第228回 えちぜん鉄道三国芦原線を乗りつぶして帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2003年8月9日~8月13日、4泊5日の日程で東日本・北陸方面を乗り鉄しました。
今回は5日目最終回、京福電気鉄道(福井)の路線を引き継いだえちぜん鉄道の三国芦原線を乗りつぶししました。
今回の日程 2003年8月13日(水) 【後半】

福井1110(えちぜん鉄道勝山永平寺線→三国芦原線)1157三国港1208(三国芦原線→勝山永平寺線)1255福井1359(北陸本線・42M L特急『加越12号』)1503長浜1509or1512(北陸→東海道→山陽本線・3355M新快速)1734or1733加古川

【帰宅】
(※)長浜→加古川で乗車した3355Mは平日ダイヤかお盆による休日ダイヤか失念…orz

富山から福井へ移動した後は、えちぜん鉄道の三国芦原線を乗りつぶしするためにJR駅東側のえちぜん鉄道福井駅へ向かいました。京福電気鉄道時代の相次ぐ事故による運行停止から約2年、運営者が第三セクターのえちぜん鉄道に変わり、2003年7月に一部区間で運行を再開しました。そして私の訪問した日の3日前には三国芦原線の全区間が運行再開となり、タイミング良く三国芦原線の乗りつぶしが叶いました。ちなみに勝山永平寺線の永平寺口(旧・東古市)~勝山は10月に再開されました。



イメージ 1

福井駅にて撮影。

終点・三国港までの片道乗車券を購入し、改札に入り車両に乗り込みます。車両は元阪神3301形の2202号・単行(1両)でした。塗色は新しくなっていました。そして車体側面のサボには「アテンダント」の文字が…。何の事か分からずに車内に入ると、じょせいの客室乗務員(アテンダント)が乗車していて、納得しました。乗客は10人程と、営業を再開して間もない割には少ない印象でした。

列車は定刻に福井駅を発車し、2駅先の福井口駅からは三国芦原線に入ります。田原町駅の手前では福井鉄道の軌道が見えました。そして次の福大前西福井駅はビルに覆われているのが印象的でした。九頭竜川を渡ると田園風景の中を走り、こまめに各駅に停車しながら歩を進めます。途中駅で停車するごとにアテンダントが下車客のきっぷを回収したり、乗車してきた客には乗車券を販売したり、また時刻の案内をしたりとかなり忙しそうでした。列車はこれまで北へ進んでいましたが、温泉街のあわら湯のまちから西へ針路を変え、最後は三国の市街地を通ってレンガ橋をくぐり、福井駅から47分で終点の三国港駅に到着しました。



イメージ 2

三国港駅にて撮影。駅舎はリニューアル前の姿です。

列車の折り返し時間が短いので駅前を散策できず、すぐに車内へ戻りました。そしてアテンダントから乗車券を購入し、帰りの列車が発車後は帰りの道中の景色を楽しみました。そして福井駅を出てから2時間足らずで戻ってきました。そして下車後、緊張しましたがアテンダントに「写真を撮らせて下さい」と頼み込み、快くOKしてくれましたが緊張してしまい上手く撮影できませんでした…orz

その後はロッテリアで昼食を済ませ、JRの福井駅に戻りました。そして「みどりの窓口」にある時刻表で敦賀方面の列車を調べたところ、普通列車の前に特急『加越12号』があり、米原までの距離を調べたら99.9km! 運賃や特急料金も距離損はなく、疲れていたのでもう一度特急でワープしようと考えました。そしてお盆の時期は指定席特急料金が200円増し(100kmまで1,650円)で、100kmまでなら指定席に550円を足せばグリーン車(100kmまで1,260円プラス特急料金940円)に乗れることが判明し、私は窓口でグリーン車指定席を購入しました。

きっぷを購入後、ホームへ向かいしばらく待っていると『加越12号』が入線してきました。車両は新型の683系5連で、私は先頭1号車の1人掛けグリーン席に座りました。グリーン車の座席はやはり午前中に乗った普通席とは違い、豪華なものでした。私は車窓風景を楽しんでいると車掌が検札がてらオレンジカードを販売しに来たので、私は奮発して『雷鳥』号の写真がプリントされたオレンジカードを購入しました。グリーン車の旅はあっという間で、1時間少々で長浜に到着します。私は終点の米原まで乗りたかったのですが、接続する新快速で確実に座るために今回も名残を惜しみつつ長浜で下車しました。ちなみに福井からですと長浜も米原も運賃・料金は同額です。



イメージ 3

米原駅にて2003年3月撮影。683系電車です(写真は『しらさぎ』運用時)。

長浜駅では跨線橋を渡り、当駅始発の播州赤穂行き新快速に乗車しました。車両はおなじみの223系8連ですが、今回は窓側席にも肘掛がある1000番台でした。私は前方の空いている車両の窓側席に座りました。
新快速は定刻に発車し、田村、坂田で少しずつ乗客を増やし、案の定、米原では『青春18きっぷ』利用者もいると思われる大量乗車があり、たちまち車内は満席となりました…。本当は米原までグリーン車の余韻にひたりたかったのですが、仕方ありません…。
東海道本線に入ってからはスピードを如何なく発揮し、途中寝てしまいましたが加古川には定刻に到着。

車内で寝ていても疲れが取れなかったので寄り道はせずに家路を急ぎ、4泊5日の乗り鉄旅行は終了しました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
えちぜん鉄道:三国芦原線福井口~三国港25.2km踏破達成!
(参考:Wikipedia)