第20回 青春18きっぷで初の九州(1) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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1999年8月14日(土)、競馬好きの友人と福岡県の小倉競馬場へ、翌15日に行われる小倉記念(GⅢ)を観戦するために、青春18きっぷを利用して山陽本線を一路西へ、小倉を目指しました。


①加古川920(3207M新快速)931姫路1004(1413M普通)1126岡山

私は加古川の実家にいたので加古川駅からスタートですが、友人は大阪からなので、予め青春18きっぷを購入してもらい、加古川駅で途中下車させて再度入場時に私の分のスタンプを押してもらいます。

加古川から223系の新快速で姫路へ。この頃は223系2000番台を大量に増備している最中でした。

姫路からは、18シーズンは相当な混雑で有名な岡山方面行きの普通列車に乗り換えます。115系1000番台の3両編成でしたが、余裕を持って姫路に着いたので難なくボックスシートを確保できました。
発車直前になるとやはり相当な混み具合になってきました。この状態が岡山まで続きました。


②岡山1143(1353M快速)1414広島1436(1565M普通)1522岩国

姫路から乗った1413Mは三原まで行くのですが、結局三原で同じ電車に乗り換えるから、ということで岡山で岩国行きの西条~広島間快速の電車に乗り換えます。2扉車の115系3000番台4両編成で、車端部と戸袋部を除き転換クロスシート主体の座席配置です。私たちは転換クロスシートに腰掛け、西を目指します。
しかし、2人共お腹が空いてきて岩国まで我慢できず、途中の広島で途中下車して立ち食いそばを食べました。
広島から仕切り直しです。岩国まで乗った普通電車も115系3000番台でした。秋の宮島を車窓から眺めることができました。


③岩国1543(1567M普通)1859下関1904(5677D)1912門司1915(鹿児島本線・快速)1921小倉2113→門司→下関2132

岩国で乗り換えた普通列車は白市始発!広島から乗っとけば良かった~と思いましたが、意外と車内はガラガラでボックスシートに座ることができました。
山口県内は海沿いを走る区間が多く、きれいな景色に感動しました。すでに夕暮れ時になり、岩国から3時間以上かけて下関に到着しました。
門司行きに乗り換え、いよいよ関門トンネルに入ります。このとき乗車した車両はキハ58系気動車でした。意外でした。
関門トンネルは長かったですが、あまり海底をくぐったという実感はありませんでした。むしろ門司に着いて、駅名標や車両などJR九州のモノを見た時、初めて九州に来たんだなぁ、と実感しました。

門司からは早速JR九州のオリジナル車両である813系の快速に乗って隣の小倉駅まで行きました。813系も鉄道雑誌では見たことがありますが、初めて生で見て衝撃を受けました。

今晩は小倉で宿泊する…はずでしたが、明日に小倉記念があるからなのか、ホテルはどこも満室で、カプセルホテルもなく、この頃はまだマンガ喫茶・ネットカフェもまだまだ少ない時代で、宿探しに苦労しました。宿泊予約のシステムを知らなかったので、ホテルへ飛び込みで行っては断られる、の繰り返しでした。
そこで、下関まで戻ることにし、再び関門トンネルをくぐり下関で降りました。駅前のホテルへ飛び込みで行ったところ、OKだったのでここで泊まることにしました。すでに21時を過ぎていました。

少し予定より遅くなりましたが、明日の競馬観戦に備えて早目に就寝しました。 (つづく)


今回の踏破路線

路線名区間距離備考
山陽本線倉敷~門司375.1km全線踏破達成!
鹿児島本線門司~小倉5.5km