第269回 名鉄羽島線と遠州鉄道西鹿島線を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2004年7月10日、東海地方へ日帰りで乗り鉄の旅に出かけました。
当初は長良川鉄道線を乗りつぶす予定でしたが、大雨の影響で予定変更を余儀なくされました…。
今回の日程 2004年7月10日(土)

加古川535(山陽本線・941M)550姫路608(山陽→東海道新幹線・ひかり300号)742岐阜羽島(徒歩)新羽島753(名鉄羽島線→竹鼻線)814笠松817(名古屋本線)826新岐阜(徒歩)岐阜851(東海道本線・5212F新快速)918名古屋951(東海道新幹線・ひかり262号)1011豊橋1031(こだま454号)1044浜松(徒歩)新浜松1124(遠州鉄道西鹿島線)1156西鹿島1215(天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線・130レ)1321掛川1321(東海道本線・441M)1346浜松1410(945M)1445豊橋1502(名鉄名古屋本線・特急)1553新名古屋1605(東海道新幹線・ひかり275号)1659新大阪1707(東海道本線・普通)1711大阪1745(東海道→山陽本線・3281M新快速)1835加古川

【帰宅】
この日は朝4時に起床し、朝食を食べて5時過ぎに自宅を出発しましたが、天気がイマイチでした…。加古川駅を5時35分に発車する下り一番列車(221系4連)に乗り姫路へ。そして姫路からは山陽新幹線に乗り換え、上り『ひかり300号』(300系16連)に乗って岐阜羽島まで移動しました。『ひかり』であれば西明石乗換でも良いのですが、この頃は新幹線の車窓から地元・加古川を眺める願望が強く、多くの出費をしてまで姫路からの上り列車乗車にこだわっていました。自由席に乗りましたが、さほど混雑はしませんでした。

そして7時42分に岐阜羽島に着きました。雨が結構降っていて、この日の目的は長良川鉄道でしたが、運休していないか心配でした。まずは名鉄羽島線の乗りつぶしをすべく、駅東側の新羽島駅へ。窓口で新岐阜(現・名鉄岐阜)までのきっぷを買って、高架ホームへの階段を上がりました。実は子供の時に羽島線は乗ったことがあるのですが、私の乗りつぶしルールに従い、1998年以前に乗った線区は一度リセットしたので改めて乗りつぶしに来ました。
羽島線の笠松行き普通電車は3100系2連で、新羽島発車時点ではガラガラでした。



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2枚とも新羽島駅にて撮影。岐阜羽島駅との間のビルは当時まだありませんでした。

新羽島を発車するとしばらく高架線を進み、やがて地平へと下りて左へカーブすると江吉良到着。あっけなく羽島線の踏破が完了しました。列車はそのまま竹鼻線へと直通しました。羽島市役所前と竹鼻で多くの乗車があり、さらに柳津でも高校生を中心に乗車が多く、車内は混雑していました。その後は、確か道路から見ると「おちぼ稲荷参詣電車」(は大文字だったような…)と書かれていた(今はどうか分かりませんが…)ガードを渡り、西笠松を経て終点の笠松に到着しました。地方競馬の笠松競馬場(オグリキャップなどが有名)が近くにあります。
笠松からは名古屋本線の普通(3500系4連)に乗り継いで終点の新岐阜まで乗車しました。車内には高校生が多かったです。
そして新岐阜駅からは雨の中、傘をさして歩きJRの岐阜駅まで移動しました。

岐阜駅からは高山本線で美濃太田まで移動する予定でしたが、何と大雨で高山本線が運休、復旧時刻が未定とのことでした。雨は相変わらず降っていて、もし長良川鉄道が動いていたとしても眺望が望めないですし、長い間待っていても仕方がないと判断し、今回は長良川鉄道を断念。東海道本線の新快速(311系4連)に乗り、とりあえずは名古屋まで移動しましたが、この新快速も大雨の為に徐行運転をして、名古屋到着が8分遅れました。

