第262回 2004年も北海道へ。石勝線夕張支線を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2004年5月22日~5月27日の間、仕事を一週間休み、『周遊きっぷ(北海道ゾーン)』を使用して北海道へ。
昨年に続いて北海道の路線を乗りつぶしました。
今回の日程 2004年5月22日(土) 【前半】

加古川654(JR神戸線・3302M新快速)744大阪(徒歩)梅田750(阪急宝塚本線・急行)804蛍池807(大阪モノレール線)810大阪空港(徒歩)大阪【伊丹】空港925(JAL2003便)1105新千歳空港1119(千歳線空港支線・3873M快速エアポート113号)1126千歳(徒歩)千歳駅前1140(レンタカー)1245新夕張1253(石勝線夕張支線・2637D)1319夕張1327(2634D)1348新夕張

【後半へ続く】
この日は朝5時頃に起床し、朝食後、6時20分頃に自宅を出発しました。そして加古川駅を6時54分に発車する新快速(223系8連)に乗車。短い8連で乗客が多かったですが、何とか通路側の席に座れました。この新快速は湖西線直通で、『湖西レジャー号』なる愛称が付いていますが、全然行楽列車のような感じはしませんでした…。車内では寝ながら過ごし、無事に大阪で下車できました。
大阪駅にて下車後は阪急の梅田駅へ。宝塚本線の急行電車(6000系8連)に乗りましたが、空いていたので座席に座りました。しかし十三から乗客が増え、座席が埋まりました。私は蛍池で下車し、大阪モノレール線に乗り継いで1駅、終点の大阪空港駅まで移動しました。加古川駅から大阪(伊丹)空港まで1時間16分の行程でした。



イメージ 1

大阪空港駅にて撮影。

伊丹空港では搭乗手続きを済ませましたが、今回は2回目なのでスムーズにいきました。そして保安検査も済ませ、1時間近く待った末、いよいよ搭乗。機種はボーイング767でした。私は窓側の席が取れました。そして機内はほぼ満席でした。
新千歳行きJAL2003便は9時25分頃に伊丹空港を出発、数分後に離陸しましたが、やはり離陸の瞬間は怖かったです…。サービスのコーヒーを飲みながら地上の景色を見て空の旅を楽しみました。『乗り鉄』なら鉄道を使え!と言われそうですが、やはり所要時間の差は如何ともしがたいです…もっと時間があればのんびりと鉄道で移動したいのですが…。

伊丹空港から約1時間40分のフライトで新千歳空港に着陸しました。そして着陸後は地下にあるJRの新千歳空港駅へ。『周遊きっぷ(北海道ゾーン)』のゾーン券を自動改札機に投入しました。ホームに下りると、列車が停車していました。初めに乗った列車の快速『エアポート113号』は、札幌から特急『スーパーホワイトアロー』に変わる旭川行き電車なので、特急用の785系5連でした。



イメージ 2

新千歳空港駅にて撮影。

私は空いているリクライニングシートに腰掛けました。発車直前には半分ほどの座席が埋まり、新千歳空港駅を発車しました。千歳線の支線である空港線はしばらく地下を走りますが、やがて地上へ出ると千歳線の上下線の間を走り、すぐに南千歳に着きました。ここでも乗客が増え、空港アクセス以外の利用客も多いことを実感しました。南千歳からは千歳線の本線を走行し、高架へ上がると千歳駅に到着。私は下車しました。
私が千歳駅で下車したのは、レンタカーを借りるためでした。実は私にとって初めてのレンタカーで、少々緊張しながらJR系列の駅レンタカーの営業所へ行きました。手続きはスムーズに進み、いよいよレンタカーに乗ります。車種は燃費の良いホンダのフィットでした。普段の通勤時はもう少し大きい車に乗っていたので少し戸惑いましたが…。その後すぐに営業所を出発し、まずは昼食を…と思い幹線道路を走っていると、すぐに「吉野家」を発見! 当時はBSE関連で牛丼はありませんでしたが、豚丼を食べて腹ごしらえはできました。昼食後は千歳ICから高速道路に乗り、道東自動車道へ入って当時の終点であった夕張ICで下りました。そして国道を少しだけ走り、新夕張駅の駅前駐車場で車を停めました。



イメージ 3

新夕張駅にて。夕張線時代は『紅葉山駅』で、駅名標が保存されています。
また、かつては今の駅名標の辺りを線路が通っていました。

新夕張駅からは、かつては夕張線の末端区間だった石勝線の夕張支線を乗りつぶします。乗車した夕張行き2637Dはキハ40 780の単行でした。乗客は3人ほどしかいませんでした。私はボックス席を独占できました。2637Dは定刻に新夕張を発車し、山間に位置する夕張市の車窓風景を眺めながら夕張支線の旅を楽しみました。清水沢ではかつて分岐していた三菱鉱業大夕張鉄道線の遺構を探しましたが、これと断定できるものは見つけられませんでした…。そして新夕張から26分の乗車で終点の夕張に到着。乗客は若干増えて6人ほどになっていました。



イメージ 4

イメージ 5

2枚とも夕張駅にて撮影。

夕張駅前はリゾートホテルがあるだけで閑散としていました。市街地はもっと北側にあり、かつての夕張駅も市街地寄りにありました。旧線跡は後ほど車で辿ることにして、私は折り返し列車に乗り新夕張まで戻りました。乗客は行きとほぼ同じ、5~6人でした。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
JR北海道:千歳線(空港線)新千歳空港→南千歳2.6km踏破達成!
JR北海道:石勝線(夕張支線)新夕張~夕張16.1km踏破達成!
(参考:Wikipedia)