今回は、一度も乗ることなく2001年に廃線となった小田急電鉄の向ヶ丘遊園モノレール線の廃線跡を2005年12月に訪問しました。
事前調査をあまりしなかったせいで簡単な紹介にとどまりますがご了承願います。
また、2005年12月の訪問時から現在までの間に、廃線跡に新たな変化が生じていると思いますが、2005年当時の状況としてご覧頂ければ幸いかと存じます。
(Yahoo!地図を使用。廃線跡は推定)
向ヶ丘遊園モノレール線は、全線にわたり神奈川県川崎市多摩区内にありました。
向ヶ丘遊園モノレール線は、全線にわたり神奈川県川崎市多摩区内にありました。
路線名 | 区間 | 距離 | 備考 |
向ヶ丘遊園モノレール線 | 向ヶ丘遊園~向ヶ丘遊園正門 | 1.1km | ロッキード式・全線単線 |
2001年2月1日廃止。
小田急小田原線の向ヶ丘遊園駅です(画質悪くてすみません)。
モノレールとの乗換は改札外連絡だったと思われます。
モノレールとの乗換は改札外連絡だったと思われます。
モノレールの向ヶ丘遊園駅跡は現在、駐輪場になっています。
ダイエー付近にて向ヶ丘遊園方を望む。
廃線跡はダイエーの前まで駅前通りの上を通っていました。
廃線跡はダイエーの前まで駅前通りの上を通っていました。
廃線跡はダイエーを過ぎた辺りで左へカーブし、二ヶ領用水(新川)?のほとりを終点近くまで通っていました。
画像はダイエー近くの「五ケ村堀緑地」で、この上を廃線跡が通っていました。
画像はダイエー近くの「五ケ村堀緑地」で、この上を廃線跡が通っていました。
本村橋交差点近くから向ヶ丘遊園方を望む。この辺りには遺構が残っていません。
川崎街道を渡り、向ヶ丘遊園正門駅が近づいてきました。廃線跡は川の左側を通っていました。
廃線跡は向ヶ丘遊園正門駅の手前で川を渡っていました。橋脚の跡らしきものがありました。
向ヶ丘遊園正門駅跡付近から向ヶ丘遊園方を望む。
モノレールは川の右側を、住宅地の中を走っていました。
モノレールは川の右側を、住宅地の中を走っていました。
向ヶ丘遊園正門駅の施設はすでに解体されていました。
なお、向ヶ丘遊園もモノレールの1年後、2002年に閉園してしまいました。今では「生田緑地ばら苑」のみが営業しています(季節営業・開園日要確認)。
なお、向ヶ丘遊園もモノレールの1年後、2002年に閉園してしまいました。今では「生田緑地ばら苑」のみが営業しています(季節営業・開園日要確認)。
ちなみに駅跡西側の向ヶ丘遊園の施設はまだ残っていました。
向ヶ丘遊園モノレール線は、私が鉄道踏破を始めてから一度も乗れずに廃止されてしまった路線のひとつで、乗れなくて今でも大変悔しい思いです。
しかし、廃線跡探訪といった形ですが、雰囲気だけでも味わえた気がします。
接続駅 | 接続路線 |
向ヶ丘遊園駅 | 小田急電鉄:小田原線 |
(参考:Wikipedia、HP『波多利朗のFunky Goods(廃墟系:向ヶ丘遊園モノレール跡)』)