S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!
 

 

もはや悪しき習慣と化してしまった感もある 忖度 ですが、何が事実で何が正しいのかに迷ってしまい、心身のバランスを崩す人も増えています!

また、このような大人が加担している世の中や社会に 諦め を感じる若者世代の気持ちも、よく理解出来ます!

 

そこで今回は2024年5月25日の第512回目のTOPICS『 媚びる事としなやかさの違い ~Z世代・令和世代の普通と常識から~ 』から、その一部をお届けしてみます!

 

 

最近の若者世代は「Z世代」や「令和世代」と呼ばれています!

私は50歳なので一昔前では「初老世代」です(笑)

 

そんな私は昭和後期と平成初期の時代に多大な影響を受けて来ましたが、その頃の若者世代は「新人類」と呼ばれていました。

そして、当時と現在とを比較してみると、

 

当時の世の中や社会では若者世代が「理解」される事はほぼなかった

 

というのが私の勝手な個人的印象です(笑)

勿論、私が生まれる前の時代と比較すると、それなりには理解が進んでいたのは「後になって」分かりましたが(笑)

 

しかし、

 

現在の世の中や社会は若者世代に「合わせようとし過ぎて」いないか???

 

と、「おじさん世代」の私は勝手に感じたりもします(笑)

 

そして、現在の私はそれなりには「大人」になった面もあると勝手な!?自覚もありながらも、変わらずに「子どものまま」の自分も大いに感じます!

ただ、

 

子どものままの自分が「今も」残っているのか・・・

あるいは、それが「本来の」自分(の一部)なのか・・・

 

という事も答えを出せずに考えたりもしています(笑)

故に、今回はおじさん世代の私の全くの個人的感想から現在の世の中や社会を見渡し、そこに様々な視点を当てはめていきます!

 

そして、中高生頃の私が多大な影響を受けたのが1986年に放映が始まった『 あぶない刑事 』です!

 

では、ここから映画の宣伝を兼ねて舘ひろしさん、柴田恭兵さん、仲村トオルさんが出演していた『 行列のできる相談所 』(日本テレビ)という番組から、Z世代や令和世代の「普通と常識」を少し眺めてみます!


 

【 もはや通じない言葉(死語) 】

「写メ(写真をメールで送る)」、「イタメシ(イタリア料理)」、「ダビング(音楽や映像等を複製する)」という言葉は、もはや通じないそうです(笑)

言葉は時代や流行と切っても切り離せない側面があるので、それぞれの世代だけで通じる言葉があるのも自然な事です。

特に具体例は思い出せませんが、おそらく私の頃も同じようなものだったでしょう(笑)

ただ、

 

「共通」の理解を得るには、言葉や定義を「共有」する事が必要不可欠

 

というのも事実です。

これは方言や外国語などの言葉も然り、文化や風習でも同じです。

 

 

【 「BeReal.」に見る自縄自縛 】

若者世代では「BeReal.」というのが流行しているそうです。

これはランダムに選ばれた時間帯に「2分以内に投稿しないと他の友達の投稿が見れません!」との通知が送られて来て、リアルタイムでSNSに写真を投稿する(しなければならない)ルールだそうです。

 

授業中の学生も然り、仕事中の社会人もこれに「固執」しては社会生活が送れなくなるでしょう。

 

繋がっていたい・・・ でも縛られたくない・・・

 

というのがSNSの特徴の一つですが、するも自由、しないも自由ですが、いわゆる「自縄自縛」に陥っては「本末転倒」です、、、

「適度な」遊びという面を心掛ける必要があるのかもしれません。

 

 

【 おじさん(おばさん)構文とマルハラスメント 】

今では多くの人がLINEをしています!

ただ、若者世代では黒の「!」は良いが、赤の「!」の使用は嫌いだそうです(笑)

 

そして、特に句読点の「。」を付けると、怖い、冷たい、怒っているとの印象を抱くそうです。

これは最近では「マルハラスメント」と呼ばれるものです。

ただ、私自身はこれに関して「媚びる」事は出来ません(笑)

 

なぜなら、少なくとも今の文章では句読点を付けるのがルールだからです。

敢えて「ルール」と言いましたが、杓子定規に考えなくとも、



「読む相手の気持ち」を考えれば句読点がある方が読みやすい

 

はずです(笑)

「話し言葉」と「書き言葉」は違うという点を忘れてしまうと、コミュニケーションでは大きなトラブルに繋がる怖れもあります!

 

そして、一方では長すぎる文章や、絵文字の使い過ぎは見づらくてダメだそうです(笑)

確かに長文も問題でしょうが、短か過ぎるのも同じく「誤解」を生じやすい側面もあります。

 

 

【 飲みに誘えない上司 】

舘ひろしさんの石原プロ時代では、地方ロケの夜は先輩の渡哲也さんの部屋で集まってお酒を飲むのが決まり事でした。

更に、食べ物も全部平らげる必要がありました!

昭和時代と男性特有の体育会系の「ノリ」もあるでしょうが、今の時代ではアウト!!!と見做される場面が多かったでしょう(笑)

勿論、イジメなどはダメです!!!

