第246回 ニューシャトルや西武鉄道の路線を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2003年12月27日~31日、年末年始の長期休みを利用し、主に『青春18きっぷ』を使用して4泊5日の行程で東北や関東の路線の乗りつぶしの旅に出かけました。
4日目は、意外にも2003年初となる(といっても既に12月30日ですが…)、首都圏のみの乗り鉄の日になりました。


今回の日程 2003年12月30日(火) 【前半】 

御徒町653(山手線外回り)655秋葉原659(総武緩行線)701御茶ノ水701(中央線快速)711新宿733(山手貨物→東北貨物→東北本線<湘南新宿ライン>・1600E)809土呂814(東北本線・554M)818大宮830(埼玉新都市交通伊奈線)854内宿900(伊奈線)927大宮943(<湘南新宿ライン>・2530M)1006池袋1020(西武鉄道池袋線・急行)1050西所沢1051(狭山線)1057西武球場前1110(山口線)1117西武遊園地1133(多摩湖線)1140萩山1147(多摩湖線)1154国分寺

【後半へ続く】
この日は6時過ぎに起床し、支度を整えてから「御徒町ステーションホテル」をチェックアウト。その時にもう一泊予約を入れて、この日は宿の心配をしないで乗り鉄することができました。
そして御徒町駅からスタート。この日は『18きっぷ』ではなくICカードの『Suica』で自動改札機を「タッチ&ゴー」の快適な旅です。
まず最初は山手線外回り電車で秋葉原駅へ。車両は数を減らしていた205系でした。そして秋葉原からは中央・総武緩行線(E231系)に乗り換えて1駅乗車。さらに御茶ノ水駅で反対側ホームに停まっていた中央線快速電車(201系)に乗り継いで新宿まで移動しました。そして、まだ朝食を食べていなかったので、構内で立ち食いそばを食べました。

新宿からは、未乗の山手貨物線北半分と東北貨物線を乗りつぶすために、『湘南新宿ライン』の電車(宇都宮行き1600E)に乗車しました。車両は近郊タイプのE231系10連で、車内はガラガラだったので私は後方車両のボックスシート、進行方向右側席に座りました。電車は山手貨物線を走りますが、駒込を過ぎると左カーブとトンネルで山手線と分かれ、今度は東北貨物線となって京浜東北線や新幹線と並走します。そして赤羽の手前からは東北本線とも並走するようになりました。池袋と赤羽での乗車が結構あり、車内は席が埋まるほどになってしまいました。電車は埼玉県内に入り快調に飛ばしますが、東北貨物線の浦和駅付近が高架になっていたのを初めて知り(他系統のホームが高架化されたのは何年も後です)、進行方向左側にある浦和駅前の風景を見られませんでした…。私は非常に気になってしまい、当日中にリベンジすることにしました。しかし、今度は浦和駅の件を気にするうちに、下車予定の大宮に着いたのを気づき遅れてしまい、気づいた時は大宮発車後すぐでした…。仕方ないので次の土呂で下車し、上りの電車で大宮駅まで戻りました。

無事に大宮駅まで戻り、改札を出ました。そして次は東北・上越新幹線に並行している新交通システムの路線である埼玉新都市交通伊奈線、通称『ニューシャトル』の乗りつぶしをしました。まずは大宮駅がラケット状のループ線の途中に設置されていることに驚きました。そして車内は新交通システムゆえ狭かったです。車内は空いていたので私はロングシートの座席に座り体勢を横向きにして車窓風景を眺めることにしました。
当時、鉄道博物館はまだ存在していなくて、1駅目は大成駅でした。終始、新幹線の西側を並走して走りましたが、車両の大きさ、スピードの違いは歴然でした。車両基地のある丸山からは単線になり、大宮から24分で終点の内宿に到着しました。



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内宿駅にて撮影。新幹線の高架橋と隣接しています。。

内宿では駅の外に一旦出た後すぐに再入場し、折り返し電車に乗車しました。丸山から先、今度は新幹線の東側を走りました。駅ごとに乗客が増え、かなり混雑した状態で大宮まで戻りました。

大宮からは先程のリベンジをするべく『湘南新宿ライン』の電車に乗りました。車両はE231系の15連でしたが結構混雑していました。私は右側のドア脇に陣取って浦和駅前(西側)の景色を眺めようとしました。しかし、こちらは上り線で、結局下り線が邪魔となり駅前の高架直下の状況が分かりませんでした…orz やはり下り電車の左側車窓でないといけなかったです…。リベンジは失敗に終わりましたが、考えすぎて乗り過ごしてはならなかったので気持ちを切り替えて目の前の車窓風景を眺める事に徹しました。そして大宮から23分で池袋に到着。私は下車しました。

