【2003年】乗りつぶし総括。 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

私の鉄道乗りつぶし5年目の2003年について、4年目の2002年に引き続き、第201回から第250回にわたり紹介して参りました。
今回は2003年の乗りつぶしについてまとめてみようと思います。
2003年終了時点でも、『乗り鉄』の皆様と比較すると、まだまだの乗車率であると思いますが…。

今回も『乗りつぶしオンライン』の地図を使用させて頂き、2003年末時点での乗りつぶし状況を示します。

(1)JR編

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全国レベルでのJR線の乗りつぶしマップです。2003年は広域的に踏破できたように思います。
中でも三島会社線はJR北海道、JR四国の乗車率が伸び、私の乗りつぶしもようやく全国区になりました。
中でも北海道へ進出できたのはひとつのターニングポイントとなりました。今後の全国踏破達成へ向けて大きな一歩になったと思います。


イメージ 2
こちらは東京を中心としたJR線のマップです。2002年と比較してほとんど進展がありませんでした…!


:ちなみに、地元の関西は2000年までにアーバンネットワークの乗りつぶしがほぼ完了している関係もあり、地図の掲載を省略させて頂きます。


ちなみに、現存線ベースでのJR会社別の乗車キロと乗車率は、
会社名乗車キロ乗車率
JR北海道1773.1km70.930%
JR東日本5162.9km69.848%
JR東海1882.4km95.515%
JR西日本4725.2km94.667%
JR四国614.2km71.819%
JR九州1624.8km71.483%
JR合計15782.6km78.985%
で、80%近くまで伸びました! 全旅客会社で乗車率が過半数を超えました。


(2)民鉄編

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全国レベルでのJR以外の民鉄線乗りつぶしマップです。
民鉄はこの1年間で結構乗ったのですが、さほど伸びませんでした。
廃止を見越して乗りつぶしたのは、北海道ちほく高原鉄道、名鉄美濃町線、富山港線ですが、富山港線が富山ライトレールへ変わったのを除き、廃止されてしまいました…。


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東京周辺の拡大マップです。
2003年は首都圏へ足を踏み入れた日数が短かったため、さほど乗車距離が伸びませんでした…。


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名古屋周辺の拡大マップです。
前年の時点で既に踏破率が高かったですが、この年は名鉄知多新線、名古屋市営地下鉄上飯田線などを乗りつぶしました。


イメージ 6
大阪周辺の拡大マップです。
この年は全く乗車距離が伸びませんでした。
未乗区間の大半は2003年時点で未開業の区間です。

また、東北では仙台市営地下鉄(現在は仙台市地下鉄)や三陸鉄道など、中四国では智頭急行や錦川鉄道、土佐電気鉄道など、九州では平成筑豊鉄道や鹿児島市電などを乗りつぶしました。


民鉄線についても、地元・関西や東海については乗りつぶしが相当進行していた為そんなに距離が伸びませんでした。
しかし、首都圏についても訪問回数が少なかったこともあり、あまり乗りつぶしが進みませんでした…。

ちなみに、民鉄(JR以外)の現存線ベースでの乗車キロは4638.1kmで、乗車率は62.087%です。
また、乗車率が50%を越えている大手民鉄は京王・東急・営団・名鉄・近鉄・南海・京阪・阪急・阪神で、中でも京王・東急・南海・阪急は乗車率100%です。


(3)ロープウェイと観光リフト

ロープウェイは乗りつぶしの目標に掲げながら3年目の前年にようやく初乗車したのですが、
この年も数路線にとどまりました。

ちなみに2003年に乗った路線は、
路線名
須磨浦ロープウェイ(兵庫県)
須磨浦観光リフト(兵庫県)
岩国城ロープウェー(山口県)
宮島ロープウエー紅葉谷線(広島県)
宮島ロープウエー獅子岩線(広島県)
八幡山ロープウェー(滋賀県)
小樽天狗山ロープウエイ(北海道)
内海フォレストパークのゴンドラ(愛知県)
鬼怒川温泉ロープウェイ(栃木県)
鳥取砂丘リフト(鳥取県)
松山城ロープウェイ(愛媛県)
松山城リフト(愛媛県)

