第173回 三浦半島の路線を「ほぼ」乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2002年8月14日~8月18日の間、『青春18きっぷ』を使用してこの年の3月以来となる関東地方の鉄道路線の乗りつぶしを敢行しました。

今回は2日目、2002年8月15日の前半の模様をお伝えします。
今回の日程 2002年8月15日(木) 【前半】

御徒町848(山手線外回り)850秋葉原852(中央・総武緩行線)858錦糸町902(総武快速線・874F快速)911東京915(横須賀線・869S)1040久里浜1113(横須賀線・1116H)1134逗子(徒歩)新逗子1147(京浜急行電鉄逗子線)1154金沢八景1157(本線)1223浦賀1234(本線)1239堀ノ内1246(久里浜線・快特)1252京急久里浜1304(久里浜線→本線・快特)1322金沢文庫1330(逗子線)1340新逗子(徒歩)逗子駅

【後半へ続く】
この日は前日の疲れのせいで朝7時30分頃に起床。ホテルの近くの「松屋」で朝食を済ませた後にホテルをチェックアウトしました。そして御徒町駅へ。『ホリデーパス』(2,040円)を購入し、自動改札にきっぷを通しました。御徒町駅からは山手線で秋葉原へ。車両は新車のE231系500番台11連で、車内も綺麗でドア上の液晶ディスプレイに見入ってしまいました。そして秋葉原からは中央・総武緩行線(209系500番台10連)に乗り継いで錦糸町駅までやってきました。

錦糸町駅では総武快速線に乗り継ぎました。ホームでグリーン券を購入して、グリーン車に乗って久里浜を目指します。そして874F(E217系15連)に乗車しました。しかし、発車後「この電車は東京行きです」とのアナウンスを聞いて、「しもた!」。久里浜行きは1本あとだったのですorz 本当は馬喰町や新日本橋で乗り換えれば良かったのですが、気が動転していて、結局終点の東京で後続の久里浜行き869Sに乗り継ぐことになりました。しかも別ホームだったので上下移動も伴いました…。

東京から乗った横須賀線の869SもE217系の15連(11連+4連)で、今回もグリーン車に乗車しました。首都圏の普通列車のグリーン車に乗車するのはこの日が初めてで、しかも当然ながら2階建てグリーン車に乗るのも初めてでした。私は当然(?)2階席に着席し、品川の手前で地上に出てからは車窓風景を楽しむ事ができました。ちなみにグリーン車の車内はガラガラでした。列車は品川から品鶴線に入り、新川崎の少し手前まで東海道新幹線と並走します。そして新鶴見信号場を通過して鶴見駅の手前で東海道本線と合流し、並走しながら横浜駅に到着。ここからは初乗車区間ですが、大船までは引き続き東海道本線と並走しながら走りました。大船からは正真正銘の横須賀線に入り、古都・鎌倉を経由して逗子着。逗子にて前方の付属4両編成を切り離し、基本編成のみの11連となって逗子を発車。田浦を過ぎると海を見ながら進み、さらに横須賀を過ぎると長大トンネルをくぐり、住宅地に出て衣笠、そして東京から1時間25分で終点の久里浜に到着しました。11両の長編成とは裏腹に下車客はわずかでした。



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久里浜駅にて2009年撮影。

久里浜からは横須賀線を引き返しました。乗車したのは逗子行きの1116Hで、E217系の付属4連のみでした。4連なので車内は停車駅ごとに混雑してきましたが、それでも席が埋まるほどの乗車率にとどまりました。そして終点の逗子で下車。改札を出ました。

逗子駅を出た後は5分ほど歩き、京浜急行電鉄の新逗子駅に到着しました。

新逗子駅からは、京急逗子線の乗りつぶしをします。車両の形式は忘れてしまいましたが、ロングシート車の4連でした。車内は比較的空いていましたが、逗子から横浜や東京へ行くのに地元の人はJRと京急、どちらを使うのかが気になりました。



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新逗子駅にて。

新逗子を発車してすぐにJR横須賀線をオーバークロスして、神武寺駅を過ぎると上り線が左側からの側線と合流しますが、この線路の軌間が狭軌の1,067mmで、京急は標準軌の1,435mmなので上り線のみ三線軌区間になっています。トンネルを抜けると横浜市に入り、六浦を過ぎると本線に寄り添い金沢八景に到着しました。私はここで下車しました。

金沢八景からは本線の浦賀行き普通電車に乗り換えました。車両は、今は廃車されてしまった片開き4扉車の700形4連でした。現在は一部の700形(先頭車両のみの一部)が香川県の高松琴平電気鉄道に譲渡されています。車内は席が埋まるほどで、私はドア脇に立ちました。横須賀市内はトンネルが多く、起伏に富んでいます。トンネルの間に駅があり、わずかに見える景色を必死に眺めました。京急横須賀を過ぎてしばらくすると周囲が開けてきました。久里浜線が分岐する堀ノ内を過ぎるとラストスパート。最後はトンネルを抜けて終着駅の浦賀に到着しました。
浦賀駅はのどかな雰囲気が漂っていました。浦賀駅は本線の駅なのですが、快急は堀ノ内から久里浜線に乗り入れるので、堀ノ内~浦賀は支線的な扱いになってしまっています…。



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浦賀駅にて。
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こちらは浦賀駅にて2009年撮影。

浦賀駅で写真を撮った後すぐに普通電車で引き返しました。車両は先程と同じ700形の4連でした。今度は堀ノ内で下車し、久里浜線に乗り換えました。乗車したのは快特で、車両は2100形の8連でした。堀ノ内を発車後、一度は聞きたかった「ドレミファインバータ」のモーター音を聞くことができ感激しました。快特は比較的新しい高架線を各駅に停車しながら走り、車両基地を見た後、京急久里浜に到着し私は下車しました。本来ならば三崎口まで乗りたかったのですが、今後の日程のこともあり(私がもっと早起きしていれば三崎口まで踏破可能でしたが…)、泣く泣く引き返すことにしました。改札を出て再入場後、今度は上りの快急に乗り金沢文庫まで移動しました。駅前に「サンテラス文庫」とユニークな書体で大きく書かれたユニーの店舗を発見しましたが、ユニーは名古屋のスーパーと思っていて横浜で発見して少しビックリしました。

金沢文庫では改札を出て再入場後、逗子線の普通電車に乗り継ぎました。金沢文庫~金沢八景は京急唯一の複々線区間で、一度通ってみたかったのですがこの日になって実現しました。東急車輛への引込線が上り線に合流し、三線軌になる所もバッチリ確認しました。そして金沢八景からは逗子線に入り、13時40分に新逗子に到着しました。



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金沢八景駅にて2010年撮影。辛うじて3本の線路が写っています。

新逗子駅からは再び歩いてJRの逗子駅に戻りました。そろそろ昼食を…と思い飲食店を探していたのですが適当な店が見つからず…結局逗子駅構内のコンビニでパンを購入し、すぐに駅ホームのベンチで食べました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
JR東日本:(横須賀線)戸塚→大船5.6km列車系統として踏破
JR東日本:横須賀線大船→久里浜23.9km踏破達成!
京浜急行電鉄:逗子線新逗子~金沢八景5.9km踏破達成!
京浜急行電鉄:本線金沢文庫~浦賀16.0km
京浜急行電鉄:久里浜線堀ノ内~京急久里浜4.5km
(参考:Wikipedia)