第212回 初の北海道乗り鉄(6・札沼線など) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…
2003年4月26日から5月2日にかけて、周遊きっぷ(北海道ゾーン)を使用して、
6泊7日の日程で北海道へ乗りつぶしの旅へ出かけました。
日程が長い分、色々なアクシデントもありましたが…。
今回は5日目・4月30日前半の模様です。末端区間の運転本数が極端に少ない札沼線などを乗りつぶしました。
今回の日程 2003年4月30日(水) 【前半】

旭川800(函館本線・3006M.L特急『スーパーホワイトアロー6号』)830滝川(徒歩)滝川ターミナル900(北海道中央バス 浜益・総進・上総進線)913新十津川役場(徒歩)新十津川940(札沼線・5426D)1103石狩当別(札沼線→函館本線・556D)1213札幌1220(函館本線・3041D特急『サロベツ』)1251岩見沢1253(室蘭本線・1468D)1417苫小牧

【後半へ続く】
この日は朝6時30分頃に起床。朝食後、ホテルをチェックアウトして旭川駅へ。ホームにはすでにL特急『スーパーホワイトアロー6号』(785系5連)が停車していました。私は自由席車両の窓側席へ着席しましたが、旭川発車時点では空席が目立ちました。



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旭川駅にて撮影。見づらいですが、785系特急『スーパーホワイトアロー』です。

『スーパーホワイトアロー6号』は定刻の8時ちょうどに旭川を発車し、山間部を抜けて深川からは平野部を走り、8時30分に到着した滝川駅で私は下車しました。札沼線を乗りつぶすためです。



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滝川駅にて撮影。

滝川駅下車後は駅北側にあるバスターミナルへ。北海道中央バスの浜益・総進・上総進線に乗車して新十津川駅の近くにある新十津川役場バス停にて下車しました。



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新十津川役場停留所にて撮影。

バス停から2~3分歩くとお目当ての新十津川駅に到着しました。滝川駅から15分の行程でした。
実は滝川駅から歩いて新十津川駅へ行こうとも思っていたのですが、この日はあいにくの雨で、事前に時刻を調べておいたバスを利用するに至りました。



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新十津川駅にて撮影。

新十津川駅からは札沼線の乗りつぶしです。9時29分に入線してきた9時40分発石狩当別行き5426Dはキハ40 401の単行編成でした。雨で寒かったので私は早速列車に乗り込みました。車内は予想通りガラガラで、乗客は私と中年男性の2名だけでした。



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新十津川駅にて撮影。

新十津川を発車すると一駅目が今は無き中徳富(なかとっぷ)駅でした。私が競走馬の「ナカトップトウコウ」(現在は引退)が好きだったのでつい駅名標を撮影してしまいました。

沿線は田園風景ですが、車窓右側には山並みが見られました。山頂の方は雪が降っているようでした。単調な景色の中を延々と進みましたが、途中の浦臼や石狩月形で乗車があり、乗客は7~8人にまでなりました。そして札幌からの近郊列車の終着駅で、新十津川方面への直通列車と札幌方面への折り返し列車がそれぞれ使用するホームが離れている北海道医療大学では約20人程乗車して、定刻の11時03分に終点の石狩当別に到着しました。

石狩当別からは札幌行き556Dに乗り継ぎました。車両は51系客車を種車に気動車化改造されたキハ141 7+キハ142 7が先ほど乗って来たキハ40 401の後部に増結されました。私は最後部車両・キハ142 7の片側1人掛けボックスシートに着席しました。腹が減ったので、朝に旭川のコンビニで購入していたパンを車内で食べました。



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石狩当別駅にて撮影。客車を改造したキハ142形気動車です。

列車は石狩川を渡り札幌市に入ると新興住宅地の中を走ります。単線区間から複線区間に変わり、非電化の高架線を軽快に走行しました。乗客は駅毎に増え、座席は全て埋まるほどまでになりました。桑園からは函館本線に乗り入れますが、単線の札沼線列車専用の線路を走行し、定刻の12時13分、札幌駅に到着しました。

札幌到着後は改札内のコインロッカーにバッグを預け、間髪を入れずに乗り鉄を続けました。次に乗車したのは稚内行き特急『サロベツ』で、キハ183系の3連でした。私は何とか自由席車両の窓側席をゲットできました。そして発車直前には満席になりました。と言っても、私が乗車したのは次の岩見沢までなのですが…。

私は『サロベツ』を岩見沢で下車し、2分の接続で室蘭本線の苫小牧行き列車に乗り継ぎました。キハ40形の2連で、車内は2両合わせて10名ほどでした。私をはじめ『サロベツ』からの乗継客を3人乗せた後、列車は発車しました。単線区間と複線区間が繰り返され、沿線風景は農村や丘陵が目立ちました。途中の栗丘~栗山では旧線跡(?)が見られましたが、この区間は途中のトンネルが崩壊して旧下り線が廃止され単線化されたそうです。石勝線との接続駅である追分からは沿線にサラブレッドの牧場も目立ち始め、沼ノ端の手前で千歳線と合流すると架線下を走ります。そして岩見沢から1時間半弱で終点の苫小牧駅に到着しました。



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苫小牧駅にて撮影。

苫小牧では乗継列車が来るまで時間があったので改札を出て駅前の『ダイエー』へ。前日に怪我をした為、絆創膏と「キズドライ」を購入しました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
JR北海道:札沼線新十津川→桑園76.5km踏破達成!
JR北海道:室蘭本線岩見沢→苫小牧75.8km
(参考:Wikipedia)