第149回 東京の鉄道路線を細かく乗りつぶし(2) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2002年3月4日~3月9日にかけて、5泊6日(うち車内で1泊)の日程で関東方面の乗りつぶしを進めました。
今回は3月6日の2回目、京王井の頭線や埼玉高速鉄道線などを乗りつぶしました。
今回の日程 2002年3月6日(水) 【その2/全3回】

中野1323(中央快速線)1332吉祥寺1348(京王井の頭線・急行)1404渋谷1418(営団地下鉄銀座線)1442上野広小路(徒歩)上野御徒町1449(都営地下鉄大江戸線・内回り)1453春日(徒歩)後楽園1502(営団丸ノ内線)1508池袋1517(営団丸ノ内線)1523後楽園1536(営団南北線→埼玉高速鉄道線)1613浦和美園1629(埼玉高速鉄道線)1648赤羽岩淵1656(営団南北線)1714後楽園1717(営団丸ノ内線)1720茗荷谷1724(営団丸ノ内線)1742赤坂見附1743(営団銀座線)1751渋谷

【その3/3へ続く】
中央線中野駅ホームの立ち食いそば屋にて昼食後、中央線の快速電車に乗って西へ。当時はオレンジの201系の独壇場で、こちらではもう旧型扱いになっているのが関西在住の私からすれば驚きでした。関西では103系がますます活躍しているというのに……。
東京では昼間でも乗客は多く、私はドア脇で景色を眺めて車内での移動時間を過ごしました。そして吉祥寺で下車しました。

吉祥寺で下車したのは初めてでした。東京23区からは外れているのに駅周辺は栄えていて人も物凄く多かったです。
ここで京王電鉄井の頭線に乗り換えました。看板に「渋谷まで190円」と書かれていたのが印象的でした。吉祥寺からの移動は、新宿へは中央線、渋谷へは井の頭線と使い分けできるので便利だと思いました。
今回乗車した急行電車は、新型の1000系5連でした。都会の路線なのに5連は短い印象で、案の定、吉祥寺発車時点で立客が結構いました。私も車窓を眺めるために左側のドア脇に立ちました。


イメージ 1
吉祥寺駅にて。2009年撮影。

吉祥寺を発車すると、すぐに線名の由来である井の頭公園を通過し、住宅街の中をゆっくり走りながらも相当数の駅を通過しました。途中、永福町付近に車両基地がありますが、車窓右側なのでチラッとしか見えず、悔しい思いをしてしまいました。また私の悪い面が出て、車両基地を見るためにリベンジしようと思いました。
明大前で京王線からの、下北沢で小田急線から乗り換えの乗客も増え、5連の車内はかなり混雑してきました。最後はトンネル駅の神泉を通過してさらにトンネルをくぐり終えると、吉祥寺から16分で終点の渋谷に到着しました。

渋谷では1度スクランブル交差点を渡ってみました。そしてハチ公像を見て感激しましたが写真は撮らずorz 


イメージ 2
渋谷駅前スクランブル交差点にて。2009年撮影。

田舎者丸出しのプレーを体験してから今度は東急百貨店に入り、3階にある営団地下鉄銀座線の渋谷駅へ。今度は銀座線の乗りつぶしをしました。やはり乗車率は高く、いつものようにドア脇に立って車窓を眺めました。
渋谷を発車して少しの間は地上(高架)を走ります。そしてすぐに地下へ入りました。表参道では半蔵門線と、赤坂見附では丸ノ内線と同一ホームでの乗り換えができて便利な印象でした。そして銀座到着時で銀座線の乗りつぶしは達成し、さらに乗り続けて上野広小路で下車しました。駅は上野松坂屋と直結していますが、こんな所に名古屋の松坂屋がある事に少し驚きました。

上野広小路からは地下通路を通って上野御徒町駅へ。都営地下鉄大江戸線に乗って2駅、春日駅まで移動しました。大江戸線は初乗車でしたが、大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線と同じような感じで車両は小ぶりでした。

