留萌本線(2004年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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今回は、2004年に乗車した北海道の留萌本線です。
車窓の写真が1つしかありませんが、ご了承願います。



詳しい地図で見る
留萌本線深川~留萌~増毛66.8km全線単線非電化

踏破達成時2004年5月


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起点の深川駅です。留萌本線の列車は原則、深川駅が始終点ですが、下りの1本だけ函館本線・旭川始発の列車があります。

深川を発車するとすぐに右に折れ、函館本線と別れます。石狩平野の最北端を進み、北一已(きたいちやん)、秩父別(ちっぷべつ)、北秩父別(北秩父別)と難読駅が次々と現れ、かつては札沼線も乗り入れていた石狩沼田に到着します。
ローマ字表記では「地図」にはならない?真布(Mappu)を過ぎ、「明日萌駅」を正式駅名と間違えてしまいそうな恵比島からいよいよ山越えに入りますが、そんなに険しくありません。恵比島~峠下にある1つ目のトンネルで空知支庁から留萌支庁に変わり、留萌駅まで留萌川と一緒に走ります。


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留萌支庁所在地である留萌市の中心駅、留萌駅の駅名標です。
かつては宗谷本線の幌延までつながっていた羽幌線が乗り入れていました。

留萌を発車すると、進路を南に変え、今度は日本海沿いの崖下を走ります。崖の上は留萌市街です。
瀬越を過ぎると市街地が途切れ、海沿いの山裾を走ります。礼受(れうけ)を過ぎ、阿分(あふん)から増毛町に入ります、信砂(のぶしゃ)、舎熊(しゃぐま)、朱文別(しゅもんべつ)、箸別(はしべつ)とこまめに停車し、港が近づいて来ると、終点の増毛に到着します。


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増毛駅は1面1線の行き止まり駅です。
かつては側線があったそうですが、今は撤去されています。


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駅先端の車止めを撮影。柵がまったくありません。


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車止めと駅舎です。現在は無人駅ですが、有人駅時代はどのように集改札していたのか気になるところです。昔は柵で外と仕切られていたのでしょうか?


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駅舎を駅外側から撮影。


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駅舎内の窓口の所には季節営業の立ち食いそば屋があります。
今は営業しているのでしょうか?


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増毛駅を遠望します。いかにも終着駅といった感じがします。


乗り鉄の注意点

留萌本線を乗りつぶす際、最大のネックはやはり運転本数の少なさです。留萌~増毛ほ5時間以上間隔が開くこともあります。
ただ、増毛ですぐ引き返す場合、一部を除き約10分~20分で折り返しができるので、ロスは少ないほうと言えます。
片道の所要時間は1時間半足らずで、深川~増毛の単純往復でも大体3時間少々で行けます。

深川での函館本線との接続は、特急に関しては上り下りとも概ね良好です。しかし、普通列車は本数が少なく、「青春18きっぷ」使用での乗りつぶしはロスが大きくあまりお勧めできません。

また、留萌駅近くのバスターミナルからは、札幌直通の高速バス「高速るもい号」が多数設定されています。抜け道としても利用できます。夏季には増毛経由の「日本海るもい号」も運転されます。
さらに、留萌から旧羽幌線ルートを通る札幌~豊富の高速バス「特急はぼろ号」もあり、稚内方面へ抜けることも可能です。しかし、どうも留萌市内のバス停が駅から離れているようなので注意が必要です。こちらにも増毛経由で札幌まで行く便が1往復あります(こちらは定期便)。

のりかえ

乗換駅乗換路線
深川駅JR北海道:函館本線
(参考:Wikipedia)