1999年4月、長かった春休みが終わり、大学は新年度の前期が始まりました。しばらく長距離の鉄道踏破はお預けです。
そんな中、4月20日は講義が全部休講になり、時間ができました。そこで、『20日』=『大阪市はノーマイカーデー』ということで、再び「ノーマイカーフリーチケット」を使い、大阪市営地下鉄の踏破率を上げるためのミニトリップを決行しました。
そんな中、4月20日は講義が全部休講になり、時間ができました。そこで、『20日』=『大阪市はノーマイカーデー』ということで、再び「ノーマイカーフリーチケット」を使い、大阪市営地下鉄の踏破率を上げるためのミニトリップを決行しました。
①千里山(阪急千里線)天神橋筋六丁目(地下鉄堺筋線)日本橋(千日前線)なんば(四つ橋線)住之江公園
まずは自宅最寄りの千里山から阪急千里線に乗り、「ノーマイカーフリーチケット」を購入するため、天六で下車します。チケット購入後、再び入場し、堺筋線→千日前線→四つ橋線のルートで住之江公園へ向かいました。
②住之江公園(ニュートラム南港ポートタウン線→OTS)コスモスクエア(OTS→中央線)谷町四丁目
住之江公園からは新交通システムのニュートラムに乗り換えます。全線高架なので眺望は良いです。中ふ頭から先は鉄道事業者が変わり、第三セクター「大阪港トランスポートシステム(以下、OTS)」の「ニュートラムテクノポート線」になります。列車に乗っていると事業者の違いは判りづらいですが、終点のコスモスクエアに着いて、地下鉄中央線に直通している「テクノポート線」との乗換用の改札を通るとき、OTS線は事業者が異なる為、地下鉄、ニュートラムと別料金であることに気付かされます。
当時、大阪市の中心部から南港のWTCやインテックス大阪へ行く場合、中央線経由だと所要時間は短いものの地下鉄とOTS線の運賃が合算されて割高になるのに対し、四つ橋線→ニュートラム経由だと時間はかかるものの運賃は1事業者のみなので割安になります。このため、南港へ行くのに後者のルートを選択する利用者が多くなりOTS線の利用が低迷し、このことが新聞やニュースでしばしば取り上げられていました。
コスモスクエア駅の精算機でOTSの運賃・230円を支払い、次は中央線直通のテクノポート線に乗車します。生駒行きの電車は近鉄7000系です。コスモスクエア駅を出発すると海底をくぐり、事業者がOTSから大阪市交に変わる大阪港駅の手前で地上に出ます。ここでもあまり事業者の変化を感じませんでした。九条を出ると再び地下に潜り、谷町四丁目で谷町線に乗り換えます。 (つづく)
今回の新規踏破路線
路線名 | 区間 | 距離 | 備考 |
大阪市交通局:南港ポートタウン線(ニュートラム) | 住之江公園→中ふ頭 | 6.6km | 踏破達成! |
(※1)OTS:ニュートラムテクノポート線 | 中ふ頭→コスモスクエア | 1.3km | 踏破達成! |
(※2)OTS:テクノポート線 | コスモスクエア→大阪港 | 2.4km | 踏破達成! |
大阪市営地下鉄:中央線 | 大阪港→本町 | 7.0km | |
大阪市営地下鉄:中央線 | 堺筋本町→谷町四丁目 | 1.0km |
(※2)OTS:テクノポート線⇒現在は地下鉄中央線の一部区間。
また、OTSとは大阪港トランスポートシステムの略称で、2005年にテクノポート線とニュートラムテクノポート線の運営を大阪市交通局へ移管。現在は第三種鉄道事業者として線路の保有のみを行っています。
(参考:Wikipedia)