第３９２８回「バラ色の聖戦　最終回、ストーリー、ネタバレ　こやまゆかり原作」

2011-10-09 15:02:30

第３９２８回「バラ色の聖戦　最終回、ストーリー、ネタバレ　こやまゆかり原作」

　第３９２８回は、「バラ色の聖戦　最終回、主婦、最終の決断ストーリー、ネタバレ　こやまゆかり原作」です。「モデルと主婦は、両立可能か」をモチーフとしたドラマも、いよいよ最終回です。前回のラスト部分を再掲します。

　『　・・・・　(昇進が見送られた)その夜、夫は泥酔して帰ってきました。銀行の支店長が送ってきたのですが、夫の立場とその想いを、真琴に語ります。翌朝、夫は二日酔いです・・・・。真琴は、浅野(要潤さん)に相談しようとしましたが、結局会わずに、あかねにモデルを辞めると言い出します。

　あかね(夏木マリさん)は、あっさり了承します。あかねも、同様の事情でモデルを辞めた経緯がありました。一方で、ずっと一緒に仕事をしたかったとも話します。事務所を出た階段で、真琴は泣き崩れます・・・・。「最後の聖戦開始」とキャプションされますが、どういうことでしょうか、「すべての答えは、ランウェイの向こうに」と表示されます。　』

　真琴（吹石一恵）は、実家の両親にもモデルを辞めたことを話します。これまでにも、何度か、子どもの世話を頼んでいたのです。その時、父親に愚痴をこぼします。「男は仕事ができて、女はなぜ主婦と両立できないの？　でもこれは私の最後の愚痴」　夫も、真琴がモデルを辞めたことに安堵しています。「もっと早く辞めてたら・・・・」、これは夫の愚痴です。

　紗良（芦名星さん)は、実の母親にショーに来るように頼みます。「あなたには、いつもガッカリさせられてきたから」という母親に、今回は必ずショーで自分の存在を誇示すると約束します・・・・。一方、あかねは、真琴の家を訪れ、ショーに出ないかと誘います。クロダにはまだ断っていなかったのです。自分の体験と真琴の才能を、あかねは、しみじみと語ります。ですが、真琴の決意は固く、"ありがたい"申し出を断ります・・・・。

　２０年後、子どもは大きくなっています。そんな子どもは、「母さんはうっとうしいよ。母さんのような女性にはなりたくない」と言います。夫は、「うるさい、疲れてるんだよ」と大声を出します・・・・。その時、目が覚めます。夢だったのです。その日、真琴の女の子は、「大きくなったらモデルになりたい、ママ、かっこいいもん」と話します・・・・。

　真琴は、置き手紙と離婚届を食卓に残し、家を出ます。たった一度の人生に賭けたのです。楽屋に入った真琴を、紗良が挑発します。「ご主人の首が飛ぶわよ」、真琴も負けていません、「守るべきものがある間は、戦えないと教えてくれたのは、あなたでしょう」、ふたりの闘いが始まります。

　クロダは、ショーのコンセプトを語ります。真琴に与えられたのは黒のドレス、紗良には純白のウェディング・ドレが貸与されます。ここで、紗良が横槍を入れます、自分も黒のドレスを着たいと主張したのです。紗良は、スポンサーであり婚約者でもある副社長の口ぞえで、ごり押しします。

　紗良は、トップとトリを取ります。真琴はトリの前になります、紗良の引き立て役です。あかねは言います。「うちのモデルは、どんな順序でも、実力を発揮できます。それで結構です」　収まらないのは、真琴です。このショーに全てを賭けていたのです。トイレで泣きます。「こうなったのも、私に実力がないからだ」、ここまでが、最終回の半ばです。

　トップモデルの茜子（滝沢沙織さん）も、ショーを見に来ています。真琴の実力を評価しています・・・・。そして、ショーが始ります。真琴の実家の両親も子どもたちも会場に来ていますが、真琴がトップでないことに、さすがにガッカリします。夫も来ています。ショーが進行します。真琴が出てきます。

　ですが、ディレクターから合図があったのです。トリの紗良にトラブルがあったのです。そうなることには、伏線がありました。紗良が、アシスタントにプレッシャーをかけすぎたのです。間を持たせろとの指示です。「見せるしかない」、真琴のワンマン・ショーが始ります。会場から、大喝采が上がります・・・・。ショーは無事終わります。