
今回の【駅】シリーズは、
埼玉県中部、桶川市の中心市街地に位置する高崎線の駅で、桶川市内唯一の駅である、
桶川駅 (おけがわえき。Okegawa Station) です。
駅名
桶川駅 (駅番号なし)
所在地
埼玉県桶川市
乗車可能路線
JR東日本:高崎線
隣の駅
大宮方……北上尾駅
高崎方……北本駅
訪問・撮影時
2024年12月
駅概要 (2024年12月時点)
駅形態……………地平駅(1885年追加開業)。
駅舎………………1982年完成の橋上駅舎。東西自由通路を兼用。
出入口……………東口、西口。
バリアフリー……○(各出入口~橋上階、橋上階~各ホーム間にエレベーターを設置)。
点字ブロック……各出入口~改札~各ホーム間に設置。
駅前広場…………○(西口はロータリー・バスターミナル・タクシー乗り場あり。
東口はロータリー無し、バス停ターミナル・タクシー乗り場あり。
また、東口は再開発中につき一般車用仮設ロータリー有)。


東口です。西方向を望む。
昔は東口側に駅本屋(駅舎)がありました。
国鉄時代末期の1982年に橋上駅舎化されました。
東口は南側(手前側)に階段と上りエスカレーターの出入口があり、北側(奥側)にエレベーター出入口があります。
橋上化されたものの、東口に本格的な駅前広場は整備されておらず手狭で、また駅前の各道路も幅員が狭く、混沌としています。
駐輪場は民間(有料)が多いです。南側に公営(有料、月極専用)もあります。
現在は東口一帯が再開発の途上で、将来は新しい駅前広場ロータリーが誕生する見込みです。

東口より北西を望む。
手前に階段出入口があり、奥にエレベーター出入口があります。


2024年末時点、東口の南側にはタクシー乗り場があり、その奥にバスターミナルがあります。
ご覧の通り、用地が小さいため、バスに関しては方向転換の際に転車台(ターンテーブル)を使用しています(各写真奥の方にあります)、
新しい駅前広場が完成するとバスターミナルとタクシー乗り場はそちらに移転し、転車台は撤去される予定です。
尚、右前方に写っている「ロッテリア」は現在、「ゼッテリア」へと変わっています。
南東を望む。


2024年末時点で、東口の北東側の再開発用地に一般車送迎用の仮設ロータリーが設けられています。
上写真は橋上階より、下写真は駅前通りより、全て北東を望む。

東口駅前です。北東を望む。2024年12月撮影。
後方に東口があり、右手にタクシー乗り場とバスターミナルがあります。
左前方には仮設ロータリーがあります。
駅東側は桶川市の中心市街地が広がっていて、奥に延びる駅前通り(県道134号線)沿いには商店街が形成されていますが、駅前一帯が再開発中のため空き地が増加して商店が減少傾向で、残っている建物も古く、昭和時代からの街並みが今も見られます。
駅前通りも拡幅されるようで、将来は駅前の街並みが一変すると思われます。
駅前通りが約240m先で交差する県道164号線は旧中山道で、沿道は桶川宿として発展していました。沿道には古い建物がわずかに残っています。





こちらは西口です。
1枚目から順に北東、北東、南東、北西、北東を望む。
西口は橋上駅舎化と同時に開設されたと思われます(それ以前から存在していたかもしれませんが…)。
こちらの西口は1階の南北に階段出入口があり、中央にエレベーター出入口があります。そして2階にはペデストリアンデッキ直結の出入口があります。
ペデストリアンデッキは駅前広場を縦断・横断する形で設置されており、西側にある商業施設「パトリア桶川店【通称:おけがわマイン】」と接続しています。
西口には橋上化時点よりロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バス停留所・タクシー乗り場が設けられています。
北側のロータリーはタクシーと福祉車両専用で、一般車での送迎はバス用の南側ロータリーで行う形になります(バス優先です)。



西口駅前広場の西側には商業施設「パトリア桶川店【通称:おけがわマイン】」があります。
核店舗はスーパー「東武ストア」で、書店「丸善」、レストラン「サイゼリヤ」などの専門店・飲食店、桶川市立中央図書館などが入居しています。
「パトリア桶川店」の裏手には桶川駅西口公園があり、その地下に市営の有料駐輪場があります。
西口側は民営の有料駐輪場が少ないです。

