
2025年6月6日~8日、金曜日(6日)に有給が取れたので、少々タイトでしたが2泊3日の日程で8年ぶりに北海道へ。
今回は乗り鉄ではなく駅巡りで、レンタカーを使って道東エリアの無人駅を中心に訪問していきました。
当時はまだヒグマの出没や被害が大きく報じられていなかったためさほど気にしていませんでしたが、
これが1年後だったら行くのをためらっていたかもしれません…。
今回は初日(6/6)前半の内容です。
早朝に兵庫県加古川市の自宅を出発し、JR神戸線とリムジンバスを乗り継いで伊丹空港へ。飛行機で一気に新千歳空港へと移動しました。その後は空港内で昼食を済ませてから送迎バスで空港から離れたトヨタレンタカーの店舗へと移動し、手続きをしてからレンタカーに乗り込み、この日の宿泊地である道東・釧路を目指しつつ、根室本線の駅を訪問していきました。
今回の日程 2025年6月6日 (金) 【前半】
加古川517(JR神戸線・快速)601三ノ宮/神戸三宮610(阪神バス・空港リムジンバス)643大阪空港北ターミナル/伊丹空港800(空路・JAL2001便)956+6新千歳空港1043(送迎バス)1056トヨタレンタカー新千歳空港ポプラ店1105(自動車・道央圏連絡道路→道東自動車道→R242→道道882号)1340十弗
【後半へ続く】

(1)加古川517(JR神戸線・快速)601三ノ宮 223系8連
8両目転換クロスシート通路側席に着席
約7割の着席率→軽い混雑状態に スマホを操作して移動
伊丹空港8:00発の飛行機に乗るべく、1時間前には着きたいと思い、
始発での移動を選択しました。それゆえ4時に起床し、朝食後に自宅を出発。
加古川駅からJR神戸線の上り1番列車に乗車しましたが、
この日は平日で、この列車の発車時刻が土休日より4分早いため、
乗り遅れないよう注意しました。
また、平日ゆえ通勤客の姿が多く、旅行客はゼロではないものの少なかったです。
今回は乗換を考慮して最後尾車両を選択しました。
車内は平日より乗車率がやや高く、窓側席に空きがなかったため通路側席へ。
既に明るかったですが、道中はスマホを操作していました。
停車駅ごとに乗客が増えていき、神戸到着時点でそこそこ混雑していました。
神戸駅で窓側席の客が下車するも、私は通路席のままで、
通路に立っていた人が新たに窓側席に座りました。
そして三ノ宮駅で下車しました。下車客が非常に多かったです。


(2)神戸三宮610(阪神バス・空港リムジンバス)643大阪空港北ターミナル
窓側席に着席 約6割の着席率 景色を眺めて移動
リムジンバスの乗り場は西口側なので、三ノ宮駅では西口の改札を出ましたが、
西口は工事中でした。急いでいたのであまり観察できませんでしたが…。
出場前にはトイレを済ませておきました。
そして出場後は駅前道路に下りて、伊丹空港行きリムジンバスの
乗車待ちの列に加わりました。
すぐにバスがやって来て、私はキャリーバッグを持っていないためスッと乗車。
乗車時に『ICOCA』で運賃を支払って、難なく窓側席をゲットできました。
乗客はそこまで多くなく、窓側席の全てと一部の通路側席が埋まる程度でした。
そしてバスは定刻に神戸三宮を発車し、少し東へ行って生田川ランプから
阪神高速3号神戸線に乗りました。渋滞はしていませんでした。
高架路線で、昔はバスからの景色が抜群でしたが、
今は大半の区間で高い防音壁が設置されて満足に景色を眺められなくなりました。
西宮からは名神高速道路に入り、さらに豊中から阪神高速11号池田線へ。
全て空いていたのでスムーズに走りました。
しばらくして大阪空港ランプを降り、ANA系の搭乗に便利な大阪空港南ターミナルに停車。
ここで8割くらいの乗客が下車して、最後はガラガラになって
終点の大阪空港北ターミナルに到着。予定時刻より12分早着は嬉しい誤算でした。
当初は阪急→大阪モノレールのルートも検討しましたが、
空港での時間がややタイトになることから、今回はリムジンバスを選択した次第です。
また、神戸便でなく伊丹便を選択したのは、
ただ単に伊丹便の方が先に新千歳空港に到着するからですw
北海道での滞在時間を少しでも確保したかったので…。



(3)伊丹空港800(航空・JAL2001便)956+6新千歳空港
ボーイング737-800 窓側席に着席 ほぼ満席 景色を眺める
伊丹空港到着後はしばし休憩していましたが、
搭乗便の保安検査が開始後すぐに検査を受けて出発ロビーでも休憩をしました。
そして搭乗開始になり、優先搭乗が終わると一般搭乗の私も機内へ。
指定していた窓側席を確保しました。
通路側席や中席もそれぞれ男性が座り、機内はほぼ満席状態でした。
予定時刻通り8時に出発となりましたが、
前がつかえていて離陸まで時間を要しました。
そしていよいよ離陸ですが、いつまで経っても離陸は怖いです…。
離陸後は下界の景色を楽しみましたが、大阪・関西万博の会場も見えました。
また、東北地方は雲が多くてつまらなかったです。
ドリンクサービスはホットコーヒー(ブラック)を選択しました。
そして北海道に入ると再び晴れてきて下が見えるようになりました。
新千歳空港の着陸も混雑ゆえ少し時間がかかりました。着陸時も緊張しました…。
結局、予定時刻より6分遅れで新千歳空港に到着しました。
列車と違って航空便は定刻通りが無理なのは承知なので、
常に20分遅れくらいまでは行程に織り込んでいます。

