前回の続き…
2002年の年末、12月28日～12月31日までの間、３泊４日の日程で東京を中心に関東地方を乗り鉄しました。
今回は12月30日の前半の模様です。
この日の一番列車は外房線の東金線経由成東行き633Mで、車両はスカ色の113系６連でした。千葉地区の113系は2011年秋に引退しましたが、2002年当時はまさに113系の独壇場といってもいい状態でした。車内はガラガラで、私はボックスシートの窓側席に座り、車窓風景を楽しむことにしました。
今回は12月30日の前半の模様です。
今回の日程 2002年12月30日(月) 【前半】 千葉734(外房線→東金線・633M)821成東827(東金線・632M)845大網859(外房線・235M)939大原944(いすみ鉄道いすみ線・13D)1032上総中野1045(小湊鐵道小湊鉄道線)1156五井1230(内房線→外房線・172M)1247千葉1258(総武快速線・1284F快速)1337東京 【後半へ続く】この日も早起きして、ホテルのロビーでサービスの朝食(パン)を食べました。そしてすぐにチェックアウトし、千葉駅で『青春１８きっぷ』のスタンプが押され、改札内に入りました。
この日の一番列車は外房線の東金線経由成東行き633Mで、車両はスカ色の113系６連でした。千葉地区の113系は2011年秋に引退しましたが、2002年当時はまさに113系の独壇場といってもいい状態でした。車内はガラガラで、私はボックスシートの窓側席に座り、車窓風景を楽しむことにしました。
千葉を発車して蘇我で内房線と別れると、台地に入ります。住宅地と畑と林が順番に現れてきました。土気を過ぎると山間部のような風景になり、房総半島を横断していることを実感しました。そしてポイントを左へ渡り、大網駅の東金線ホームに到着しました。大網駅からは東金線に入り、外房線(当時は房総東線)の旧線跡と合流してかつての大網駅跡を通過した後、田園の中を走ります。線内の中心駅である東金駅でも乗車は少なかったですが、東金では千葉へ行くのに成東経由より大網経由のルートを選択する人の方が多いかもしれません(勝手な推測ですが…)。東金からもローカル風景の中を走り、最後は総武本線と合流して終点の成東に着きました。
成東駅にて2005年撮影。今は引退したスカ色の113系電車です。
私は一度改札を出た後すぐに戻り、東金線の千葉行き632Mに乗って大網まで戻りました。はじめはガラガラでしたが、やはり東金での乗車が多かったです。
大網駅でも一度改札を出てから外房線ホームへ。『１８きっぷ』ですと自由に途中下車できるので、その点では便利です。
そして外房線の安房鴨川行き235Mに乗車しました。113系の８連でしたが、車内はガラガラで今回もボックスシートに腰掛けました。車窓風景については、茂原付近の市街地では高架線だったものの、その他の区間は田園などが展開するローカル風景でした。上総一ノ宮からは単線になり、特徴的な駅名の『東浪見(とらみ)』などに停車して、９時40分に大原着。私は下車しました。
大網駅でも一度改札を出てから外房線ホームへ。『１８きっぷ』ですと自由に途中下車できるので、その点では便利です。
そして外房線の安房鴨川行き235Mに乗車しました。113系の８連でしたが、車内はガラガラで今回もボックスシートに腰掛けました。車窓風景については、茂原付近の市街地では高架線だったものの、その他の区間は田園などが展開するローカル風景でした。上総一ノ宮からは単線になり、特徴的な駅名の『東浪見(とらみ)』などに停車して、９時40分に大原着。私は下車しました。
大原駅にて撮影。
大原駅からはいすみ鉄道～小湊鐵道のルートで房総半島の往復をします。大原駅の券売機で上総中野までのきっぷを買い(…と記憶しています)、菜の花色のレールバス(いすみ200型の単行)に乗り込みました。車両は小柄でした。乗客は少なく、オールロングシートの車内はガラガラでした。私は座席に座って車窓風景を楽しむ事にしました。
