S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!
 

 

沖縄地方は梅雨入りしましたが、梅雨入り間近の今の時季、また気温の寒暖差により妙にイライラが募ったり、それが昂じて 怒り を感じやすい頃合です!

 

そこで今回は2024年5月18日の第511回目のTOPICS『 自分を傷つける「短気は損気」の真意とは ~怒りを演じて味方につける~ 』から、私の体験談の一部をお届けしてみます!

 

まず最初に、TOPICSでは幾度も伝えている事ですが、



様々な感情は《 転化 》して、最終的に怒りとなって現れやすい

 

というポイントを押さえておくだけでも役立ちます!

 

ところで、私自身は取っ組み合いの喧嘩や、烈火のごとく怒ったという経験や記憶は、それほどありません(笑)

だからと言って怒りの感情が無いかと言えば、そんな事も全然ありません(笑)

 

ただ、私自身は「自分は短気かも!?」との 自覚 は持っています!

と言うのは、その場面ではあまり怒りを感じていなくとも、「後になって」沸々と怒りが湧いてくる事があるからです(笑)

 

そんな私ですが、そうは言っても怒りの経験や記憶が残っている出来事もあるので、私の2つの体験談を紹介します!

 

 

【 身体的怒り 】

確か、中学2年の頃と記憶しています。

後ろの席に仲の良い友達がいました。

ある日、その友達が何度も何度も後ろからイタズラやちょっかいを出して来ました。

 

私も虫の居所が悪かった!?かどうかは分かりませんが、止めろ!!!と言っても止めないので、終いに私は机をはねのけ、その友達の 胸ぐらを掴みました!!!

周りの人も驚いたのか、すぐに止めに入って来て、その友達も謝った事で、その後は元通りの仲になりました(笑)

 

おそらく、身体的に怒りを表現したのは、少なくとも今までの人生では、これが最初で最後だと思います!

この先の人生で「二度と同じ事を繰り返さない」ように、「自らを律する」良い経験と記憶になっています(笑)

 

 

【 精神的怒り 】

東京で行政書士をしていた時の事です。

会社の許認可申請の為に、役員の履歴書を下書きして貰うよう総務担当者にお願いしました。

そして後日、下書きを受け取り、それを清書して担当役員から印鑑を貰うようお願いしました。

ちなみに、役員の履歴書は犯罪歴の照会や、反社会的勢力と関わりが無いかなどを調べる為のものです!

 

すると、総務担当者から「会社に来て欲しい」との電話があり、すぐに向かいました。

会議室にはその担当役員がいて「履歴書の内容がデタラメで、お前はなんていい加減な仕事をしているんだ!!!」と、いきなり怒られました!

 

貰った下書きを清書する際に誤記があったのならばともかく、その下書きをその場で再度チェックし、担当役員に間違いは無い旨を確認して貰いました。

その間、下書きをお願いした総務担当者は一言も口を発せず、俯いたままでした(笑)

 

すると、後に引けなくなったのか!?担当役員は「そんな話をしているのではない!!!」と再び怒りだし、私は 訳の分からない状態 でした。

ただ、おそらく総務担当者が他の許認可の書類を調べて下書きしたので間違ったのだろうと思い、私は謝罪して「すぐに訂正して持参します」と話し、その場は終わりました。

 

 

その夜、家に戻った私は 妙にイライラし、怒りが沸々と湧いてきました、、、

「自分のミスでは無い!!! なのに、どうして自分が怒られなきゃならないんだ!!!」などなど(笑)

 

そして、申請も無事に終わり、書類の返却に会社に行った所、またしても担当役員が同席していました。

そして、改めて履歴書の謝罪をして請求書を渡した所、担当役員は「ミスをしておいて請求書を出すって、そんな仕事僕は好きじゃない!!!」と言い始めました!

 

この時も総務担当者は黙ったままでしたが、もう一度謝罪をし、何とか請求書を受け取って貰いました。

そして、帰りがけ総務担当者が「瀬川さん、ゴメン」と小さな声で謝って来ました。

 

私は「目的の申請が無事に終わったので、良しとしましょう」と話しましたが、心の中では「この会社から仕事は二度と依頼されないだろう」とも思っていました。

そして、そこからです!!!