到着後は、少し早いですがターミナルビルのフードコートへ。
ジンギスカン店もありましたが、軽めが良かったので
北海道まで来ていながら「はなまるうどん」で済ませましたw

(4)新千歳空港1043(送迎バス)1056トヨタレンタカー新千歳空港ポプラ店
マイクロバス ほぼ満席 景色を眺めて移動
今回、北海道を鉄道ではなくレンタカーで回るのですが、
自分の車はマツダ車で、レンタカーは他社のに乗りたかったため、
トヨタレンタカーを選択しました。
しかし、新千歳空港において各社のレンタカーの営業所が空港敷地内には無く、
いずれも徒歩ではアクセス困難の結構遠い所に、広い敷地の店舗を構えています。
そのため、各社とも空港と店舗の間を無料送迎バスで結んでいます。
1階に各レンタカー会社の窓口があり、食後は窓口で手続きをしてから
送迎バス乗車待ちの列に加わり、バスが来たら乗車しました。
その送迎バスはマイクロバスでした。満席まで客を詰め込んで発車しました。
私は窓側席に座り、景色を眺めました。
南千歳駅近くで空港用地を出ると、千歳線に沿って国道36号線を南下、
美々駅跡から遠い美々交差点を左折して千歳線をくぐり、
さらに石勝線を陸橋で乗り越えるとすぐに右折してレンタカー店が固まるエリアへ。
13分の乗車でその入口近くにある
トヨタレンタカー新千歳空港ポプラ店に到着しました。
ポプラ店とは面白い店名の付け方ですが、
東の離れた場所にはトヨタレンタカー新千歳空港すずらん店もあります。
到着後は支払いなどの手続きを済ませましたが、外国人が多く、
窓口によってはスムーズさを欠いていました。私の窓口は早かったですが。
そして手続き後は指定されたナンバーのレンタカーへ1人で行きました。
今回の旅の友はもちろんトヨタ車で、車種はコンパクトカーのヤリスでした。
乗車時にシートやミラーの位置を合わせ、ETCカードを挿入して、
さらにカーナビで目的地を訪問1駅目となる十弗駅に設定して、
2泊3日の北海道道東一周駅巡りへ、いざ出発です!



(5)トヨタレンタカー新千歳空港ポプラ店1105(レンタカー)1340十弗
道央圏連絡道→道東道→R242→道道882号経由 大きな渋滞無く移動
11時05分にトヨタレンタカー新千歳空港ポプラ店を出発しました。ほぼ予定通りです。
この日は釧路に宿泊ですが、実はあまり時間的余裕がないので、
いきなり200km近く離れた十勝エリア東部の無人駅、十弗駅を目指します。
まずはレンタカー店街から北へ延びる一般道を北上し、
日の出ランプから自動車専用道路に準じた道央圏連絡道路に乗り、さらに北上。
この道路が無料ながら結構快適でした。
3つ目の中央ランプで下車して、すぐ先にある千歳東インターチェンジ(以下:IC)から
道東自動車道に乗りました。こちらは有料で、ETCレーンを通りました。
しかし道東道は逆に片側1車線の対面通行区間になっていて、
ノロノロの車がいると車列ができ、スムーズに進みません。
所々にある追越車線では、ノロノロの先頭車が後続車に一斉に抜かれていました。
道東道は概ね石勝線や根室本線と並行していて、
最初は石勝線沿いに山間部を東へ進みます。
夕張市やトマムを経由して、狩勝峠をトンネルで越えると十勝平野に出て、
今度は根室本線に並行する形で東へ走り、帯広の北側(音更)を通ります。
池田から根室本線は海沿いに出て釧路を目指しますが、道東道は山間部を通っていきます。
私は長流枝パーキングエリアで休憩してから池田ICで高速を降り、
根室本線に並行する国道242号線や道道842号線を南下しました。池田駅はパスしました。
そして13時40分頃、新千歳空港のレンタカー店から約2時間35分で、
十弗駅(とおふつえき)に到着しました。
単式ホーム1面1線の棒線駅で、砂利敷きのホームに北海道らしさを実感しました。
東側には古びた木造駅舎があります。無人駅です。
駅前は十勝の雄大な畑作地帯なのですが、防風林によりホームからあまり見えませんでした。
また、典型的なローカル駅ですが、線路だけは高速化工事により非常に立派で、
駅設備と線路のギャップに驚きました。
そして、十弗駅といえば「弗」の時がアメリカのドル表記「$」「$」に似ていることから、
「10$駅」としてPRしていて、看板まで設置されています。
この後もレンタカーで根室本線の駅を巡りました。
(つづく)
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
(参考:Wikipedia)