名前に秘められた共鳴和音 -3ページ目

名前に秘められた共鳴和音

あなたがなぜ生まれてきたのか?何のために生きているのか?に光を当て、あなた本来の輝きを照らします。
20万人超の名前と向き合い続けてたどり着いた、「魂の原点」を思い出す存在価値リフレッシャー。

こんにちは٩( ᐛ )و
名前をひも解き、選んだ道を正解に。

幸せ解釈 名前の専門家
龍 庵真(りゅう あんしん)
です。

 

現状ではこちらのみが

私の情報発信の場。

 

後々どんな価値を見出すのか?

楽しみにしています。

 

生活のほぼすべてにおいて、

執筆を継続させていくことに集中。

 

これが今のあり方であり

今年のテーマ「基盤」。

 

序〜人間の起動前夜に

噛み合わない感覚

最近、

人が集まる場に身を置きながら、

どこか隔離されたような瞬間

を覚えることが増えました。

 

場は穏やかで、会話も途切れていません。

誰かが困っている様子もありません。

 

それでも、

私の内側だけがサーっと

冷めていく感覚があります。

 

「つまらない」と言えば簡単です。

「相性が悪い」と片づけることもできます。

 

しかしそのどちらでもない感覚が、

確かに残っています。

 

そこにあったのは、

私の主語が薄くなっていくような、

自分がいようがいまいが、

あまり関係がないように

感じてしまっている状況。

 

 

盛り上がることはできます。

場の空気を和らげることもできます。

 

その役割を終えた瞬間、

自分がそこに居る理由が、

急に分からなくなるのです。

 

あなたはいかがでしょうか?

 

 

この感覚を、

個人的な疲れや年齢のせい、

運気が下がっている等

へ関連づけていくのもありでしょう。

 

しかしどうしても説明がつきません。

納得できないのです。

 

考え続けるうちに、

1つの言葉が浮かびました。

 

それが「起動前夜」という感覚です。

 

 

起動前夜

何かが始まっていないわけではありません。

というより多くはすでに動いています。

 

技術も、

情報も、

仕組みも、

かつてない速度で更新され続けています。

 

だからこそ

高度経済成長期に見られたような、

外側の豊かさと内面の置き去り

が反比例する感覚が、

以前よりも目につきやすくなっている

ように感じています。

 

能力や努力や成長の話ではありません。

もちろん誰かが遅れているという話

でもありません。

 

人が本来持っているはずの

 

・感じ取る力
・受け止める力
・引き取る力
・「私はどう思うか」と立ち止まる力

 

が、使われないままになっているのでは?

 

今回、4分割構成で、

違和感を整理するための記録

としてのブログ化を試みています。

 

誰かを起こすためのものでも、

答えを示すためのものでもありません。

 

 

私個人において今はまだ夜で、

夜明けは来ていません。

 

しかし確かに空の色は変わり始めています。

まさに人間の起動前夜。

 

そう感じたところから、

この整理が始まりました。

 

もしこの感覚を、

あなたと分かち合えるなら幸いです。

 

 

Universal Flow Therapy 健創庵

名前をひも解き、選んだ道を正解に。

幸せ解釈 名前の専門家

龍 庵真(りゅう あんしん)

info@kensoan.com

 

『自分の名前を愛する力』

https://bit.ly/3WTidDc

 

「名前×人生 選命最適化セッション」

https://bit.ly/4iIVanX

 

リーダー&カンパニーエネルギー診断セット from ライフプロファイリング協会

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幸せ解釈 名前の専門家
龍 庵真(りゅう あんしん)
です。

 

「AIには感動させきれない」

というある方のコメントを通じ、

大いに疑問を抱きました。

 

瞑想を重ねていくうちに、

映画『ターミネーター』

AIが世界を支配していく物語

の話へつながっていきました。

 

暴力や武器による支配はナンセンス。

もし私が支配者だったら・・・

という視点で考えてみました。

 

ーーー

 

完全にノーマークだった

フレンチが、候補打診へ。

 

『昔ながらの重ね煮思想が、

現代の料理にどう

受け継がれているか』

 

というテーマにどう

折り重なっていくのでしょうか?

