第200回 東急の「ローカル線」を乗りつぶして帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2002年の年末、12月28日~12月31日までの間、3泊4日の日程で東京を中心に関東地方を乗り鉄しました。
今回は乗り鉄最終日かつ2002年の大晦日、12月31日の後半の模様です。
今回の日程 2002年12月31日(火) 【後半】

武蔵小杉1203(東急東横線・急行)1205多摩川1209(東急多摩川線)1219蒲田1229(東急池上線)1252五反田1301(山手線内回り)1302大崎1310(埼京線<山手貨物線→赤羽線>・快速)1336赤羽1342(宇都宮線・594M)1352上野1415(京浜東北線)1422東京1520(東海道新幹線・のぞみ75号)1753新大阪1810(JR京都線→JR神戸線・3229M新快速)1905加古川

【帰宅】
武蔵小杉駅の駅前で昼食を済ませたあと、今度は東横線の急行(9000系8連)に乗って多摩川駅(旧・多摩川園駅)へ戻りました。そして『目蒲線』から分割された路線のひとつ、『東急多摩川線』の乗りつぶしをすることにしました。
まずは地下ホームへ移動。そしてホームに停車していた蒲田行き(1000系3連)に乗車しましたが、座席は埋まっていて私は定位置の(?)ドア脇で車窓風景を眺めることにしました。
東急多摩川線は先ほど乗車した目黒線とは違い、駅などに目蒲線時代の面影を色濃く残していました。住宅街の中をゆっくりと走り、多摩川から10分で終点の蒲田に到着しました。蒲田駅は近代的な高架駅ですが、ホームの有効長が短く、こじんまりとした印象でした。



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蒲田駅にて撮影。

蒲田駅では一度改札を出て駅前を歩いた後、すぐに改札内に戻り、今度は池上線に乗車しました。余談ですが、池上線は以前に西島三重子さんの歌「池上線」の舞台にもなりました。五反田行き電車の車両は古い7700系の3連で、車体は多くの地方私鉄へ譲渡された7000系のものと一緒です。車内は空いていて、私は着席して車窓風景を眺めました。
蒲田を発車する時に驚いたのが、7700系がGTO-VVVFインバータ制御だったことです。この7700系電車は車体を流用して足回りの大部分を新製した車両で、名鉄などで見られる「車体新製・足回りは流用」とは逆パターンです。
池上線も東急多摩川線と同様に住宅街を走ります。道中、私の近くで車窓風景を必死に眺めていた子どもがいて、自分も小さい頃はこうだったなぁ…と思いつつ私も車窓風景を眺めていました。その子どもは母親と一緒に御嶽山で下車しました。池上線も後半は地下化された区間や地下化工事中の区間もありましたが、最後は非常に高さのある高架線になって終点の五反田に到着しました。池上線はかつて山手線の内側へ延伸する計画があり、その名残で池上線の五反田駅は山手線を跨ぐ格好で設置されています。池上線は全区間乗っても20分そこそこでしたが、東京23区内でありながらのんびりとした乗り鉄ができました。



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五反田駅にて2010年撮影。

五反田駅では山手線に乗り継いで1駅南の大崎へ。今回は205系11連でした。一度改札を出て再び戻り、埼京線(205系10連)に乗り継いで渋谷までの未乗区間を踏破、そのまま赤羽まで乗車しました。なぜ赤羽まで行ったのか忘れてしまいましたが、おそらく池袋駅の山手貨物線との分岐部を下り線でも乗りつぶしたかったからだと思います…。



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赤羽駅にて2008年撮影。

赤羽からは東北本線(尾久回り。211系5連×2)で上野へ。朝、上野駅のコインロッカーに預けていた荷物を回収し、京浜東北線(209系10連)で東京駅まで戻りました。そして改札外へ出てお土産を買って直接JR東海の東海道・山陽新幹線の改札口から入場し、新幹線ホームへ。
今回乗るのは新大阪行きの700系『のぞみ』で、私にとって初めての『のぞみ』乗車でした。500系に乗りたかったのですが、どの列車も満席ということで仕方なく700系『のぞみ』で帰ることにしました。年末年始の帰省ラッシュがまだ終わっていないようで、当時は全車指定席だった車内も東京駅で大半が埋まっていました。私も3人掛けの窓側A席しか取れなくて、乗車中にトイレへ行くのも大変だと思い、着席前にトイレを済ませておきました。そして私の指定された席に向かうと、既にC席には男性客が座っていて、ちょっと失礼して自分の座席に着席しました。その後、発車直前にB席へ大柄な男性客がやって来て、冬で皆着込んでいるのでいささか窮屈な状態で東京を発車しました。車内メロディーは『のぞみ』用の聴き慣れない音楽だったと記憶していますが、その曲を聴いたのは今回が最初で最後でした…。



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東京駅にて2007年撮影。

幸い窓際の席なので、私は車窓風景を見ながら移動の時間を過ごしました。当時、品川駅はなく、新横浜駅ではさらに乗客が乗り込んで来てついに満席になりました。そして私は外の風景ばかりを見てさらに1時間以上、名古屋ではB席の男性客が下車し、入れ替わりに名古屋からの客が座ることもなく、C席の男性客とともにようやく楽な姿勢にすることができました。名古屋発車後は日も暮れて暗くなりましたが、それでも私は夜景を眺めていました。関ヶ原は雪も少なく、難なく突破できました。そして京都でC席の男性客も下車し、最後は3席を独占できました。最後はトイレへ行ってから下車する支度をして待っていると、ほどなくして定刻通りに終点の新大阪に着きました。

新大阪では在来線の新快速(223系12連)に乗り換えましたが、大晦日だからか乗客が少なかったです。そして19時05分に加古川に到着。そのまま帰宅し、同時に2002年の乗り鉄が終わりました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
東京急行電鉄:東急多摩川線多摩川→蒲田5.6km踏破達成!
東京急行電鉄:池上線蒲田→五反田10.9km踏破達成!
JR東日本:埼京線大崎→渋谷5.2km踏破達成!(列車系統として踏破)
(参考:Wikipedia)