3月1日、東京都稲城市に読売巨人軍2軍球場が新たに誕生しました。『ジャイアンツタウンスタジアム』です。
ボールパークから地域活性化を目指す新たな町作り『TOKYO GIANTS TOWN 』の中心を担う施設として誕生しました。今後は巨人2軍試合を中心に女子野球やアマチュア野球の試合にも使用されるとのこと。
そんな中で4月5日に、首都大学野球春季リーグ戦の開幕週がこちらで開催との報を受け早速視察することにしました。
小田急線読売ランド前駅からバスで10分程、丘陵地帯に突如野球場が現れました。




ジャイアンツタウンスタジアムの様子 (筆者が撮影、これ以降も同じ)

2階席から
グラウンドを一望することが可能で解放感は抜群。左端によみうりランドの観覧車がチラッと映っている。東京ドームと同様エキサイティングシートが2か所設置。(関係者席で学生さんがひしめいていた)

1階席1塁側から
1階席はネットが張ってありファールボール対策は万全。3塁側エキサイティングシートには帝京大応援団が集結。ファイヤーレッドのシャツで1色でその様は圧巻だった…


1階席3塁側から
1塁側にもエキサイティングシートが設置されている
人工芝や電光掲示板など最新の設備で、アマチュアの試合ではかなり贅沢な仕様になっていました。また、写真にはありませんがピッチクロックにも対応しており、今回は運用されていました。
また球場内にはドムドムハンバーガー等売店も充実しておりグルメにも困らないだろうと思われます。

サブグラウンド
この日は日体大野球部主導で野球体験会を実施。ウォーミングアップだけでなく野球振興にも一役買うイベントが可能。
首都大学野球の試合でいえば同じく新しい設備の等々力球場での開催もありますが、それよりも座席の配置やグラウンドの設備等でよりプロ野球の舞台に近い(まさしく2軍球場として相応しいという事)環境で学生が野球出来るという事では格が違うな、と感じました。
今回は首都大学野球連盟春季リーグ開幕戦でアマチュア野球では初めての開催となりましたが、1ヶ月後に今度は東都大学野球連盟の開催が予定されています。そちらも出来れば行きたいですし、とても楽しみです。(そのコラムを寄稿するかどうかは分かりません(笑))
新球場を中心として野球界の発展や周辺地域の活性化に一役買える事を期待したいと思いますし、出来るのではないかと今回の視察を通じて感じました。
(了)