第362回('06) 関東乗り鉄の最後は寝台急行『銀河』で帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…

2005年12月29日~2006年1月2日、4泊5日の日程で、この年末年始も関東地方の鉄道路線を乗り鉄しました。
今回は最終回、2006年1月1日・元日午後から翌1月2日の帰宅までの模様です。
今回の日程 2006年1月1日(日・祝)【後半】~1月2日(月)  

安房鴨川(徒歩)安房鴨川駅1700(京成バス・アクシー号)1857東京駅八重洲口前(徒歩)東京1909(山手線外回り)1938新宿1941(中央・総武緩行線)1948中野2043(中央快速線・快速)2047新宿2111(中央快速線・快速)2120御茶ノ水2123(中央・総武緩行線)2124秋葉原2130(山手線内回り)2158新宿2220(中央快速線・快速)2233東京2300(東海道本線・101レ寝台急行『銀河』【車内泊】)718大阪721(東海道→山陽本線・709K快速)833加古川

【帰宅】
安房鴨川駅からは引き続き内房線で……となる場面ですが、今回はここで乗り鉄をストップしました。理由は、外房線と内房線に関しては上下別線の複線区間があるので、今回は外房線の下りのみを踏破することが目的でした。上り線については次の機会に内房線と一緒に踏破する予定でした。ちなみに、この時点で外房線の未乗区間は上り線の勝浦→大網で、内房線の君津までの複線区間は上下線とも踏破済みでした。次の機会は内房線→外房線の順に乗る予定でした。しかし、上下線踏破はあくまで参考記録で、私の公式記録としては片方向のみの踏破でクリア扱いです。



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安房鴨川駅にて。昔ながらの駅舎です。
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安房鴨川駅にて。E257系500番台特急形電車です。

安房鴨川駅からは外房線や内房線では帰らずに、東京湾アクアラインを経由する高速バス『アクシー号』に乗って東京へ戻ることにしました。発車時間まで時間があるので、駅北側の「ジャスコ」にて休憩してからバス停へ。既に4~5人並んでいました。そして17時前にバスが到着。3社による共同運行便ですが、今回は京成バスでした。私は余裕で窓側席へ座れました。最終的に窓側席がほぼ埋まるほどの乗車率になりました。東京湾アクアラインができて、房総半島は高速バスが便利になりました。外房方面は特急『わかしお』と高速バスが所要時間ではやや鉄道有利、料金ではバスが有利で、鉄道も健闘しているようですが、内房方面はバスの方が所要時間、料金とも優勢で、特急『さざなみ』は本数が大幅に減ってしまいました…。

『アクシー号』は17時に安房鴨川駅を発車し、海沿いではなく内陸部へ進みます。鴨川有料道路を通り早くも内房へ。山里を走って久留里線と並走し、35分ほどで久留里駅前に停車しました。
その後も久留里線と並走しながら国道を北上しますが、こちらが小櫃駅付近で西へ進路を変えて、久留里線と分かれました。その後は、かずさアカデミアパークに寄ってから木更津市内を通り、今度は東京湾アクアライン連絡道の側道を通り、千葉県内最後の停留所である木更津金田バスターミナルに停車しました。当時はありませんでしたが、現在は近くに三井アウトレットパーク木更津がありますね。
結局、途中の停留所では合わせて3~4人増えただけで、木更津金田を発車しました。次は終点の東京駅です。そして、いよいよ東京湾アクアラインへと入り、もう暗くてあまり分かりませんでしたが、海を橋(東京湾アクアブリッジ)で渡り、海ほたるPAを過ぎるとトンネル(東京湾アクアトンネル)へと入りました。暗かったので、あまり感動はしませんでしたw
そしてトンネルを出るともう神奈川県川崎市です! 私の記憶では川崎浮島JCTから首都高速湾岸線へと入り、羽田空港を通って大井から1号羽田線へと移ったはずです。これも記憶ですが、京橋で下車したはずです。最後は一般道を通り、1時間57分の乗車で終点の東京駅八重洲口前に到着しました。2時間を切っていたので、アクアラインの効果を思い知らされました。これが鈍行で戻っていたら、今頃ようやく千葉駅に着いた頃です…。

東京駅到着後は、『銀河』の発車する22時までの4時間、時間をつぶさなければなりません。まずは山手線外回り(E231系11連)を半周して新宿駅へ。そして緩行線(E231系10連)に乗り換えて中野で下車しました。ここでドラッグストアを探すべく、商店街を北へ歩きましたが、元日なので休業している店ばかりでした…。そしていつしか中野ブロードウェイ(現地で初めて存在を知りました)に迷い込み、大阪の梅田第(1~4)ビルや神戸の元町高架下のような雰囲気に圧倒されました。しかし、ほとんどの店舗でシャッターが下りていて、ドラッグストアが見つかりません…。仕方ないので外へ出て、しばらく歩いているとドン・キホーテを発見! ここで足裏の消臭スプレーを買いました。この冬用に新しく買った靴が妙に気密性が高く、若干臭いが鼻についたので、この晩は車内泊ということもあり、万全を期した次第です。

その後は中野を後にして、中央快速線(201系10連)で新宿に戻りました。そして構内で遅めの夕食(力うどん)を食べました。この時点でも21時過ぎで、まだ2時間近くあります…。
新宿から中央・総武緩行線(E231系10連)で秋葉原へ。山手線内回り(E231系11連)に乗り継いで新宿駅に戻りました。一旦改札を出てコンビニで飲料などを調達し、今度は東京都区内
→加古川の乗車券を自動改札機に投入し、中央快速線(201系10連)に乗って東京駅へ帰ってきました。時刻は22時33分、丁度良い時間になりました。

さて、東京駅では中央線ホームから東海道線ホームの9番線へと移動し、しばらく待っていると、22時49分に『銀河』が入線してきました。2度目の乗車です。EF65PF形がブルートレイン24系25形客車6両を牽引していました。私は車内へ入ると禁煙B寝台の、不本意ですが指定された上段寝台へ上がり、車掌の車内改札を待ってからすぐに就寝しました。下段にも乗客がいましたが、すぐに寝たので気になりませんでした…。

翌朝(1月2日)。起床したのは京都の西大路駅付近を通過中でした。私の区画にいた他の乗客は京都までで下車したようです。私は下車の準備を整えて、通路側の補助席に座って車窓風景を眺めていました。そして定刻の7時18分、終点の大阪駅に到着しました。在来線で東京発大阪行き(その逆も)の、二大都市で完結する列車はこの寝台急行『銀河』のみになってしまいました…。上段は不満でしたが(自業自得ですが…)、新幹線では不可能な夜行列車の旅は在来線でなければできません。



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大阪駅にて。寝台急行『銀河』です。24系客車です。

そして大阪駅では3分の接続でJR神戸線の快速(223系8連)に乗車。何とか窓側席に座れ、そのまま一睡もせずに1時間少々、無事に加古川駅にて下車しました。



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加古川駅にて。既に高架化され、駅前広場が整備されつつありました。
踏破1年目の1999年と比較して全く別の駅のようになりました。

まだ朝食を食べていなかったので、すぐに自宅へ帰りました。

以上で、4泊5日に及んだ年末年始の関東乗り鉄が終了しました。
この年は夜勤でスタートするので、乗り鉄ができるのかと不安を抱きながら2006年のスタートを締めくくりました。

(つづく)


今回の新規踏破路線は有りません

(参考:Wikipedia)