S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
広島と長崎の原爆の日、そして、間もなく終戦祈念日を迎えます、、、
とは言っても、今回は戦争を取り上げる訳ではありません!
ただ、幾度も伝えている、
物事や出来事は大なり小なりそれぞれを反映している
という視点が関係して来ます!
そこで今回は2017年3月4日の第139回目のTOPICS『 ジャンケンから無意識(潜在意識)の力を感じ人間関係を知る ~三つ子の魂百まで!?~ 』をお届けしてみます!
(当該TOPICS掲載当時の)ここ10年ほど、大晦日にダウンタウンの『 笑ってはいけない 』(日本テレビ)という番組が放映されています!
そして、昨年の2016年には、ジャンケンを使ったゲームのコーナーがありました(笑)
【 何故、意図して負けられないのか!? 】
そのゲームを簡単に紹介します!
あなたが誰かとジャンケンをします。
そして、ルールは、
あなたは相手より遅れて手を出し(後出しジャンケン)、なおかつ、相手に負ける!!!
というものです(笑)
例えば、相手がパーを出したら、「その後に」あなたはグーを出して負けます(笑)
相手が出した手を確認した後に、しかも相手に負ければ良い、 とても簡単 に思いませんか???
【 潜在意識に根を下ろすポイント 】
では、何故このゲームが無意識(潜在意識)の力を感じることに繋がっているかを見ていきます!!!
最初にジャンケンを教わる時、ほぼ100%の人が、
「勝つ」!!!という、とてもシンプルな目的
として教わったでしょう(笑)
相手がグーならパーを出し、チョキならグーを出すと、、、
そして、ジャンケンを教わるのは、早ければ幼稚園や保育園の頃のように、
とても小さい頃に身に付け始める
というケースが多くの人に当てはまります!
更に、ジャンケンをするのは鬼ごっこで鬼役を決める、ジャンケンに負けた人がカバンを電信柱まで運ぶのように、
幼心(おさなごころ)ながらも、とてもスリリングな状況!!!
でして来たケースも、とても多いです(笑)
しかも、
楽しみながら!!!
という側面が多分にあります!
そして、大人になってからジャンケンをする機会は多少減りつつも、
ジャンケンの やり方を忘れた!?
という経験は、ほとんどの人が無いでしょう(笑)
そして、ジャンケンを身に付ける際は、
無意識(潜在意識)に素早く、かつ、しっかりと身に付く!!!
という側面があります!
【 ジャンケンを忘れない理由 】
流れを簡単におさらいします!
① とてもシンプル(勝つという目的)
② 小さい頃から行う(日常的に繰り返し行っている)
③ スリリングな状況(多くは損得に関連する感情を揺さぶる)
④ 楽しみながら(勝てばご褒美などの刺激)
そして、無意識(潜在意識)にしっかりと根を下ろしているので、
忘れようにも 忘れられない!?
という状態が創り出されます!
試しに、後出しジャンケンで「負ける」ゲームをしてみて下さい。
負けることは、なかなか「難しい」と感じるでしょう(笑)
なぜなら、繰り返しですが、
「勝つ」ことを目的として、一連の行動が貫かれている
それと同時に、
小さい頃から繰り返し行っている(刺激を伴う状況を含め)
からです!
【 無意識(潜在意識)から出る本当の自分 】
勿論、個人差や慣れがあったり、また、反射神経が良い人は簡単に「負ける」ことが出来るかもしれません(笑)
そして、ゆっくり時間を掛ければ「負ける」ことは出来ますが、それでは意味がありません!
なぜなら、
私達がとっさに起こす行動 は、無意識(潜在意識)から発せられる
からです!
つまり、時間を掛けて分析するなどの「顕在意識」が介在する余地がほぼ無い状況では、
本来の自分自身の行動 が出やすい
からです(笑)
そして、この行動には、
言葉も 含まれる
ということです、、、
「売り言葉に買い言葉」のように、つい口から出てしまった苦い経験!?はありませんか???
私はあります(笑)
【 人間関係の価値判断 】
人間関係との繋がりを見ていきます!
まず最初にお断りですが、
本来、人間関係に勝ちも負けも存在しない
という点を頭に入れて下さい!
