【踏破後、廃線…】の第4回は、1999年8月に乗りつぶしをして、2002年5月に廃止となった、
南海電気鉄道和歌山港線(和歌山港~水軒)です。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/5b/ea/p/o0800060014425059388.png?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
南海電気鉄道:和歌山港線 | 和歌山港~水軒 | 2.6km | 2002年5月26日廃止 |
踏破達成時 | 1999年8月 |
撮影時 | 1999年8月、2008年12月 |
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/27/67/j/o0550041214425059407.jpg?caw=800)
和歌山港駅は島式ホーム2面2線で、水軒方面へは1番線のみが通じていました。
築堤は残っていますが、車止めの先は架線柱が撤去されています。
レールが残っているかどうかは不明です。
和歌山港駅を発車すると、左へカーブして築堤を下り、右手に4車線道路(臨港道路)が寄り添い、この先水軒駅まで並走します。また、車窓左側(東側)は緩衝帯?の林が延々と続きます。
電車は臨海工業地帯の中をゆっくりと走ります。途中、部分廃止の一因にもなった、廃止区間唯一の踏切があります。よく見ると道路は4車線で東へ向かっているのですが、踏切の部分だけ2車線に絞られていました。かつ西側も踏切を渡ってすぐの所に交差点があり、これらが渋滞の原因になっていると思いました。踏切の拡張や立体交差化すれば解決したのでしょうが、和歌山港~水軒にそれだけの投資をするほどの需要が無かったということでしょう。
電車は引き続き臨海部を進み、緩やかに右へカーブしながら最後は側線を分岐し、単式ホーム1面1線プラス側線の終点・水軒駅に到着しました。
電車は臨海工業地帯の中をゆっくりと走ります。途中、部分廃止の一因にもなった、廃止区間唯一の踏切があります。よく見ると道路は4車線で東へ向かっているのですが、踏切の部分だけ2車線に絞られていました。かつ西側も踏切を渡ってすぐの所に交差点があり、これらが渋滞の原因になっていると思いました。踏切の拡張や立体交差化すれば解決したのでしょうが、和歌山港~水軒にそれだけの投資をするほどの需要が無かったということでしょう。
電車は引き続き臨海部を進み、緩やかに右へカーブしながら最後は側線を分岐し、単式ホーム1面1線プラス側線の終点・水軒駅に到着しました。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/fa/85/j/o0550038514425059428.jpg?caw=800)
水軒駅には1日2往復しか電車が来ませんでした。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/1a/fe/j/o0550041214425059438.jpg?caw=800)
私が和歌山港~水軒を乗りつぶしたのは踏破元年の1999年8月でした。南海本線の乗りつぶしをしていたところ、和歌山港駅で偶然にも水軒行きとの接続のタイミングが合い、無事乗りつぶしが出来ました。
実際に乗車して、いつ廃止されてもおかしくないなぁ~と思いました。水軒駅の近くには観光地などがあるのですが、私の乗車時にはそういった乗客は皆無でした。
そして、今では中間駅が廃止された和歌山市~和歌山港も心配になってきました。
乗換駅 | 乗換路線 |
和歌山港駅 | ※1)南海電気鉄道:和歌山港線(和歌山市方面) |
和歌山県が第三種鉄道事業者、南海は第二種鉄道事業者。
(参考文献:『私鉄廃線25年』寺田裕一著。JTBキャンブックス/Wikipedia)