名古屋駅では改札外でこの先の行程を考え、思いついたのが遠州鉄道の乗りつぶしでした。早速新幹線のりばへと急ぎましたが、改札前にはテレビ局の取材班が。どうやら東海道新幹線も遅れているようでした。でも遅れが出ても動いているようなので、新幹線のきっぷを買いました。出費を抑えるために豊橋で特急券を買いなおすこととし、まずは浜松までの乗車券と豊橋までの特定特急券を買いました。そして改札を通りホームへ上がってソラリー式の掲示板を見ると、軒並み遅れているようでした。しかしながら都合よく豊橋停車の『ひかり262号』(300系16連)が入線してきて、私はすかさず自由席に乗車しました。自由席はガラガラでした。そして雨の中、尾張から三河へ。名古屋から20分で豊橋に到着しました。豊橋駅では一度改札を出て在来線での移動も考えましたが、浜松行き特別快速が発車したばかりで次の電車まで時間が開く為、やむなく新幹線の特定特急券を購入して新幹線ホームへと戻り、後続の『こだま454号』(300系16連)の6号車自由席に乗り、浜松まで移動しました。そして浜松で下車後、駅にあるマクドナルドにて早めの昼食を済ませました。

昼食後は駅西側にある遠鉄百貨店北側を通り高架駅の遠州鉄道・新浜松駅へ。きっぷを買って自動化されていない改札口を通りホームへと上がりました。そしてしばらく待っていると西鹿島行き電車(1000形2連)が入線し、私は前方車両に乗車しました。乗客はそこそこ多かったです。



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新浜松駅にて撮影。旧型の2扉車・30形です(写真の編成は後に廃車)。

新浜松からしばらくの間は市街地の高架線を走ります。雨は岐阜や愛知より小降りでした。やがて地平へと下り、住宅地を走ります。沿線にこれといった見所もなく、車窓風景も単調気味でした。駅ごとに乗客が減り、32分の乗車で終点の西鹿島に到着しました。



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2枚とも西鹿島駅にて撮影。
車両は私が乗車した1000形です。名鉄が出資している影響もあるのか、赤色ベースの塗装です。
また、駅舎は洋館のような雰囲気です。

西鹿島からは遠鉄を往復乗車せず、天竜浜名湖鉄道線に乗り掛川へと向かいました。前年に乗車した時、原谷辺りで居眠りをしてしまい、車窓風景を眺めるための再乗車です。車両はTH2104の単行で車内はガラガラでしたが、遠州森から増えてきました。幸いにも雨はほとんど止んでいて、前回見逃した原谷付近の車窓風景もしっかりと目に焼き付け、リベンジを達成しました。そして1時間以上の乗車で掛川に着きました。

掛川からは在来線に乗り継いで(113系4連)西へ。ロングシートに座りました。さらに浜松では豊橋行き(113系3連)に乗り継いで豊橋まで移動しました。こちらはボックス席を取れました。
そして豊橋からはJRを使わずに、名鉄に乗り換えて特急(1000系-1200系6連+1800系2連)新名古屋(現・名鉄名古屋)まで移動しました。展望席が後ろ向きなので一般車に乗りました。今回はただ名鉄に乗りたかっただけです…。車内は閑散としていましたが、知立からは混雑してきました。そして51分の乗車で新名古屋に到着。楽しかったので時間の経過が早く感じました。

そして名古屋からは東海道新幹線の『ひかり275号』に乗車。何とか自由席の3列シート窓側A席に座り、東海地方は雨が降る中を新大阪まで移動しました。大阪は雲りだったと記憶していますが…。
その後は在来線へと乗り換えて、普通電車(207系4連+3連)で大阪駅へ。途中下車して買い物をしました。
最後は新快速(223系8連+4連)に乗り加古川へ戻りました。先頭で並んでいたので窓側席に座れました。
加古川駅到着後はすぐに帰宅しました。

今回は目的の長良川鉄道越美南線を乗りつぶせなくて残念でした…。
その影響で実に中途半端な乗り鉄になってしまいましたorz
近いうちのリベンジを誓いました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
名古屋鉄道:羽島線新羽島→江吉良1.3km踏破達成!
遠州鉄道:鉄道線(西鹿島線)新浜松→西鹿島17.8km踏破達成!
(参考:Wikipedia)