ジャンケンでは「勝つというシンプルな目的」「小さい頃に身に付く」「スリリングな状況で繰り返し行う」などのキーワードを紹介しました。
人間関係では勝ちも負けも存在しませんが、私達の誰もが程度の差はありながらも、
勝ち負けという 価値判断を持っている
という側面は否めません、、、
【 負け方を知り学ぶ 】
良し悪しでは無く、このような価値判断も家庭や学校で、小さい頃から繰り返し教わって来ています。
また、それぞれの環境や状況に応じて、人それぞれ違う内容を教わって来ています。
そして、自分に関する損得という感情から、無意識(潜在意識)に身に付いて来ています。
そして、勝ち負けの定義も本来存在していませんが、人間関係で私達の多くは、
負け方を 教わっていない あるいは 負け方を 知らない
のも事実です、、、
例えば、ある人を「説き伏せたら」勝ち、あるいは、ある人の「言いなりになると」負けなどの、価値判断を多少は持っていませんか???
あるいは、そのように感じた経験はありませんか???
別にこのような価値判断が悪い訳ではありません。
しかし、ジャンケンでもグーはパーに負けるように、「負ける」パターンは教わります。
しかし、どうしたら負けることが出来るのか!?という 「負け方」 は教わっていません(勿論、「負け方」があれば「勝ち方」も存在するので、ここは比喩です)!!!
【 意思に反して相手を変えることは出来ない 】
しかし、先ほどの「売り言葉に買い言葉」の状況では、私達は無意識(潜在意識)の行動や言動をとっさに起こしがちになります!
そして、この状況では、人間関係は悪循環に陥りがちになります!!!
繰り返しですが、本来の人間関係には勝ちも負けも存在しません、、、
では、人間関係の「負け方」とは、どのようなものでしょうか???
それは、
「理性」 から自分の思いや考えを伝えた後は、相手のことは 「放任(放念)」 する
というものです!
相手を放任(放念)するとは、冷たい人と感じるかもしれません(笑)
しかし、
(意思に反して)相手のことを変えることは出来ない
のが事実であり真実です!
つまり、あなたの思いや考えを伝えた後は、
相手が変わろうが変わるまいが、相手の意思を尊重する
という、「自分の心を整える」方向に目を向けるという意味です。
それは、相手が言うことを聞いたから「自分が勝った」などの、優越感を持つこととも違います!
また、自分の言うことを聞かないから「自分が負けた」と思ったり、悶々とする必要性もありません!
【 相手の学びを尊重する 】
そして、ポジティブな表現をすると、相手があなたの意見を取り入れるにせよ、取り入れないにせよ、
そのような「判断力」を持っている、相手の強さに目を向ける
ということです。
つまり、あなたの意見を聞かないと困難な状況を招くケースであっても、
相手は困難な状況から、何かを学ぶことを決断している
と、あなたの心を整えるという意味です。
そして、当然ながら、相手のやりたい放題にさせておくという意味ではありません!!!
例えば、誰かを傷付けようとしていたり、薬物に手を染めようとしている時は、必死に伝え説得する行動も大切で必要です!!!
【 罪悪感を手放す 】
しかし、そのような行動をしたにも関わらず、状況が変わらない時に、
あなたが 罪悪感を感じる必要はない
ということです。
そして、この罪悪感とは、心の底で「相手を説き伏すことが出来なければ負け」などの、価値判断と結び付いていることもあります。
そして、私達が罪悪感を感じる多くのケースは、
人間関係の上で 感じやすい
ということです。
例えば、説得出来ず困難な状況に陥ったのは、説得出来なかった「自分の責任」と罪悪感を感じる人もいます。
そして、それが昂じると「自己嫌悪」や「無力感」に繋がってしまうケースもあります。
そして、更に昂じて来ると、説得出来なかった状況を飛び越して、全責任を自分に負わせてしまう、
自分に対する あらゆることへの自信の喪失
それと同時に、
他の人への 不信感を募(つの)らせる
という心の現象に繋がる怖れもあります。
小さい頃から無意識に取り入れて来た価値判断などは、自分では気づき辛い面があります!!!
もし、罪悪感などを感じ過ぎてしまう時には、小さい頃に取り入れた価値判断を探して下さい!
そして、 「上手な負け方」 を考えて下さい(笑)
そして、価値判断などを変えたい!と思ったら、その瞬間から変えていくことが出来ます!!!
と、このような内容でお届けしておりました!
そして、冒頭では戦争を取り上げる訳ではないとコメントしましたが、日本でも戦前・戦中は戦争を「善・是」とする時代でした、、、
そして、これも幾度も伝えているのが、
戦争の種も私達の日々の生活(人間関係)に植えられている
という視点です!
つまり、
平和は足元から
です、、、(笑)
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