関西本線(その3・加茂~JR難波)【大和路線】の沿線概況 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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関西本線(その3・加茂~JR難波)【大和路線】の記事が制限文字数ぎりぎりなので、本編での沿線概況は要約して掲載しています。ここでは、当初掲載しようとしていた沿線概況(加茂からJR難波へ)を長々と書いています。  

  
  

加茂を発車すると田園地帯を走りますが、南東の丘陵には大規模なニュータウンがあります。やがて丘陵に入り、鹿背山トンネルを抜けてしばらくの間は山間部を走ります。そして平地に出てしばらくすると左へカーブして奈良線、片町線【学研都市線】と合流し、木津に着きます。
木津を発車後は東側の丘陵と西側の田園との間を南下します。やがて京都府木津川市から奈良県奈良市へ入ると両側とも丘陵に変わり、平城山(ならやま)に着きます。駅の両側の丘陵ともニュータウンとなっています。平城山を発車後は左手丘陵にある奈良電車区からの出入庫線と合流してしばらく丘陵地帯を走りますが、やがて平地の住宅地に出て佐保川を渡ると高架線になり、市街地に入ると奈良に到着します。

 

奈良を発車すると右へカーブして、左カーブする桜井線【万葉まほろば線】と分かれます。やがて地平に下りると田園風景に変わり、国道24号線をアンダーパスして佐保川を渡り大和郡山市に入った後、右側に市街地が見えてくると郡山に着きます。郡山を発車後は田園地帯を一直線に南西へと走りますが、所々にため池や金魚の養殖池を見る事ができます。近鉄橿原線をアンダーパスした後も同じような光景が続きます。駅前に住宅街が形成されている大和小泉を過ぎると斑鳩(いかるが)町に入り、田園風景の中を進みます。一時的に安堵町に入った後に富雄川を渡って斑鳩町に戻ると住宅地に入り法隆寺に着きます。
法隆寺を発車後は住宅地から田園に変わり、大和川を渡ると河合町に入りますがすぐに王寺町に変わります。住宅地に入ると近鉄田原本線をアンダーパスし、右手に静態保存されているSLを見ながら左側から来た和歌山線と合流すると鉄道の要衛である王寺に到着します。

 

王寺を発車すると左へカーブし、右へカーブする近鉄生駒線と分かれます。そして大和川を渡ると三郷(さんごう)町に入り、大和川と住宅地の間を走り三郷着。その後は再び大和川を渡って王寺町に戻り、トンネルを通りながら大和川の渓谷を下って行きます。そして大阪府柏原市に入ると三度大和川を渡り、川沿いに走ると河内堅上着。その後も大和川を2度渡って渓谷を抜け、谷間が広がって住宅地に入ると高井田着。その後は近鉄大阪線をアンダーパスして右へカーブし、大和川、近鉄線と並走しながら北上します。やがて両者とも離れ、市街地に入ると左側から近鉄道明寺線が寄り添い柏原に到着します。

 

柏原を発車すると住宅街を北北西へ走り、八尾市に入り国道170号線(大阪外環状線)をアンダーパスすると志紀、その後は徐々に左へカーブして針路を北西へ変えると市街地が現れ、八尾に到着します。八尾を発車後は竜華(りゅうげ)操車場跡地の再開発された姿を見ながら走り、かつては上下線のホームが大きく離れていた久宝寺に到着します。

 

久宝寺を発車すると近畿自動車道と中央環状線をアンダーパスして大阪市平野区に入り、おおさか東線が右へ、阪和貨物線(2009年廃線)が左へカーブするとすぐに加美に着きます。おおさか東線の新加美駅はすぐ北側にありますが、両駅とも乗換駅ではないため、乗り換える場合は久宝寺駅まで行く必要があります。加美を発車後は放出方面からの城東貨物南連絡線と合流し、市街地を進み平野川を渡ると平野。その後は百済駅への関西本線貨物支線が右へ分岐し、東住吉区に入り高架線に上がって右側に貨物駅である百済駅を見ると東部市場前。そして市街地の中、高架線を西北西へと走り、やがて地平に下りて阪和線をアンダーパスします。その後は阪和線との短絡線が左側から合流し、続いて大阪環状線の線路が右側へ寄り添うと天王寺区に入り、大阪市南部のターミナル駅である天王寺に到着します。

 

天王寺を発車すると大阪環状線外回り線が関西本線【大和路線】の上下線をオーバーパスし、左側へ回って大阪環状線が関西本線の外側を走るようになります。茶臼山の天王寺公園(公園内に動物園もあり)を見ながら走るとやがて掘割から高架に変わり、浪速(なにわ)区に入ると新今宮に着きます。比較的新しい駅で、こちらをオーバーパスしている南海本線や南海高野線との乗換駅として機能しています(阪堺線の南霞町駅も東口高架下にあり)。
新今宮を発車すると右へカーブして、今度は大阪環状線の内回り線がこちらの上下線を高高架でオーバーパスして、ホームが二層構造の今宮に着きます。今宮を発車後はさらに右へカーブして大阪環状線と分かれ、高架から一気に地下線へと変わります。しばらく走ると電車のスピードが減速し、やがて終点のJR難波に到着します。

 

(参考:Yahoo!地図、Wikipedia)