春日で下車後、地上へ上がり、今度は営団丸ノ内線に乗り換えました。池袋まで乗車しましたが、疲れていたので座って移動しました。途中まで地上区間も走り、茗荷谷から地下に入って意外と早く池袋に到着しました。

池袋で下車後すぐに丸ノ内線を引き返しましたが、地上区間の車窓風景を眺めるために、左側ドア脇に立ちました。そして茗荷谷から地上に出ましたが……またしても右側に車両基地が…車内は混んでいて移動ができず、井の頭線に続いて車両基地を見る事はできませんでしたorz これは早い内にリベンジあるのみです!…と思いつつ後楽園で下車しました。でも他に行きたい所があったので、すぐにリベンジはしませんでした。


イメージ 3
後楽園駅にて。2009年撮影。

後楽園では再び地下に下りて、今度は営団南北線に乗って北を目指しました。ホームには本格的な全面型のホームドアがあって、車両をはっきりと見る事ができませんでした。
浦和美園行きに乗車し、終点の浦和美園へ向かいました。殆ど地下区間で、私も疲れていたので着席して座席から駅などを眺めました。ちなみに車内は閑散としていました。
赤羽岩淵から埼玉高速鉄道線に入りました。こちらではホームドアは低い位置のみのタイプでした。東川口を過ぎ、最後は地上に上がって終点の浦和美園に着きました。後楽園から37分の道のりでした。


イメージ 4
浦和美園駅にて。2007年撮影。

浦和美園駅はこの年の5月から開催される2002 FIFAワールドカップで使われる埼玉スタジアム2002の最寄り駅です。しかし駅周辺は開発中で更地が多く、特に駅の西側は昔ながらの農村風景が残っていました。

浦和美園駅では長居はせずに埼玉高速鉄道線を引き返しました。途中、営団南北線との境界駅である赤羽岩淵で下車し、地上に出て駅周辺の様子を眺めました。そしてすぐに駅へ戻り、南北線で後楽園まで戻りました。

後楽園からは先程の丸ノ内線のリベンジをしました。池袋行きに乗車し、今度も左側ドア脇に立って南側の景色が見える体勢を整えました。そして地上区間では、念願の小石川車両基地を見る事ができました! 見終わるとすぐに地下へ入り、今回は茗荷谷で下車しました。
茗荷谷駅は地上に改札があり、都心を走る地下鉄では珍しい駅です。それよりも気になったのは、駅名が『みょうがだに』で、最後のではなくだにと読む事に関西人の私は愛着感を抱きました。

茗荷谷ではすぐに引き返し後楽園方向へ。今度は後楽園では降りずに乗り続けました。御茶ノ水を過ぎて神田川を渡り(ちゃんとこの目で確認しました)、東京駅を通り越して赤坂見附まで乗車しました。
赤坂見附では同一ホーム反対側に発着する銀座線に乗り換えて、終点の渋谷まで乗車しました。

もう日没を過ぎていましたが、地下鉄を中心にもう少し乗ろうと思い、
この日はまだまだ東京での乗り鉄を続けました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
京王電鉄:井の頭線吉祥寺→渋谷12.7km踏破達成!
帝都高速度交通営団:銀座線渋谷→銀座7.2km踏破達成!
都営地下鉄:大江戸線上野御徒町→春日1.9km
帝都高速度交通営団:丸ノ内線後楽園~池袋4.8km
帝都高速度交通営団:南北線後楽園~赤羽岩淵9.9km
埼玉高速鉄道:埼玉高速鉄道線赤羽岩淵~浦和美園14.6km踏破達成!
帝都高速度交通営団:丸ノ内線後楽園→大手町3.3km
帝都高速度交通営団:丸ノ内線東京→赤坂見附3.7km
(『営団』は現在の東京メトロ。参考:Wikipedia)