の12路線で、内海フォレストパークのゴンドラは同じ2003年に廃止されました。

2002年終了時点では、ロープウェイが15路線、観光リフトが4路線、制覇できました(ともに現存線ベース)。


(4)廃線跡探訪

このコーナーは前回から立ち上げましたが、1年目の1999年から少しずつ廃線跡も辿っています。
私の場合は、遺構探しがメインではなく、廃線跡沿線の風景を見て現役時をイメージすることにありました。したがって当初は旅客線ばかりを辿っていましたが、年月が経つにつれて貨物線なども辿るようになりました。

私が2003年に新たに辿った廃線跡、旧線跡、未成線は、
岩日北線(一部)、恵那峡ロープウェイ、石北本線・北見トンネルの地上線跡、尼崎港線(一部)、内子線旧線(一部)、鹿児島交通線(バスより)、など。
ぐらいでしょうか?

翌年こそはもっと辿れたらいいなと思っていました。


(5)2003年の成果と反省点

ここでは、いちばんはじめにプロローグで設定したルールなどを振り返り、2003年の乗りつぶしについての成果と反省点についてまとめます。

まずは成果からです。
▼2003年も後に廃線となった路線を何とか乗りつぶしできた。

▼全国的・広域的な乗りつぶしができた。

▼比較的早起きができるようになった。

▼ロープウェイの乗車数が増えた。

▼ようやく自分専用のデジカメを持つことができた。
この5点くらいでしょうか

次に反省点ですが、
▼もう少し写真を撮影しておけば良かった。

▼一部計画性に欠けた乗り鉄旅行をしてしまった。

▼相変わらず『18きっぷ』の旅行中に特急や新幹線に乗ってしまう。

▼前年と反対に関東の乗りつぶしを軽視してしまった。
まだまだあると思いますが、思い浮かびません…orz

1点目の写真については、この年にようやく自分のデジカメを持ちましたが、相変わらず特に写真の少なさ、撮影のレベルの低さは我ながら悔やまれます。

2点目は相変わらず無駄な日程で旅行をしてしまい、私の計画性の無さが浮き彫りになってしまいました。もう少し効率的に乗り鉄ができれば…orz

3点目は前年の時も挙げましたが、『18きっぷ』使用中に特急や新幹線を使ってしまう傾向は相変わらずで、安さが魅力の『18きっぷ』を全く活用できてないです。この悪いクセは、現在もなおりません……。

4点目は仕方ない面もあるのですが、前年の反動ですね。関東は鉄道路線が多く乗りつぶしに手間取ります。


(5)2004年へ向けて

2003年は『周遊きっぷ』も使用しましたが、やはり長期旅行は安価な『青春18きっぷ』が使える時期に集中しました。地元の路線がほとんど乗りつぶされている状況で、年々遠くに行かないと乗車距離が伸びて行かない事を2002年以上に実感しました。それに従い、夜行列車の利用も増え、ついには飛行機も利用しました。

2003年も、JR、民鉄のバランスは取れたと思います。しかし首都圏を除く地方路線が圧倒的に多かったです。

また、予算・日程の関係から2003年も廃止予定線区を優先して乗りつぶしました。これは結果として良かったと思います。

さて、翌2004年も引き続き廃止されそうな線区から乗りつぶして行くと思いますが、既に乗車距離が過半数を超えている状況で、遠距離・長期の乗りつぶし旅行を続けていかないと乗車距離が伸びないな、と思いました。

そして、2004年も廃線跡をできるだけ辿ってみようと思いました。


次回からは6年目・2004年の踏破記をお送り致します。ご期待下さい!  

(つづく)