、すぐに乗れました。ロープウェーは一気に六甲山系の世継山を登ります。山陽新幹線の新神戸駅を見下ろすことができました。そして神戸市街やポートアイランド、開業間近の神戸空港を見ながら空中散歩を楽しみました。さらに布引の滝も見えましたが、水が流れていませんでした…。中間駅である風の丘駅では下車せずにそのまま乗り続け、北野１丁目駅から11分の乗車で布引ハーブ園駅に到着しました。

新神戸ロープウェーです。５年後の2011年にリニューアルされました。

布引ハーブ園では神戸市街の眺めを堪能したりしましたが、時期的にハーブ園には花が咲いていなくて、訪問客は少なかったです。私も少し歩いただけですぐに布引ハーブ園駅へと戻り、再び市街地の景色を見ながら下山しました。私は夜間に新神戸ロープウェーには乗ったことがないのですが、夜景は綺麗だと思います。

新神戸ロープウェーからの眺めです。

そしてロープウェーを後にして、再び地下鉄へ。今度は新神戸駅始発の西神中央行き電車(1000形６連)に乗りました。相変わらずガラガラでしたが、下車した三宮では多くの乗車がありました。
その後は「さんちか」等を通って駐車場へ戻り、往路とほぼ同じ道を使って加古川へ帰りました。そして「ケンタッキーフライドチキン」で昼食を買ってから帰宅し、食事後すぐに就寝しました。おかげでこの週は無事に夜勤をこなすことができました。

(つづく)

今回の新規踏破路線

路線名	区間	距離	備考
新神戸ﾛｰﾌﾟｳｪｰ	北野１丁目～布引ハーブ園	約1.5km	2011年ﾘﾆｭｰｱﾙ。路線・駅の名称が変更

(参考：Wikipedia)