第253回 近鉄湯の山線を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2004年3月13日~14日の間、半ば思いつきで『3・3・SUNフリーきっぷ』を使用して東海地方へ。
仕事の都合で3日間乗り鉄できなかったのが残念でしたが、思いつきの乗り鉄だったので行程もチグハグなものとなってしまいました…。
今回の日程 2004年3月13日(土)

加古川739(JR神戸線・3208M新快速)829大阪(徒歩)西梅田838(地下鉄四つ橋線)845なんば(徒歩)近鉄難波900(近鉄難波→大阪→中川短絡→名古屋線・名阪甲特急)1105近鉄名古屋(徒歩)新名古屋1130(名鉄名古屋本線・急行)1200新岐阜(徒歩)1219(東海道本線・5217F新快速)1231大垣1240(5316F快速)1252岐阜(徒歩)新岐阜1311(名鉄名古屋本線・特急)1335新名古屋(徒歩)1341(近鉄名古屋線・急行)1414近鉄四日市1423(湯の山線)1450湯の山温泉1456(湯の山線)1520近鉄四日市1529(名古屋線・急行)1603近鉄名古屋(徒歩)新名古屋1606(名鉄名古屋本線・特急)1634新岐阜1641(名古屋本線・特急)1653国府宮1655(普通)1702新清洲1704(急行)1706須ヶ口1709(津島線)1724津島1728(津島線→名古屋本線・急行)1820新安城1822(名古屋本線・急行)1826知立1835(三河線)1859豊田市

【宿泊】
今回の乗り鉄は当日に思いつきました。仕事が忙しくて2004年になってほとんど乗り鉄ができていないこともありイライラしていて、とにかく乗り鉄がしたかったのです。
6時頃には起床していたので、朝食後に慌てて荷作りをして7時15分頃に自宅を出発。加古川駅からJR神戸線の新快速(223系8連+4連)と大阪市営地下鉄四つ橋線(23系6連)を乗り継いで近鉄難波駅へ。窓口で通常版の『3・3・SUNフリーきっぷ(5,000円)』と名古屋までの特急券を購入して改札を通り地下ホームへ向かいました。すでに名古屋行き名阪甲特急(ノンストップ特急)が入線していました。車両は21000系『アーバンライナー』(非リニューアル車)だったと思います。今回は奮発してデラックスシートで奈良県や三重県の風景を眺めながら近鉄名古屋までの2時間余りを快適に移動しました。



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近鉄名古屋駅にて撮影。21000系『アーバンライナー』です。

そして近鉄名古屋駅に到着後は改札を出て、テルミナ地下街にある「マクドナルド」で早目の昼食を済ませて今度は名鉄の新名古屋駅(現・名鉄名古屋駅)へ向かいました。今回の目的の一つは名鉄美濃町線の1999年に廃止された新関~美濃間の代替区間として開業した新関~関(長良川鉄道の駅に併設)の乗りつぶしでした。早速1番線ホームへ向かうと、ちょうど新岐阜(現・名鉄岐阜)行きの急行が入線してきました。しかも車両は7000系パノラマカーでしたが、私は中間車両の乗車位置だったので展望席は断念…orz 私が乗ったのは元々7700系の中間車だった車両でしたが、7000系との差は感じませんでした…。道中は名古屋本線の見慣れた風景をガラガラの車内から眺めて、約30分後に終点の新岐阜に着きました。

そして駅構内に掲げられている時刻表を見ると、関行きの電車が発車するまで約45分!本当は待てば良かったのですが、仕事の疲れのせいかイライラしていて、40分以上も待てないと思ってしまい、急遽改札を出てJRの岐阜駅へ向かいました。そして新快速(313系2連+311系4連)に乗って大垣へ。まだ311系が新快速で使われていたのですね。次に行こうと思ったのは、2年前に乗ったものの記憶があいまいだった(美濃)赤坂支線でしたが、こちらも50分近くの待ち時間が…。それならばと、今度は近鉄養老線に乗って桑名を目指し、それから未乗だった湯の山線を乗りつぶそうと思い、改札を出て近鉄の大垣駅へ行って時刻表を見ると、こちらも30分以上の待ち時間が…orz これならば名古屋へ戻ってから湯の山線へ向かった方が速いと判断し、再びJRに乗って快速(313系2+2連)で岐阜まで戻り、新岐阜駅から名鉄特急(1000-1200系6連)の一般車に乗って新名古屋まで戻りました。