西口駅前です。南西を望む。
右前方に「パトリア桶川店」があります。
西口一帯は以前、三井精機工業の工場が立地していましたが昭和後期に閉鎖され、その跡地を再開発して新しい市街地が誕生しました。但し商店は駅前を除き少ないです。
写真奥には桶川市民ホールがあります(駅の約400m南西)。
駅北西側にはUR都市機構の大規模な住宅団地(パークタウン若宮)があります。
駅前の再開発エリアを離れると、一戸建て住宅主体の住宅街が広がっています。
約700m北西には桶川市役所があります。


橋上階にある改札口です。南東方向を望む。
左が東口方面、右が西口方面です。
有人駅ですが初電~6:30は無人となります。一部の券売機が稼働していないと思われ、きっぷを購入できない場合は改札口の左手前にある乗車駅証明書発行機で証明書を発行して有人通路から入場し、乗換駅や下車駅にてきっぷの購入または精算をして下さい。
駅員配置…………あり(業務委託駅。早朝は無人。改札内外にインターホン有)。
自動改札機………あり(7通路)。
ICカード…………『Suica』のエリア内。
有人通路…………あり(窓口に面した左端通路。点字ブロック設置。狭幅)。
幅広通路…………あり(右から5番目の自動改札通路のみ)。
窓口………………あり(改札窓口、左手前の『みどりの窓口』)。
自動券売機………あり(改札口から離れた左手前。ICチャージ可。指定席券売機有)。
自動精算機………あり(ICチャージ可)。
他改札設備………乗車駅証明書発行機(改札口の左手前)。
トイレ……………改札内(多機能トイレ併設)。
トイレ……………改札外西口駅前広場(車いす対応トイレ併設)。
改札外設備………銀行ATM・有料ワークボックス・ベンチ。
改札外設備………郵便ポスト・コインロッカー・証明写真機(東口1階に設置)。
改札内設備………飲料自動販売機。
売店………………なし。
コンビニ…………あり(改札内に「ニューデイズミニ」有)。
改札外東口1階に「日高屋」と「ゼッテリア」があり、いずれも改札内1番線ホームからも利用可能です。
そして、1階にある各ホームとは階段・上下方向エスカレーター・エレベーターで接続しています。構内が狭いため、前方の離れた場所にエレベーター跨線橋を設けています(一部エスカレーターを併設)。
桶川駅はバリアフリーに対応しています。

改札内より改札口を撮影。北西方向を望む。
改札口の右手前には自動精算機が設置されています。
改札を出て右が東口(旧中山道方面)、左が西口(おけがわマイン、桶川市役所方面)です。

下り3番線に設置の吊下式駅名標です。電照式で、バックライトは蛍光灯と思われます。
JR東日本の標準デザインですが、多国語表記の無い旧タイプです。
矢印の中央には高崎線のラインカラーであるオレンジ色が表示されています。
尚、意外にも高崎線において駅ナンバリングは導入されていません。

上り1番線に設置の建植式駅名標です。非電照式です。
古風な鳥居型ですが、表記デザインはJR東日本仕様で新しいです。
右側の柱には「海抜20.66m」と書かれています(正式には漢数字で表記)。

3番線に設置の建植式駅名標です。非電照式です。
鳥居型で、こちらは国鉄デザインです。書体が少々新しいので、民営化後に交換された可能性があります。
こちらも右側の柱に海抜が書かれていますが、数値は「20.657m」で、1番線のものより詳細です。

