第309回 京急の乗りつぶし完了。京成の支線なども乗りつぶし。 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2004年12月26日~2005年1月2日、6泊(うち車内で2泊)7日の日程で関東地方へ。
千葉県や北関東を中心に乗り鉄を楽しみました。

今回は、第5日目(12/31)・大晦日の午後の内容を中心に紹介いたします。
今回の日程 12月31日(金) 【その2】

京急久里浜1215(京急久里浜線・快特)1227三崎口1241(京急久里浜線→本線・快特)1350泉岳寺1350(都営地下鉄浅草線→京成押上線)1421青砥1423(京成本線・快速)1426京成高砂1433(京成金町線)1440京成金町(徒歩)金町1454(常磐緩行線)1500綾瀬1512(東京メトロ千代田線)1524西日暮里1530(山手線内回り)1540池袋

【その3へ続く】
千葉県の浜金谷から東京湾フェリーで神奈川県の久里浜へ渡りました。
午後は、京急久里浜駅からスタートです。

まずは『パスネット』で入場(『PASMO』は2007年に導入)し、高架ホームへ上がるとすぐに快特・三崎口行きが入線しました。車両は2000形の8連で、空いているクロスシートに座りました。
電車は「ドレミファインバータ」を奏でながら発車し、丘陵地の比較的新しい線路を走ります。ちなみに快特は久里浜線内の各駅に停車しますが、種別は全区間で『快特』です。関西圏の『新快速』と同じで、種別の持つネームバリューの重要性を感じました。電車はトンネルで山を越え、YRP野比に着きました。この駅は元々「野比」駅で、「ドラえもん」のキャラクターである「野比のび太」を思い出さずにはいられませんでしたw その後も電車は各駅に停車しながら東京湾沿いを走りますが、乗車中に降りだした雨のせいで東京湾をまともに眺められませんでした…。停車駅ごとに下車が乗車を大きく上回り、最後はガラガラの状態で終点の三崎口駅に到着しました。到着後、私は終端部へ行って、写真撮影をしましたが、油壷へ延伸されることになるのかどうか…。



イメージ 1

三崎口駅にて。2100形と1500形の並びです。
イメージ 2

三崎口駅の終端方を撮影。油壷まで延伸される日は来るのでしょうか?。

その後は一旦改札を出て駅舎を撮影し、悪天候だったのですぐに改札内へと戻りました。そして、往路に乗った2100系が折り返しの快特・泉岳寺行きに変わったので、これに乗車しました。この時点では車内はガラガラでした。

快特は定刻に発車しましたが、もう「ドレミファインバータ」には飽きてしまいましたw 今ではほとんど聴けないので、もっとじっくりと楽しめば良かったのですが、さすがに何度も聴くと…。快特は往路と同じく久里浜線内は各駅に停車し、京急久里浜を過ぎて堀ノ内からは本線に入りましたが、実質的には浦賀へ延びる本線が支線的な扱いで、久里浜線が本線の延長といった感じになっています。そして横須賀中央では満席になり、さらには座れない乗客も出てきました。電車は雨の中、丘陵地帯をかっ飛ばしますが、やはり京急の快特は評判通り速いですね。そして車庫のある金沢文庫では後部に羽田空港行きとなる4両編成を増結し、12両編成となりました。そして金沢文庫からは初乗車区間となり、入念に車窓風景を眺めました。電車は少しずつ横浜へ近づくのですが、沿線は丘陵地で平地が少ないです。神戸と同様に坂道が多そうです…。そして上大岡ではさらに乗車があり、車内は混雑してきました。電車は雨の中、相変わらずの高速で走り、やがて平地へと出ると市街地を通り、神奈川県内で最大のターミナル駅である横浜駅に着きました。この時点で京急の乗りつぶしは完了しました。到着後、多くの乗客が下車しましたが、乗車は下車を下回りました。やはり横浜以南の乗客は横浜でJRや東急に乗り換えるのでしょうか? まぁ、横浜を目的地とする乗客も相当いると思いますが…。

快特は横浜を発車後も雨の中を快調に飛ばし、並走するJRを上回る走りを披露してくれました。そして京急川崎では羽田空港へ向かう後部4両を切り離して、再び8両に戻りました。その後は東京都へと入り、まだ地上駅だった京急蒲田にも停車して品川に到着。多くの乗客が下車しました。そして品川からは地下へと潜り、終点の泉岳寺に到着しました。三崎口から1時間9分の道のりでしたが、快適な旅でした。特に横浜から品川の間はJRと並走しているにもかかわらず健闘していた印象を抱きました。スケールは違いますが、関西で似たようなロケーションの環境で走っている山陽電鉄が明石~神戸間でJR相手に大苦戦しているのとは大違いでした。