大原を発車し、平地の田園地帯や台地の林の中を走ります。途中の大多喜では車庫があり、付近では大多喜城(再建)も望めました。大多喜を過ぎると山深くなり、大原から48分で終点の上総中野に到着しました。乗客は私を含めて２名のみで、もう１名は駅の外へ出て行きました。そして駅舎側のホームには、キハ20系に似ている感じがする小湊鐵道の気動車(キハ200形２連)が停車していました。
私は少しだけ駅前を散策した後、小湊鐵道のキハ200形に乗車しました。車内は外見とは裏腹にオールロングシートでした。乗客は私一人でした。はじめは私と同じルートで乗り鉄する人がもう何人かいると思いましたが、意外な結果でした…。
２枚とも上総中野駅にて撮影。
列車は定刻に上総中野を発車し、山越えをすると市原市に入ります。この先終点の五井まで市原市内を走ります。車掌が巡回してきたので五井までの乗車券を求めましたが、昔ながらの乗車券でした。また、車掌は女性の方でした。後から知ったのですが、小湊鐵道では女性の車掌しかいないようです。また、これも後から知ったのですが、大原～五井の片道乗車にお得な『房総横断乗車券』が発売されています。両社ともあまり積極的にＰＲをしていないようですが…。
養老渓谷から先も台地内の山岳区間を進みます。上総牛久付近でようやく台地を抜け出し、乗客も増えてきました。そして光風台付近で台地上の住宅地を見ながら田園地帯を進み、最後は市街地に入って内房線に寄り添い、上総中野から１時間11分を要して終点の五井に到着しました。最終的には座席が全て埋まるほどの乗車率でした。駅構内の東側には車両基地があります。
養老渓谷から先も台地内の山岳区間を進みます。上総牛久付近でようやく台地を抜け出し、乗客も増えてきました。そして光風台付近で台地上の住宅地を見ながら田園地帯を進み、最後は市街地に入って内房線に寄り添い、上総中野から１時間11分を要して終点の五井に到着しました。最終的には座席が全て埋まるほどの乗車率でした。駅構内の東側には車両基地があります。
五井駅にて2011年撮影。
五井駅では改札の外に出て、腹が減ったのでまた『松屋』に入り、牛めしのセットを食べました。しかし、いつまでたっても味噌汁を出してきません…しかも私より後に注文した客に対して先に味噌汁を出す有様です！ 耐えかねて私が店員に言うと慌てて味噌汁を出してきました。昼食時で店員も忙しいでしょうが、客に対してきっちり最低限の仕事はこなしてほしいところです…。
昼食後は五井駅に戻り、内房線の千葉行き172Mに乗車しましたが、113系４連の車内は編成が短い事もあり満員でした。私は何とかドア脇のポジションをゲットし、ドアの窓から車窓風景を眺めました。海側の住宅地の向こうに工場がある風景の中を走ります。蘇我で京葉線に乗り換えるなどの乗客が大勢下車し、幾分楽になりました。最後は千葉市街の高架区間に入り、西側の京成千原線(本千葉駅から千葉線)と並走した後、終点の千葉に到着しました。
千葉からは総武快速線の1284F(E217系15連)に乗車しました。車内は空いていて私は後方車両のボックスシートに座ることができました。車窓風景を眺めながら車内でのひとときを過ごし、錦糸町を過ぎると地下区間に入って、定刻の13時37分、東京駅の地下ホームに到着しました。
千葉からは総武快速線の1284F(E217系15連)に乗車しました。車内は空いていて私は後方車両のボックスシートに座ることができました。車窓風景を眺めながら車内でのひとときを過ごし、錦糸町を過ぎると地下区間に入って、定刻の13時37分、東京駅の地下ホームに到着しました。
まだまだ時間があるので、この日はその後も乗り鉄を続けました。
(つづく)