縦型の駅名標です。
高崎線のラインカラーが色褪せて、黄色になってしまっています。




駅構造……地平駅。南東~北西方向。
配線………島式ホーム・単式ホーム各1面、計2面3線。
左(東)の単式ホームは1番線で上り大宮方面ならびに上野方面、上野東京ライン経由東京・東海道線方面、湘南新宿ライン経由新宿・横須賀線方面です(高崎線~湘南新宿ライン~横須賀線の列車は運転されていません)。
右(西)の島式ホームは左が2番線・右が3番線で、3番線が下り熊谷・高崎方面です。2番線は上下共用の中線(副本線・待避線)で、一部の上下列車が優等列車を待避するために使用され、非常時の折り返しにも使用されています。
3番線の右側には架線が張られた側線が1線あり、主に下り貨物列車の待避に使用されています。
また、1番線ホームから見て2・3番線ホームは大宮方(奥)にずれています。
ホーム有効長……20m車・21m車とも15両分。
ホームドア………なし(2024年12月時点)。通過列車に注意。
ホーム幅…………標準レベルですが、1番線の両端は狭いです。
上屋(屋根)………1番線は中ほどの20m車14.5両分→15連は最前部が雨ざらし。
2・3番線は中ほどの20m車ギリギリ15両分に設置。
ホーム上設備……ベンチ・飲料自動販売機(各ホーム)。
ホーム上設備……Suicaグリーン券売機(1番線のみと思われます)。
ホーム上設備……日高屋、ゼッテリア(1番線のみ)。
駅中心部の直上には橋上駅舎があります。
1枚目と2枚目は1番線より、3枚目は2番線より、4枚目は3番線より、全て大宮方・上野方・東京方を望む。




1枚目と2枚目は1番線(右)より、3枚目は2番線(中)より、4枚目は3番線(左)より、全て高崎方を望む。
桶川駅は普通、湘南新宿ライン経由の特別快速、上野発着or上野東京ライン直通の快速『アーバン』の停車駅であり、実質通勤特急の『あかぎ』も全列車が停車します。
しかし、吾妻線直通の特急『草津・四万』は全列車通過します。
発車メロディーは、
1番線……JRE-IKST-009-01
2番線……JRE-IKST-009-02
3番線……JRE-IKST-009-02
です。
最近まで3番線ではレアなメロディ「JR-SH8(JR-SH8-1)」が使用されていましたが、容赦なくJRE-IKSTシリーズへと変更されています。


1番線の大宮寄りは東口駅前にある「ゼッテリア(撮影当時はロッテリア)」と「日高屋」に面しており、ホームからでも入店可能です(但し店内を通り抜けて駅の外へ出ることはできません)。




1番線の大宮方には保線用側線がありますが、これは貨物設備を転用したものと思われます。
側線の反対側に貨物ホームがあったのでしょうか? 1番線側も貨物ホームとして使用していたのでしょうか? 真相は不明です。
1枚目と2枚目は大宮方を望む。3枚目と4枚目は高崎方(終端方)を望む。


1枚目は1番線より、2枚目は3番線より、全て大宮方を望む。
中線の2番線は上下線の両方と直通可能です。3番線からは手前方向へ下り側線が分岐しています。
この先、市街地を出て緩やかに右へカーブしながら住宅街の中を南東へ走ります。昔は沿線に畑が残っていましたが、現在はことごとく宅地化されています。そして上尾市に入ると程なく北上尾駅へと至ります。


1枚目は3番線より、2枚目は1番線より、全て高崎方を望む。
こちら側も中線の2番線は上下線双方と直通可能です。左端の下り側線は前方で3番線と合流しますが、貨物列車の停車に対応するため線路有効長が長く取られています。
この先、市街地を出て住宅街の中を一直線に北西へ走ります。やがて左手車窓に工場が続くようになると北本市に入り、圏央道とその側道である県道33号線が高崎線をアンダーパスします。その後、右へカーブして進路を北北西に変えると左手の工場街が住宅地に変わり、やがて市街地に入ると北本駅へと至ります。
あとがき
下車(乗車)時・・・2024年12月(駅訪問の為)。
複合ホーム2面3線で、橋上駅舎を有しています。東西に出入口があります。橋上化以前に駅本屋(駅舎)があった東口側は従来からの市街地で、元々駅裏であった西口側は工場跡を再開発した新しい市街地ですが、現在は東口駅前が再開発中です。現状は西口の方が発展している印象です(個人の感想です)。
鉄路のみでのアクセス(ルートは一例です)
新宿から・・・当日到達可、日帰り往復可。
湘南新宿ライン経由高崎線直通列車に乗車(特別快速も停車)。
大阪から・・・当日到達可、日帰り往復可。
品川or東京まで新幹線、上野東京ライン経由高崎線列車に乗換(快速停車)。
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり (駅構内改札内および西口駅前にあります)
飲食チェーン店・・・あり (西口駅前を中心にマック・松屋など複数店舗あり)
大阪からの到達難易度はやや高いですが、高崎線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は桶川駅でも途中下車してみて下さい!
(参考:JR東日本のHP、Departure Melody Room、地理院地図、Google地図、Wikipedia)