【 怒りは最終的に自分自身を傷つける 】

私はこの怒りを静める術が見つからず、「いっそのこと、担当役員に対しては 怒りを持ち続けよう!!! 」と何故か!?決めてしまいました(笑)

 

ただ、それから後は関係無い事で妙にイライラしたり、今まで大丈夫であった事に多少の怖れを感じたりなど、どこか《 心のバランス 》が崩れていたのでしょう。

気づくまでにはそれなりの時間が掛かりましたが、最終的には仕事の依頼も今後は無いだろうとの面も含め、放念する事にしたら、次第に自分の中でバランスが戻って来ました!

 

今にして思えば、これもTOPICSで幾度も伝えている、



怒りは最終的に自分に向けられ、自分自身を傷つける

 

という「体現」であったのだろうと感じています(笑)

ちなみに、怒りを持ち続けてはいたものの「恨み」ではありません(笑)

 

そして、自分の思惑に反して!?その後も変わらずに仕事の依頼を頂き、その会社が吸収合併された時は、その担当役員が私を推薦してくれて、新たな仕事の依頼も貰いました(笑)

なお、私のケースでは結果的に「損して得取れ」のような感もありますが、お勧めしている訳ではありません(笑)

では、私の取るに足らぬ!?体験談は終了です!

 

 

【 怒りを味方につける方法 】

怒りでよく例えられるのが「足を踏んだ方は気づいていなくとも、踏まれた方は一生覚えている」というのがあります(笑)

そして、駄目なものはダメ!!!と毅然した態度で伝える大切さと必要性もTOPICSでは幾度も伝えていますが、これもその通りです!

 

また、「真の優しさ」として怒っている姿を相手に見せる事も時には大切で必要になります。

つまり、

 

怒りを感じた際には「感情」を使いつつも、「感情優位」にならず・・・

相手と状況を「理性」で捉え、怒りの自分を様々に演じてみる!

 

というのも効果的です。

なぜなら、

 

演じるという意識が怒りとの「距離」を適切に保ってくれる!

 

からです!

「馬鹿とハサミは使いよう」とは違うかもしれませんが、怒りも使いようによっては役立ちます(笑)


 

【 独り相撲を取らない 】

「短気は損気」の真意は、

 

怒りは最終的に「独り相撲」になりやすい

 

という意味が含まれています。

勿論、例えば「情けない自分」に対して怒りを覚えるケースもありますが、

 

怒りは「相手」があって初めて成り立つもの

 

です!

つまり、



相手がいない独り相撲では摩訶不思議な事をしている!?

 

という事になってしまいます(笑)

これでは混乱して「自分を見失いがち」になってしまうのも、至極もっともな事です。

故に、

 

怒りを「悪いものだけ」と捉えるのではなく・・・

怒りと上手に付き合い、自分なりの適度にコントロールする術を見つければ良い!

 

という事になります。

すると不思議な事に、

 

他の様々な感情も《 豊か 》になっていく!

 

という傾向が出て来ます。

なぜなら、



感情で「一番エネルギーがある」のが怒りだから


です(笑)

 

そして、私の行っている「タイムラインセラピー」でも怒りが一番多い感情という統計が以前から出ています!

更に、同じくヒプノセラピー(催眠療法)の「前世療法」でも、前世から持ち越して来ている感情で一番多いのも怒りです!!!

 

そして、今回のテーマから導かれる最良の解決法は、とても難しく感じるでしょうが、

 

自分そして他者共に《 赦し合う 》こと

 

、、、です(笑)

 

 

と、このような内容でお届けしておりましたが、当該TOPICSでは中盤にメタファーとして漫画本「美味しんぼ」のエピソードも取り上げています(笑)

そして、

 

物事や出来事は大なり小なりそれぞれを反映している

 

との視点も幾度も伝えていますが、



赦し合えれば戦争も無くなります・・・

 

そして、同じく幾度も伝えているの、



戦争の種は日々の私達の日常生活に植えられている・・・

 

のも事実です。



怒りという水やりをしない!!!

 

これが日々実践出来る事かもしれません(笑)


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