第355回 大山ケーブルカー(神奈川県)を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2005年12月29日~2006年1月2日、4泊5日の日程で、この年末も関東地方の鉄道路線を乗り鉄しました。
まずは初日、2005年12月29日は午前中の模様です。
今回の日程 2005年12月29日(木) 【前半】  

加古川535(JR神戸線・941M)551姫路605(山陽新幹線・ひかり360号)641新大阪649(東海道新幹線・のぞみ202号)906新横浜909(横浜線・809K快速)926町田942(小田急小田原線・急行)1006伊勢原⇒伊勢原駅北口1025(神奈川中央交通バス)1047大山ケーブル駅(徒歩)追分1100(大山ケーブルカー)1106下社1140(ケーブルカー)1146追分(徒歩)大山ケーブル駅1202(神奈中バス)1226伊勢原駅北口⇒伊勢原1247(小田急小田原線・急行)1307相模大野1309(江ノ島線)1313中央林間

【後半へ続く】
この日はいつものように4時起床でしたが、実は前日の28日午前まで夜勤をしていました。しかし、夜型を1日で朝型に戻すのは意外と簡単でした。逆は難しいのですが…。
そして朝食後に自宅を出発して、加古川駅からはJR神戸線の下り1番列車(223系4連)で姫路駅へ。
姫路駅からはいつもと同じく山陽新幹線に乗り換えて、まずは『ひかり360号』(300系16連)で新大阪駅まで移動し、そして新大阪駅からは東海道新幹線の『のぞみ202号』へと乗り継ぎました。どちらの列車も年末年始の帰省ラッシュとは逆方向だったのでガラガラで、窓側E席に座れました。

そして2時間以上乗り続け、新横浜駅にて下車しました。新横浜駅で下車するのは初めてでした。
その後は横浜線へと乗り換えて、快速電車(205系8連)に乗って町田駅まで乗車しましたが、相変わらず横浜線は乗客が多いです。6扉車が連結されているワケですね。そして町田駅にて下車して小田急線へ乗り換えるとき、郊外の都市でありながら、あまりの人の多さにさらに驚きました。やはり人の多さは関西とは違います…。



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町田駅にて。写真はJR駅です。
郊外の都市ですが、関西で例えると京阪神のトップクラス駅並の人がいました。

町田駅では、町田~伊勢原の乗車券と伊勢原からのバス、さらに大山ケーブルがセットになった往復券『丹沢・大山フリーパスA』(1,710円)を購入しました。
そして小田急小田原線の下り急行電車(8000形4連+3000形6連)に乗りました。乗客が多かったので私はドア脇へ。意外にも(?)初乗車となる町田~海老名をはじめ、全区間で車窓風景を入念に眺めながら伊勢原駅まで移動しました。

伊勢原駅北口からは神奈川中央交通バス、略して「かなちゅう」のバスに乗りました。乗客は20人ほどで、やや多かったです。実は前年の2004年にも大山ケーブルカーを乗りつぶすべく伊勢原駅で下車したのですが、その時はバス待ちの長い行列に圧倒されて断念しました。今回はそのリベンジです。バスは次第に山間部へと入っていき、22分の乗車で終点の大山ケーブル駅停留所に到着しました。



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大山ケーブル駅停留所にて。「かなちゅう」の路線バスです。

そして停留所からは茶店や土産物屋、旅館等が並び、上り坂が続く参道を歩き、多少息切れした状態で大山ケーブルカー(正式名称は大山観光電鉄大山鋼索線)の追分駅(現在の大山ケーブル駅)に着きました。改札口ではフリーパスを提示して入場し、リニューアルされたばかりの赤色の車両「たんざわ」号に乗車しました。乗客はそこそこ多かったですが、山麓側の座席をゲットできました。

ケーブルは追分駅を発車し、トンネルを抜けて急勾配を登り続けます。そして山頂側からの車両と離合する中間地点に設置されている不動前駅(現在の大山寺駅)に着きました。下車客2名、乗車ゼロで対向車両と同時発車し、さらに山を登り続け、もう一つトンネルを抜けると追分駅から6分で終点の下社駅(現在の阿夫利神社駅)に到着しました。



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大山ケーブルカーの車窓から。写真は中間駅の不動前駅です。

下社駅にて下車後は阿夫利神社下社へお参りして、その後は休憩がてら周囲の景色を眺めてから帰りは緑色の車両「おおやま」号に乗って下山しました。追分駅からは再び参道を通りましたが、今度は下り坂だったので楽でした。
そして、既に現在の駅名を名乗っていた大山ケーブル駅バス停からは神奈中バスに乗って伊勢原駅北口まで戻りました。行きと違ってガラガラでした。

伊勢原駅へ戻りましたが、時刻は12時30分。付近に飲食店がないか探しましたが、イトーヨーカドーがあったものの目ぼしいお店は見つからず、断念しました。今度の目的地は向ヶ丘遊園駅だったのですが、ここで私は小田急江ノ島線の起点である相模大野分岐点で上下線が大きく離れていることに気付き、実は2日後には江ノ島線を全線踏破する予定でしたが下り線だけの予定だったので、急遽行程を変更して中央林間へ行って折り返すことにしました。これで伊勢原~町田では途中下車不可のフリーパスは使えずじまいになってしまい勿体ないですが、仕方ありません…。
まずは『パスネット』で入場し(当時は『PASMO』のデビュー前でした)、小田原線の急行電車(9000形6連+8000形4連)に乗って相模大野を目指します。腹が減っていたので座席に座って移動しました。そして相模大野では2分の接続で江ノ島線の各停(5000形6連。写真を撮らずに後悔しています…orz)に乗り継ぎ、上り線と離れて走る区間の車窓風景を特に注意しながら眺めて、中央林間駅にて下車しました。



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中央林間駅にて2011年撮影。写真は3000形電車です。

もう空腹が限界なのでここで下車して昼食を食べようと思ったところ、駅構内に「箱根そば」を発見! 迷わず店内へと入り、そばとカレーのセット(480円)を食べて空腹を満たしました。
食後は一旦改札を出て再び『パスネット』で入場。今度は上り電車を待ちました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
小田急電鉄:小田原線町田→海老名11.7km
大山観光電鉄:大山鋼索線(※1)追分~下社0.8km踏破達成!
小田急電鉄:江ノ島線(※2)相模大野分岐点~中央林間2.8km
(※1)駅名は2005年当時のもの。
(※2)相模大野~相模大野分岐点の営業キロは0.2km。

(参考:Wikipedia)