第208回 初の北海道乗り鉄(2・函館から山線経由で札幌へ) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…
2003年4月26日から5月2日にかけて、周遊きっぷ(北海道ゾーン)を使用して、
6泊7日の日程で北海道へ乗りつぶしの旅へ出かけました。
日程が長い分、色々なアクシデントもありましたが…。
今回は2日目、4月27日の後半の模様です。
今回の日程 2003年4月27日(日)

函館1217(函館本線<藤城線経由、駒ケ岳経由>・5009D特急『スーパー北斗9号』)1326長万部1430(函館本線【山線】・2943D)1759小樽1804(函館本線・3966M快速エアポート184号)1836札幌

【宿泊】
函館からは札幌を目指して函館本線を北上しました。まず乗車したのは札幌行きの特急『スーパー北斗9号』で、車両はキハ281系の8連でした。私は『周遊きっぷ』使用なので、7号車の禁煙自由席に座り、車窓風景を楽しむことにしました。

列車は定刻に発車し、次の五稜郭から初乗車区間に入ります。七飯からは勾配の緩い短絡線『藤城線(藤城支線)』に入り、高架線を駆け抜けます。やがて山間部に入り、大沼からは本線を通ります。私は函館駅で購入した駅弁「うにいくら丼」を食べ、駒ケ岳など車窓風景を楽しみました。そして森からは内浦湾(噴火湾)を見ながら走ります。私は車内販売のヨーグルトを購入し、食後のおやつとして食べました。そして函館から1時間少々で長万部に到着しました。このまま『スーパー北斗9号』に乗っていれば札幌に着くのですが、ここは倶知安経由の通称【山線】を乗りつぶすために下車しました。



イメージ 1

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2枚とも長万部駅にて撮影。青色の車両は『スーパー北斗』用のキハ281系気動車です。

長万部駅からは【山線】経由の小樽行き2943Dに乗車しました。車両はキハ40 821の単行で、乗客は5人ほどしかいませんでした。私をはじめ、全員がボックスシートを独占していました。驚いたのは、側窓が二重窓で、冬の凄い寒さを感じさせる設備です。



イメージ 3

長万部駅にて撮影。私が【山線】で乗車したキハ40 821です。

2943Dは定刻に長万部を発車し、【海線】の室蘭本線と分かれるとすぐに山間部に入ります。防雪林などに眺望を遮られ、車窓風景を満足に望めませんでした。それでも、ニセコアンヌプリや羊蹄山の景色は素晴らしかったです。なぜ写真撮影しなかったのか…悔やまれますorz

2943Dは16時24分に倶知安に到着しました。9分間の長時間停車で、乗客の内の3人ほどがホームの立ち食いそば屋でそばを購入し、使い捨て容器入りのそばを車内で食べていました。私は腹が減ってなかったので食べませんでしたが、食べておけばよかったなぁ~と後悔しています…。
倶知安からも山間部を走りますが、余市付近からは平坦な所も走りました。車内はボックスシートが半分ほど埋まった状態で小樽市街に入りましたが、不覚にも私は少しだけ眠ってしまい、一部分の風景だけ見ることができませんでした…orz 「ちくしょう」と自分自身の情けなさを悔やみながら、2943Dは終点の小樽に到着しました。



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小樽駅にて2009年撮影。

小樽では快速『エアポート184号』に乗り継ぎました。車両は片側3扉・デッキ付きの721系6連で、私は3号車の転換クロスシートに腰掛けました。乗車率はそこそこでしたが、まだ窓側席も空いていました。



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小樽駅にて2009年撮影。721系電車です。

『エアポート184号』は小樽を発車後市街地を走り、小樽築港から銭函まで石狩湾沿いを走ります。もう夕方でしたが、石狩湾の景色は素晴らしかったです。
ほしみ駅からは札幌市に入り、徐々に都会の風景に変わっていきます。手稲では多くの乗車があり、座席はほぼ埋まりました。最後は高架区間になって札沼線が合流し、定刻の18時36分、札幌駅に到着し、私は下車しました。

この日はもうクタクタで街を散策する体力も無く、コンビニで夕食を買ってから駅の北口近くにある「東横イン」へチェックイン。夕食、入浴後は疲れていたせいもあり20時30分頃に眠ってしまいました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
JR北海道:函館本線五稜郭→七飯10.4km
JR北海道:函館本線<藤城線>七飯→大沼(※1)13.2km踏破達成!
JR北海道:函館本線大沼→札幌259.3km
(※1)本線経由の営業キロを表示。実キロは不明。

(参考:Wikipedia)