第124回 美濃赤坂支線を乗りつぶして静岡へ | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2002年1月10日~1月15日の間、長期間に亘り乗り鉄をしました。
1月12日~1月14日の世間の三連休の期間は、JR東日本管内の新幹線・特急の指定席が乗り放題の『三連休パス』を使用して東北地方などの廃止危惧路線を中心に乗り鉄しました。

今回から数回に分けて紹介します。

1日目は2002年1月10日、この日は岐阜県にあるJR東海道本線の支線、通称:美濃赤坂支線を乗りつぶして東京方面へ向かいました。
今回の日程 2002年1月10日(木)

加古川1027(山陽→東海道本線・3310M新快速)1143京都1158(東海道本線・3312M新快速)1248米原1258(220F)1330大垣1333(東海道本線<美濃赤坂支線>・1217F)1340美濃赤坂1348(1216F)1354大垣1418(東海道本線・2236F新快速)1537豊橋1545(946M)1618浜松1620(782M)1729静岡

【宿泊】
この日も毎度の事ながら起床が遅く、自宅を出発したのは朝10時を回ってしまいました。大急ぎで加古川駅へ向かい、有人改札口で『青春18きっぷ』のスタンプが押され、ギリギリセーフで3310M新快速に間に合いました。しかし、3310Mは湖西線の近江今津行きで、私が乗りたかった長浜行きとは違いました。しまったorz…と思いましたが、着席できたこともあり京都で乗り換えることにしました。そして京都で後続の長浜行き3312M新快速に乗り換え、運よく空いた窓側席に座って米原まで移動しました。

米原から東海道本線の大垣行き220Fに乗り換えます。車両は117系4連で、313系の投入に伴い大垣~米原間などで活躍していました。時間帯が良かったからか車内はさほど混雑せず、今回も窓側席に座れました。雪景色の中を進みましたが、そのせいか大垣着が2分遅れて、乗車予定の美濃赤坂行き1217Fに間に合わないと思いましたが、ちゃんと接続をとってくれたので予定通り1217Fに乗車できました。乗り遅れると1時間後まで待たなければならなかったので助かりました…。

美濃赤坂行き1217Fも117系4連で、乗客の数からすれば4両は多いかな、とも思いましたが、好きな場所に座れたので良かったです。電車はしばらくの間東海道本線の下り線を進み、やがて右へ分岐して荒尾駅に着きました。ホームのみの無人駅でした。その後もゆっくりと進み、左側へ休止中の西濃鉄道昼飯線(ひるいせん)が分岐するとすぐに終点の美濃赤坂に到着しました。


イメージ 1
美濃赤坂駅ホームにて。積雪がすごく、晴れの日の午後にもかかわらず雪が融けてませんでした。
117系ですが、313系投入後は完全に隅っこに追いやられてしまった感じがしました。


イメージ 2
美濃赤坂駅は貨物駅も併設されていて、さらに先へ貨物専業の西濃鉄道市橋線の線路が延びています。
写真のホッパ車(ホキ9500)の手前には西濃鉄道のものと思われる車掌車が3両連結されています。


イメージ 3
美濃赤坂駅舎です。有人駅っぽいですが実際は無人駅です。
駅北側には旧中山道の赤坂宿があり、観光も楽しめます。

西濃鉄道の路線を辿ってみたかったのですがそれは今度の機会にして、来た電車の折り返し(1216F)で大垣まで戻りました。
そして久しぶりに大垣駅ビルの「スガキヤ」で昼食のラーメンを食べました。これを食べると東海地方に来た気がします。実際には関西にも「スガキヤ」の店舗はあるのですが…。

大垣からは東海道本線の2236F新快速で豊橋へ。車両は313系0番台の4連でした。米原からの電車とは接続していないので乗車率はほどほどで、難なく窓側席をゲットして、豊橋までの俊足ぶりを堪能しました。

豊橋では浜松行きの946Mに乗り継ぎました。車両は113系2000番台の3連で、ボックスシートに腰掛けました。私は関西にはあまり在籍していない113系2000番台が好きで、見た目もスッキリしていて、シートピッチ(座席の間隔)が広いので楽でした。浜名湖などを眺めながら移動し、浜松ではさらに782Mに乗り継ぎました。
782Mも113系2000番台で、今回は3連+3連でした。こちらでも景色を眺めながら移動しましたが、途中から暗くなりました。そして17時29分に静岡着。

この日は静岡で泊まろうと駅構内の公衆電話のタウンページを見てホテルを探しました。本当は旅行前に宿は押さえておかなくてはいけないのですが…今では全てネットでホテルを予約しています。
そしてリーズナブルな料金で見つかったのは駅南口にある「静岡ワシントンホテル」。早速、予約の電話を入れて、空室ありだったので即予約しました。そしてホテル側から「当ホテルはチェーン展開している某ホテルとは経営者が違いまして、某ホテルのカード類などは使えませんので予めご了承下さい。」とお話がありました。要は同名のホテルですから間違いが多いのでしょう。しかし、現状の私ごときでは某ホテルチェーンに泊まることは叶いませんから、私は「大丈夫ですよ、問題ないです」と返しました。

その後すぐにホテルにチェックインしました。フロントの対応は同名の某チェーン店に勝るとも劣らないほど丁寧で気持ちが良かったです。
部屋に荷物を置いた後は一旦外出し、いつもの傾向で夕食は「ロッテリア」でした。さらにパジャマのズボンを忘れたので、駅北口側の「長崎屋」(現在は閉店)でズボンを買ってホテルに戻り、また夜遅くまでテレビを観ながら過ごし、いつしか眠りに落ちていました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
JR東海:東海道本線(美濃赤坂支線)大垣~美濃赤坂5.0km踏破達成!
(参考:Wikipedia)