池袋駅では、西武鉄道池袋線に乗り換えました。池袋線系統は初めての乗車になります。一旦駅の前に出ましたが、やはり池袋駅へ来るとJR駅を中心に東に西武、西に東武の駅と百貨店があるのに驚かされます。



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池袋駅にて。こちらは西武側の東口です。

駅構内へ戻った後はすぐに改札を通り、ホームに停車していた急行・飯能行き(だったと思います…)に乗車しました。車両は101系の車体更新車である9000系10連で、当時はまだ種車のままの抵抗制御でした(現在はVVVFインバータ制御に改造)。前に進むごとに空いてきたので、前方の車両に腰掛けて車窓風景を眺める事にしました。
電車は池袋を発車後に山手線を乗り越え、住宅街を進みます。西武有楽町線が合流して豊島線が分岐する練馬から練馬高野台の間は複々線区間を走り、その後は複線に戻り石神井公園、ひばりヶ丘と停車して行きます。埼玉県に入りしばらくすると新宿線との接続駅で西武鉄道本社のある所沢に停車し、ここから急行電車は各駅停車になります。そして私は1駅目の西所沢で下車し、狭山線に乗り換えました。

狭山線の電車は3扉車の旧101系4連で、座席はほどよく埋まっていました。私は空いている後方車両の座席に着席しました。
狭山線は終始、丘陵の住宅地を進み、途中の下山口を経て終点の西武球場前に到着しました。たった6分の乗車時間でした。
西武球場前駅は頭端式ホーム3面6線と、西武ドームで試合が行われる際の臨時列車運行に不足ない設備です。また、駅前すぐの所には西武ドームがあります。



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西武球場前駅にて撮影。旧101系電車です。

西武球場前駅からは、本日2路線目となる新交通システムの路線、山口線(愛称:レオライナー)の乗りつぶしをしました。ホームは狭山線より高い位置にありました。車両はレオのマークが付いた8500系4連で、車内はクロスシートになっていました。乗車率は低かったので私はボックス席を独占しました。



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西武球場前駅にて撮影。山口線の8500系電車です。

山口線の大半の区間は元々『おとぎ列車』と呼ばれるナローゲージの路線で、蛇行する線形に当時の面影を感じました。文字通り西武園ゆうえんち西口に位置する遊園地西駅を過ぎるとトンネルに入り、出口付近で終点の西武遊園地駅に到着しました。

そして次は多摩湖線の乗りつぶしです。多摩湖線のホームは山口線の向かい側と北口駅舎を挟んだ南側にあります。今回は山口線の向かい側に入線した小平行き?各駅停車に乗車しました。車両は2000系8連で、日にちと時間帯からか車内はガラガラでした。私はまたロングシートに座りながら車窓風景を眺めることができました。
多摩湖線の前半は丘陵地帯の住宅地を進みます。途中、国分寺線をオーバーパスしましたが連絡駅は設けられていませんでした。そして拝島線との連絡駅である萩山で下車。私は国分寺行き電車に乗り換えるために跨線橋を渡り1番線へ移動したと記憶しています…。国分寺行き電車は新101系の1257F4連で、座席の大半が埋まっていたので私はドア脇で車窓を眺める事にしました。
多摩湖線の後半はひたすら閑静な住宅街を走りました。停車駅ごとに乗客が増え、前方車両が混雑してきたなぁと思った頃に終点の国分寺に到着しました。国分寺駅は頭端式のホームで、国分寺線やJR中央線とは少し離れていました。

ちょうど12時だったので、駅北側にある「マクドナルド」にて昼食。午後からの乗り鉄に備えました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
JR東日本:<湘南新宿ライン>池袋→大宮--.-km(※1)列車系統として踏破
埼玉新都市交通:伊奈線(ニューシャトル)大宮~内宿12.7km踏破達成!
西武鉄道:池袋線池袋→西所沢27.2km
西武鉄道:狭山線西所沢→西武球場前4.2km踏破達成!
西武鉄道:山口線西武球場前→西武遊園地2.8km踏破達成!
西武鉄道:多摩湖線西武遊園地→国分寺9.2km踏破達成!
(※1)山手貨物線<池袋駅~田端信号場駅>、東北貨物線<田端信号場駅~大宮操車場>は踏破。

(参考:Wikipedia)