第99回 寄り道しながら東京へ | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2001年8月10日~13日、3泊4日で東京の方へ乗り鉄に出かけました。
今回は乗り鉄以外にも目的があり、満足に巡れませんでした。しかも、私の計画性の無さ、さらに余計なこだわりによって中途半端な乗り鉄旅行に終わってしまい、悔いが残る結果になってしまいました。

今回の日程(1) 2001年8月10日(金)

加古川1042(JR神戸線・3312M新快速)1051西明石1108(山陽→東海道新幹線・『ひかり154号』)1227名古屋 【宿泊】
この日は名古屋に用事があり、そのまま名古屋のホテルに宿泊しました。
乗り鉄のスタートは翌日からです。


今回の日程(2) 2001年8月11日(土)

名古屋551(東海道本線・3102F)758浜松817(5436M)1050熱海1100(3756M快速『アクティー』)1153大船1222(根岸線→京浜東北線・快速)1326東京1430頃(京浜東北線・快速)1435ごろ上野1450頃(常磐線・391M普通)1510ごろ松戸1525頃(常磐緩行線・各停)1530ごろ馬橋1548(総武流山電鉄流山線)1559流山1601(流山線)1612馬橋1620頃(常磐緩行線・各停)1635ごろ我孫子1640頃(常磐緩行線・各停)1647ごろ取手1659(常磐線・快速)1740ごろ上野1749(山手線外回り)1755神田1802(中央線・快速)1804御茶ノ水(徒歩)神田2000頃(山手線外回り)2020ごろ五反田 【宿泊】
この日は早起きして、『18きっぷ』を使用して名古屋から一路東京を目指します。第一走者の3102Fは117系の4+4連で、転換クロスシートの窓側席に座って悠々と浜松まで移動できました。浜松で小休止の後、第2走者の熱海行き5436Mに乗ります。車両は113系の3+4連で、今ではロングシート車がほとんどを占める東海道本線・静岡県区間ですが、当時は113系や115系もまだまだ活躍していて、ボックスシートに座って移動できました。5436Mは静岡で後方3両を切り離し、4連になりましたが、逆に乗車率は上がり車内は混雑していました。

熱海では快速『アクティー』に乗り換えます。今度も113系でしたが、11連+4連の堂々たる編成で、首都圏のパワーを感じさせます。熱海発車時点ではガラガラだったので、またもボックスシートに座り、車窓を楽しみながら移動しました。このまま東京まで乗っていたかったのですが、今回は途中の大船で下車し、駅前の吉野家で280円牛丼を食べました。

昼食後、今度は根岸線の電車に乗ります。大船で途中下車したのは根岸線を乗りつぶすためでした。車両は209系10連で、新しい車両に乗れて感動しましたが、まさか数年後には全車がE233系に置き換えられてしまうとは……。
根岸線はかなり近代的な路線といった印象で、高架線やトンネルが連続します。新杉田~根岸では臨海部を走り、再びいくつかのトンネルを抜けると横浜の中心市街地に入り、桜木町からは東急東横線と並走し、横浜駅に到着しました。東海道線に乗り換えようかな…とも思いましたが、疲れてきたのでそのまま京浜東北線を東京まで乗り続けました。

東京駅で休憩後、再び京浜東北線に乗り上野まで移動しました。上野で常磐快速線の電車に乗り換えましたが、事故か何かの影響で常磐線のダイヤが大幅に乱れていて、私が乗ったいわき行き391Mは14時50分頃に発車しましたが、本来は30分以上前の14時16分発でした。
391Mは415系を3編成つなぎ合わせた堂々たる15連でしたが、車内はガラガラでした。はじめて乗る常磐線の景色を楽しみ、松戸で常磐緩行線の各駅停車(203系10連)に乗り換え、2駅目の馬橋で下車しました。

馬橋では総武流山電鉄(現:流鉄)に乗り換えます。ホームにきっぷうりばがあり、流山までのきっぷを求めます。車両は元西武の車両の2連で、乗車率は席が埋まる程度でした。
馬橋を発車して、JRの新松戸駅に近い幸谷ではさらに乗車があり、立客も発生しました。電車は住宅地を走りますが、ポツンポツンと畑も見られます。駅前にイトーヨーカドーがある平和台までで大半の乗客が下車し、馬橋から11分で車両基地もある終着駅の流山に到着しました。


イメージ 1
2002年撮影。

電車はたった2分で折り返すので、慌てて改札外に出て帰りのきっぷを買い、車内へ戻るとすぐにドアが閉まりました。バタバタしたせいで、この時は全く写真が撮れませんでした。

馬橋まで来た線路を戻り、今度は常磐緩行線をさらに先へ、取手を目指します。はじめにやって来たのは我孫子行きだったので、これに乗ります。車両は営団地下鉄の6000系で、登場後かなり経ちますが、近未来的で斬新なデザインはまだまだ通用すると思いました。
我孫子で後続の取手行きに乗り継ぎ、途中、天王台に停まって、河川敷で花火大会の準備をしていた利根川を渡り2駅目が終点の取手でした。常磐緩行線の我孫子~取手間は、データイムは列車の運転は無く、朝夕のみの運転です。それ故乗りつぶしが難しかったですが、車内はガラガラで、我孫子~取手の複々線化は本当に意味があったのか?と思います。

帰りは取手始発の快速電車に乗って上野まで行きます。車両は103系の15連で、あまりの長さにびっくりしました。夕方の上り電車だったこともあり、車内はガラガラでした。

「快速」なので、103系はモーターを唸らせてフルスピードで駆け抜けました。我孫子~北千住の走りはすごかったです。「スーパーひたち」や「フレッシュひたち」と同じ線路を走っていること自体が凄かったです。

上野到着後は、今回の旅の目的の一つ、書籍の探し物があったので神田神保町の古書街へ。時間が遅かったこともありましたが、探していた書籍は見つかりませんでした……。

そしてこの日は山手線に乗って五反田へ。駅近くのビジネスホテルに宿泊しました。お盆の時期になると東京のホテルは宿泊料金を割引く傾向にあることを当時知り、割安なホテルを探した結果、五反田になりました。
夕食・入浴後すぐに眠りに落ちました。 (つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
JR東日本:根岸線大船→桜木町20.1km踏破達成!
JR東日本:常磐線(上野~)日暮里~取手37.4km(上野からは39.6km)
JR東日本:常磐緩行線松戸→取手21.7km
総武流山電鉄(現在の「流鉄」):流山線馬橋~流山5.7km踏破達成!
(参考:Wikipedia)