泉岳寺ではすぐの接続で、同じホーム向かい側に停車していた都営地下鉄浅草線の電車に乗り換えました。行き先は京成の青砥でした。車両は都営5300形の8連で、座席はほぼ埋まっていたので私はドア脇のポジションに陣取りました。まぁ、全線地下なので駅部分だけを入念にチェックしながらの移動となりました。そして、当時は東京スカイツリーの建設前で、比較的乗降客が少なかった押上からは乗り入れ先の京成押上線へと入りました。押上を発車後はすぐに地上に出ましたが、京急乗車時は雨だったのが雪に変わっていました! 電車は雪が降りしきる中を走り、荒川を渡ってしばらく市街地を走ると左側から来た本線と合流して、終点の青砥に到着しました。重層高架駅の上層階・3階ホームに着きました。そして、すぐに来た快速に乗り継ぎましたが、この快速も都営浅草線から直通してきたようで、車両は都営5300形8連でした。車内は先程より混雑していたのでドア脇へ。と言っても1区間だけ乗車して次駅の京成高砂で下車しました。

そして京成高砂では金町線に乗り換えました。当時の金町線は高架ホームではなく、本線と同じ地上ホームから発着していたので乗換は楽でした。金町行きの普通電車はセミステンレス車体の3500形4連でした。車内はそこそこの乗車率でした。
電車は定刻に京成高砂駅を発車し、左へカーブして本線や北総線と分かれました。その後は雪が降る中、住宅街を北上し、映画「男はつらいよ」の舞台になった地である柴又に着きました。徒歩数分の場所に柴又帝釈天があり、翌日からの正月三が日は多くの初詣客で賑わうことでしょう。電車は柴又を発車し、単線で住宅街を北上して、わずか数分の乗車で終点の京成金町に到着しました。単式ホーム1面1線の小さな終着駅でしたが、駅ビルは比較的大きかったです。



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2枚とも京成金町駅にて。雪が降っていましたが、通常運行でした。

下車後は、雪が舞う駅前広場を歩いてJRの金町駅へ。当駅には緩行線の電車しか停車しないので、上野や東京駅方面へ向かう際は不便です。私は自動改札機に『北海道&東日本パス』を通して入場し、代々木上原行き(?)の緩行線電車に乗車しました。車両は東京メトロの6000系10連で、車内は比較的混んでいたので私はドア脇のポジションへ。しかし、6000系は乗降扉の窓が小さくて、景色はやや見づらかったです…。電車は「こち亀」ゆかりの亀有、そして千代田線との境界駅である綾瀬の順に停車しますが、私は綾瀬にて下車しました。今回は西日暮里まで乗る予定で、また駅前の様子も見たかったので、5年ぶりに駅の外へ出ましたが、駅前はあまり変化がありませんでした。

そして駅へと戻り、今度は『パスネット』で入場して、改めて東京メトロ千代田線の電車に乗車しました。代々木上原行きの電車は、2編成しかないJR東日本の209系1000番台でした。
そして私は今回もドア脇の位置に。電車は綾瀬を発車後、荒川を渡ってから地下へ。そしてすぐに北千住に到着しました。この北千住まではJRのきっぷでも乗車可能で、上野へ向かう常磐快速線への乗換も可能です。しかし、移動には若干時間を要します。北千住からはひたすら地下を進み、2駅目の西日暮里にて下車しました。

西日暮里駅は山手線・京浜東北線との接続駅ですが、山手線の駅としては最も新しい駅です(2012年12月現在)。私はその山手線に乗り換えて、内回り電車に乗車しました。車両はE231系11連で、この時点では205系を見る機会がめっきり減っていました。私はドア脇の位置で、ドア上のモニターを見ながら移動しました。そして私は池袋で下車しました。ずっと降っていた雪は小雨に変わっていました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
京浜急行電鉄:久里浜線京急久里浜~三崎口8.9km踏破達成!
京浜急行電鉄:本線金沢文庫→横浜17.3km踏破達成!
都営地下鉄:浅草線浅草橋→蔵前0.7km踏破達成!
京成電鉄:押上線押上→青砥5.7km踏破達成!
京成電鉄:金町線京成高砂→京成金町2.5km踏破達成!
(参考:Wikipedia)