 

若者世代では友達とのプライベートで飲みに行く事はあっても、上司との飲みにはほとんど行かないそうです。

勿論、これも個々人の自由なので良し悪しという問題でもありません。

 

私の若い頃には先輩や上司からの飲みの誘いは、ほぼ断らずに行っていました。

私がお酒好きという事もあるのでしょうが(笑)

 

ただ、時に気を遣う相手の場合では気乗りしない気持ちも理解出来ます。

そして、私も奢られる事は多かったですが、よく「その分を他の人に返せば良い」と言われたものです。



ところで、例えば過去にしてしまったイジメなどの加害者では、「後悔先に立たず」の如く、謝りたくても謝れない現状をとても悩んでいる人も多いです。

この場合には送る必要性はありませんが、 相手に対して謝罪の「手紙」を書く 事です。

そして、この「書いている瞬間」に相手への謝罪の念が届き、自分の内面も浄化されるという事が行われます!

 

ちなみに、アドラー心理学では「嫌われる勇気」も提唱されていますが、「断る勇気」も勿論あって良いものです!

と同時に、しつこく誘っては勿論いけませんが、「断られる勇気」がドンドン失われている(故に、考え過ぎて誘えない)のは、全世代に共通しているかもしれません!?



【 あだ名とハラスメント 】

舘ひろしさんは昔から朝起きたらシャワーを浴び、パンツもはかずにバスローブだけ羽織って現場入りします(笑)

また、良い意味でしょうが女性スタッフ全員を「下の名前」で呼ぶそうです。

 

最近の小学校では「あだ名・呼び捨ての禁止」や「さん付け」が指導されているそうです。

勿論、中にはイジメに繋がるあだ名もありますので、「意識付け」という面でも役立つ事もあるでしょう。

 

そして、舘ひろしさんのバスローブや下の名前で呼ぶのは、他の人がすれば間違い無く!?「セクハラ」や「パワハラ」に該当するでしょう(笑)

そして、特にハラスメントでは、

 

許容される人と許容されない人がいる

 

のも線引きの難しい事実です。

また、中には、



一方通行でハラスメント呼ばわりされる

 

というケースがあるのも事実でしょう。

故意でするのは論外ですが、



コミュニケーションでは「ありがとう」と「ごめんなさい」は魔法の言葉!!!

 

です!

 



【 鍵を握るもの 】

そして、ここ迄の内容は若者世代に限った事では全くなく、



公的(パブリック)と私的(プライベート)の「区別」と「尊重」

 

が鍵を握っています!

勿論、「鍵」とは正解や答えという意味ではなく、

 

相手とのコミュニケーション・・・自分とのコミュニケーション・・・

その「調和とバランス」を自分なりに考える!!!


 

という意味です!

 

 

では、何を伝えたいのか曖昧模糊な感じも多々しているでしょうが、シンプルに締め括りも「代弁」を活用し、そこに「タイムスリップ」も加えます!



2020年に放映された『 耳をすませば 』(NHK)という番組の「出会いに、導かれて ~渡哲也・C.W.ニコル」の回があります。

渡哲也さんとC.W.ニコルさんが2020年に他界した事で放映されました。


 

【 軸や芯の創造 】

舘ひろしさんの大先輩で憧れの人である渡哲也さんは、石原裕次郎さんに憧れを抱いていました。

そして、石原プロに所属し、共に協力し合い仕事やボランティア活動をしていました。

そして、渡哲也さんの1996年のコンサートで、次の話をしていました。



『 石原の背中を見て悩み、考え、石原の顔を見て笑い、喜ぶ

  人生の歩き方、男としての生き方を無言のうちに
教えてくれたのが石原裕次郎でした。 』

 

渡哲也さんは石原裕次郎さんに「媚びていた」訳では決してありません。

そして「教えてくれた」の真の意味は、

 

渡哲也さん本人の「軸や芯」となっていった

 

のも間違いありません!

 

 

【 抗(あらが)えない事と媚びる事は違う 】

作家で環境保護活動家のC.W.ニコルさんは、晩年は日本に移住し暮らしていました。

そして、おそらく2000年前後かと思いますが、その際のインタビューで次の話をしていました。

 

『 日本人の食卓はとっても健康的です。

  でも、その食卓は今どこから来ている? ほとんど
輸入物ですよ。

  輸入が出来なくなったら、色んな事があったら日本はどうするかと。

  戦争の後の豊かな日本は
自然をずっと壊してる

  未来の為にはどうするのよ。 
もう、いい加減に考えてくれよ

  私の孫の為に、あなたの孫の為に。
 』

 

まさしく未来の予言かの如く「今の日本の現状」を言い当てています、、、

 

 

【 調和とバランスというしなやかさ 】

そして、



人間は自然に抗う事は出来ないが・・・

これは自然に媚びるという意味ではなく「調和とバランス」の問題

 

になります。

そして、

 

調和とバランスは「しなやかさ」を意味している

 

ものです。

そして、

 

しなやかさは「共通・共有」に気づき、実践する事

 

で生まれて来ます。

それにより媚びる事も無く、コミュニケーションでもしなやかさを実現する事が可能になります!!!

 

 

と、このような内容でお届けしておりましたが、大人と若者世代に限らず、また、性差なども含めあらゆる面に当てはまるのが、

 

「共通・共有」の為にはコミュニケーションは必須!!!

 

という事になります。

そして、



相手の気持ちを推し量る事と媚びる事(忖度)の決定的な違いが・・・

真の動機!!!

 

になります!(笑)


『 媚びる事としなやかさの違い ~Z世代・令和世代の普通と常識から~ 』はこちら

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