新名古屋駅では地下にある近鉄との乗り換え改札口へ。その向こう側にある近鉄名古屋駅へすぐ行けるので便利です。そして伊勢方面へ向かう名古屋線の急行電車に乗りました。後方2両がロングシート車で、私は前方4両のクロスシート車に乗りましたが、期待していた5200系ではなくL/Cカーの2800系でした…。窓側席が埋まっていたので座席には座らずドア脇で景色を眺めながら移動し、近鉄四日市駅で下車しました。

近鉄四日市では湯の山線に乗り換えました。2000系の3連で、高校生が多く乗っていました。私はここでもドア脇で景色を眺めることに。湯の山線の前半は住宅地の中を走る通勤電車という、イメージに反する光景に戸惑っていましたが、次第に田園風景へと変わり、乗客が減るとローカル線っぽい感じになってきました。菰野(こもの)で多くの乗客が下車し、ガラガラとなった状態で終点の湯の山温泉駅に到着し、踏破達成しました。



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2枚とも湯の山温泉駅にて撮影。

せっかく湯の山温泉へ来たので御在所ロープウエイも乗ってみようと思いましたが、駅の掲示板には「強風の為運休」との表示が…。この日は全くうまくいきません…。このまま待っていても日没が迫ってくるのでロープウェイ乗車は諦めて湯の山線の折り返し電車に乗って近鉄四日市へ。さらに名古屋線の急行(またもL/Cカー。しかも座れず…orz)に乗り継いで名古屋まで戻りました。

名古屋駅では再び連絡改札口を通り名鉄駅へ。今度は名鉄名古屋本線の特急(1000-1200系6連)に乗り新岐阜まで行きましたが、今思い出してもなぜ新岐阜へ行ったのか思い出せません…orz 当時の私も「間違えた」と思ったのか、新岐阜ではすぐに豊橋行き?の特急(7500系の車体更新車である1030-1230系6連)に乗り名古屋へ戻りましたが、途中で津島線の藤浪駅付近が2002年に高架化されたのを思い出し、急遽乗りに行く事にして国府宮で特急を下車しました。国府宮では待避していたガラガラの普通(3500系4連)に乗り継ぎ、さらに新清洲では後続の急行(3500系4連+3100系2連)に乗り継いで須ヶ口へ。そして津島線の普通電車(3500系4連)に乗り換えて津島線を乗り鉄しました。そして藤浪駅付近では高架化後初めての乗車を達成し、津島駅で下車してすぐに西尾線直通の急行(6500系4連)に乗って須ヶ口方面へ戻り、津島線を往復乗車しました。



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藤浪駅付近にて2010年撮影。高架化後初めて乗車しました。

その後も急行に乗り続け、新名古屋駅を過ぎて名古屋本線を新安城駅まで乗車しました。これは新安城駅の構造・配線を確認するためでした。西尾線電車用の1番線のみが行き止まり式になっているのを確認できてよかったです。そしてすぐに西尾線からの急行電車(5300系4連)に乗り、知立まで引き返しました。

知立では三河線【山線】の電車(6000系2連)に乗り換えました。乗客はそこそこ多かったです。道中は真っ暗で車窓風景は望めませんでした。そして豊田市駅で下車しました。
お腹が減ったので、駅東側の名鉄トヨタホテルがあるビル「ギャザ」内の「スガキヤ」にて夕食。温野菜ラーメン(360円)を食べました。そして今回は宿の予約をせずに自宅を出発したので、昔のように公衆電話のタウンページでビジネスホテルを探し、愛知環状鉄道・新豊田駅の西側にあるホテルの予約が取れたので、コンビニで翌日の朝食を調達してホテルへ。客室内のテレビの下にはビデオデッキがあり、映画などのVHSビデオテープが10本以上置いてあったのが印象的でした。私は疲れていたので、入浴後すぐに就寝しました。

(つづく)


あとがき

今回は久しぶりに行き当たりばったりの乗り鉄になり、

しかもすべてが裏目に出てしまい、もったいない事をしてしまいました…。

幸い、フリーきっぷを使用していたので今回のような無茶苦茶な乗り鉄ができましたが、

お金をかけて遠征する以上は、やはり計画を練ってから乗り鉄する方が無難ですね。


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
近畿日本鉄道:湯の山線近鉄四日市~湯の山温泉15.4km踏破達成!
(参考:Wikipedia)