![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/25/1d/j/o0550041214425210384.jpg?caw=800)
沿線出身の作家・太宰治氏の作品にちなんで『走れメロス号』の愛称が付けられています。
今回は、立佞武多で有名な青森県・五所川原市から津軽半島中央部を北へ走り、小説家・太宰治氏の出身地である旧・金木町を通って津軽平野北部の中泊町へ至るローカル私鉄路線、
津軽鉄道線を簡単に紹介します。
津軽鉄道線を簡単に紹介します。
尚、冬期は『ストーブ列車』が運転されていますが、私の訪問時が5月だったために『ストーブ列車』の写真が一切ありません。ご了承下さい。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/d3/a2/p/o0640048014425210404.png?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
津軽鉄道:津軽鉄道線 | 津軽五所川原~津軽中里 | 20.7km | 全線単線・非電化 |
踏破達成時・撮影時 | 2006年5月 |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/19/35/j/o0550041214425210429.jpg?caw=800)
古い駅舎が今も使用されています。
尚、駅舎とホームはJRと分離されていますが、跨線橋はJRと共用しています。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/17/6f/j/o0550041214425210450.jpg?caw=800)
反対側(写真右側)のホームは使用されていません。
また、使用されていないホームのさらに右側には、車両基地の津軽五所川原機関区があります。
津軽五所川原を発車するとすぐに緩やかに右へカーブし、左へカーブする五能線と分かれます。住宅地を走りますが、旧十川を渡って十川駅を過ぎると田園風景へと変わり、東へ進みます。津軽自動車道をアンダーパスした後に左カーブしながら五農校前に停車し、その後は北へ針路を変えて、右手に丘陵地帯を見ながら津軽平野の田園風景の中を走り、津軽飯詰に着きます。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/1b/33/j/o0550041214425210472.jpg?caw=800)
津軽飯詰を過ぎると次第に丘陵地へと入ってゆき、時には切り通しも走りながら毘沙門(びしゃもん)、嘉瀬と北上します。
嘉瀬を発車後は左へカーブして、再び広大な田園風景の中を走ります。やがて右へカーブして住宅地が見えてくると金木に到着します。
嘉瀬を発車後は左へカーブして、再び広大な田園風景の中を走ります。やがて右へカーブして住宅地が見えてくると金木に到着します。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/77/19/j/o0550041214425210493.jpg?caw=800)
旧・金木町(現在は五所川原市)の中心駅でもあります。
また、太宰治氏の生家は現在、太宰治記念館「斜陽館」になっていて、入館もできます(有料)。金木駅より徒歩7分です。
金木を発車すると住宅地の中を左へカーブし、しばらくすると芦野公園に着きます。芦野公園を発車後は右へカーブして田園地帯を北上し、川倉を過ぎると青森県・五所川原市から中泊町へと変わり、大沢内に着きます。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/8f/bf/j/o0550041214425210517.jpg?caw=800)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/2d/9c/j/o0550041214425210540.jpg?caw=800)
駅舎への出入り口シャッターの上部には「本州最北の民鉄」と書かれています。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/6d/53/j/o0550041214425210567.jpg?caw=800)
「スーパーストア ジュニア」の前には「コープ」が入居していました。
全区間にわたり概ね1~2時間に1本の割合で運転されています。基本的に普通列車中心の運行形態ですが、朝と夜間には準急列車が数本設定されています。また、冬期に運転される『ストーブ列車』は毘沙門駅を通過します。
運転区間について、津軽五所川原~津軽中里の通し運転がメインですが、一部は金木~津軽中里の区間運転です。
運転区間について、津軽五所川原~津軽中里の通し運転がメインですが、一部は金木~津軽中里の区間運転です。
ちなみに、『ストーブ列車』に乗車するには運賃の他にストーブ列車料金300円が必要です。尚、『ストーブ列車』には料金不要のディーゼル車両が津軽五所川原寄りに連結されています。
また、津軽五所川原駅でのJR五能線列車との接続はある程度考慮されていますが、長時間待たされる場合もあるので、しっかりと行程を組んでからのご訪問をお勧めします。
また、津軽五所川原駅でのJR五能線列車との接続はある程度考慮されていますが、長時間待たされる場合もあるので、しっかりと行程を組んでからのご訪問をお勧めします。
使用車両は『走れメロス号』の津軽21形が中心で、『ストーブ列車』は車内にダルマストーブを設置している客車(オハフ33系とオハ46系)です。
津軽五所川原~津軽中里の普通列車での所要時間は、概ね40分弱です。
乗換駅 | 乗換路線 |
津軽五所川原駅 | JR東日本:五能線 (五所川原駅) |
(参考:津軽鉄道のHP、Wikipedia)