第72回 名鉄竹鼻線を大須まで乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2001年1月10日は、『青春18きっぷ』を使用して、日帰りで名古屋の方へ乗りつぶしに行きました。

今回の目的は、2001年9月で廃止予定の名鉄竹鼻線の末端区間、江吉良~大須の乗りつぶしでした。
今回の日程 2001年1月10日(水) 【前半】

加古川654(山陽→東海道・3606M新快速)908米原925(東海道・206F)958大垣1003(2318F快速)1014岐阜(徒歩)新岐阜104X(名鉄名古屋本線・急行)104X笠松105X(名鉄竹鼻線)112X大須1129(竹鼻線→名古屋本線)120X新岐阜 【後半へ続く】
今回は早起きして加古川6時54分発の新快速に乗ります。朝の通勤ラッシュ時でも通路側の席に座れました。223系の12両編成で、後ろ4両は京都で切り離されて湖西線の近江今津行きになります。私の乗車した前8両は長浜行きです。
米原で大垣行き(117系4連)に乗り換えますが、そんなに激しい座席争奪戦にはならず、難なく窓側席を確保できました。しかし大垣駅で乗り換えた快速豊橋行き(313系4連)は満席で、結局立席になりました…が、3駅目の岐阜で降りるので別に問題ありませんでした。

岐阜で下車した後、名鉄岐阜市内線の軌道敷を見ながら歩道を歩き、約5分で新岐阜駅(現在の名鉄岐阜駅)に到着しました。

新岐阜では大須までの乗車券を購入して、まずは急行で笠松まで移動します。車両はパノラマカー7000系6連(P6)でしたが、展望席ではなく中間車両に乗ってしまいました。今思えば何で展望席へ行かなかったのか、後悔してしまいますが、むしろ当時はまだパノラマカーの両数が多く、別に展望席が珍しくも何ともなかったのです。もっとも、数年後には展望席をゲットするのに苦労するのですが……。

笠松で始発の大須行き普通電車に乗り換えます。車両は1850系の1853Fで、昼間の間合運用で竹鼻線運用に就いていました。車内はガラガラで、転換クロスシートの窓側に座ります。
大須行きは笠松を発車し、単線の竹鼻線をゆっくりと走ります。実は私、子供の時は何年か東海地方に住んでいて、竹鼻線は(羽島線も)新幹線駅へ行く為に何度か乗った事があります。しかし私の乗りつぶしルールでは1999年1月1日に一度リセットした為、今回が初乗車の扱いになります。南宿から羽島市に入り、まだ地上駅だった羽島市役所前を過ぎ、羽島線分岐駅の江吉良からはいよいよ廃止予定区間に入ります。牧野、長間、中区、と住宅地と田園地帯が混在した近郊風景の中を走ります。市之枝を過ぎ、車窓左手には木曽川の堤防が見えます。八神駅付近で西に針路を変え、今度は長良川の堤防に阻まれる形で終点の大須に到着しました。乗客は3名のみでした。


イメージ 1

イメージ 2
大須駅にて。

大須駅では電車がすぐに折り返してしまうので、急いで撮影して電車に戻ります。乗客は5~6人で、昼間帯とはいえ、乗客の少なさは深刻です。廃止予定区間の駅での乗車は少なく、羽島市役所や竹鼻での乗車が多かったです。帰りの電車は笠松から名古屋本線も各駅停車で走り、新岐阜には12時過ぎに着きました。

ちなみに名鉄羽島線の乗りつぶしについてですが、今回は時間の都合でパスしました。 (つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
名古屋鉄道:竹鼻線笠松~江吉良10.3km踏破達成!
名古屋鉄道:竹鼻線江吉良~大須6.7km2001年10月1日廃止
(参考:Wikipedia)