前回のブログの続きです。
子どもの主体性を大切にして、以上児は給食を「好きな時間に食べてよい」という取り組みが始まりました。 実際にやってみると、とてもとても大変でした。 一斉に「いただきます」をしないため、席に着いた子から順に配膳。子どもはそれぞれのタイミングで食べ始めます。 デザートを先に食べたり、好きなものだけ食べて、ご馳走様する子も。
その一方で、アレルギーのある子の給食は厳重にチェック。 援助が必要な子につきながら、誤嚥がないように見守り、よく噛むよう声をかける。 給食をこぼせば片付け、おかわりの対応も必要です。 食べ終わる子も出てくるので、安全に配慮しながら歯磨きの見守り。 さらに、食器の片付け、給食後の着替え、布団敷き……。 挙げればきりがないほど、給食から午睡までの時間は毎日ドタバタです。 主体性の取組みが始まり、これまでとは比べものにならないほど、保育士の手が足りないと感じました。 園長先生や給食の先生にも入ってもらいましたが、それでも慌ただしさは変わりませんでした。 これが主体性なのか? 一日でモヤモヤが大きくなりました。 「子どもの好きなようにすること」が主体性なのでしょうか。 限られた職員の中で、安全に、落ち着いて給食を食べるためには、一斉の方が現実的なのではないかとも感じました。 いきなり始めるのではなく、どう動けばうまく回るのかを考え、段階を踏む必要があったのではないか。 職員の中にも、同じような疑問を強く感じている人がいました。 私は、子どもに関わるうえで一番大切なのは「安全」と「安心」だと考えています。 その視点から見ても、この主体性の取り入れ方には疑問が残りました。