 

 

翻訳事例としての成立

編集部の会議は、報告から始まった。

担当は資料を置かず、結論だけを先に言った。

 

 

「候補扱い、終わりでいいと思います」

誰も

「どんな味だった?」

とは問わない。


訊いた瞬間、話が平らになる。

編集部が欲しいのは評価ではなく、

次号テーマに対する

「翻訳事例としての成立」

だった。

 

編集長が一言だけ返す。「理由は?」

 

温度と間が伝わる形〜外舘美奈さん物語19

 

担当は、言葉を選ばなかった。

選ぶ必要がないからだ。

 

「思想を掲げていないのに——

揃ってます。

説明じゃなく、実践として。

 

——読者が分かった

つもりで終わらない、

温度と間がしっかり伝わる形

がイメージできました」

 

会議室に、短い間が落ちた。

沈黙は躊躇ではない。

 

ここで熱を入れた瞬間に、

宣伝が始まってしまうからだ。

 

 

本格打診

編集長が、視線を上げずに言う。

「取材依頼に切り替える。

ただし、言いきらない文面で」

 

「言いきらない?」

若手が反射的に訊いた。

 

編集長は顔を上げた。

「確信したと言い切ると、

こちらの物語になる。

 

薄まる。

こっちは、事実として手順を踏むだけ。

相手が断れる余白を残す」

 

誰かのメモをとる音だけがした。

 

封書の文面は決まった。

熱は入れない。

褒めない。

煽らない。

目的はただ1つ——

 

関係を壊さずに、打診。

本格的に。

 

同じ夜、もう一通も用意された。

地方の寄稿者宛て。

外舘美智子。

 

次号テーマの意図と、

編集部が探している

「看板ではない翻訳事例」

について。

 

封筒が2つ並ぶ。

担当者の1人がポツリと一言

「次の一手次第なのは、

たぶん相手じゃなくて、

こっちです。」

 

会議は終わった。ここからが始まりだ。

 

 

必要な手順

私の元に、再度封書が。

今度は本格的な打診。

 

予感していたことが

現実になってしまった。

 

龍先生に相談し、

着実に解放を進めてきた。

 

実現するか未定だったにせよ、

心がザワつくことを問題だ

と解釈しておいてよかった。

 

 

40年の隔壁を重く感じていたが、

そうも言っていられない。

 

必要な手順だけを先に進めよう。

編集部には受領の一文だけ返し、

 

何か動きが起きる前に

帰省した方がいいかもしれない。

 

今週末は店が埋まるから無理だ。

帰るなら定休日。

日帰りで畑を手伝うだけ——。

 

 

心を落ち着け、実家へ電話。

「今度、帰る。畑、手伝うよ」


父「・・・急だな。店は?」


「大丈夫。日帰りで開店には間に合わせるから」


(奥で母が何かを落とす小さな音)
父「・・・分かった。駅まで迎えに行く」

 

 

Universal Flow Therapy 健創庵

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こんばんは٩( ᐛ )و
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龍 庵真(りゅう あんしん)
です。

 

 

ライフプロファイリングを

土台とし構造という視点で

見つめている昨今。

 

人生は奇跡でできている

歩き瞑想を通じて降りてきた天啓。

 

生まれてきて

生きてきて

よかったな〜おねがい

しみじみ噛みしめておりました。

 

ーーー

 

今回は、母 外舘美智子さん。

 

主人公ではありませんが、

今回に限り美智子さん視点

で書いているので、

「私=美智子さん」

です。

 

 

自然との調和の中に

畑の端で、最後の草を抜いた。

手袋を外すと、指先に土の匂いが残る。

水を一杯飲んで、台所に戻った。

 

今朝の朝食用に、

自家菜園の庭から収穫したばかり。

 

今日は大根と人参が甘い。

葉物は少しだけ苦みが立っている。

季節の変わり目だ。

 

包丁で切り、野菜たちの層をつくる。

鍋に重ね、塩をひとつまみ。

 

火を入れる前に、いったん手を止める。

重要なのはタイミング。

 

鍋の中の食材たちに、

どうして欲しいか問いかける。

暮らしは、自然との調和の中にある。

 

朝食後、

主人と散歩に出かけること

を日課としている。

 

まもなく米寿を迎えるが、

100歳を超えても元気でい続けたい。

 

だからこそ日々の活力を、

自然の恵みからいただいている。

 

無理をせずに、続けられる形で続ける。

 

 

封書の温度

ポストに入っていた封書が目に止まる。

 

封筒は都内の出版社。

季刊のコラム連載で、

何度もやり取りしてきた編集部だ。

 

台所の隅で、封を切る。

紙がすべる音。

 

文面は丁寧で、余計な熱がない。

 

・先回の4ページ特集への

 反響が想定より大きいこと。


・次号以降の構成を検討していること。


・「思想が看板としてではなく、

 実践として染み出している翻訳例」

 を探していること。


・現時点ではまだ検討中で、

 編集部側でも確認を重ねていること。


・もし差し支えなければ、

 打ち合わせの時間をいただきたいこと。

 

褒め言葉や称賛はない。

続けるための用件だけが、

淡々と並んでいる。

 

それが逆にありがたい。

続けるための言葉は、

いつもこういう形でいい。

 

先回に限り、

コラムと追加で4ページの特集。

 

何を書けばいいのか迷ったが、

編集部の助言があって形にできた。

 

読者目線と私の主張を

噛み合わせてもらえたこと

に感謝している。

 

 

出せない名前

出せない名前〜外舘美奈さん物語18
 

手紙を読み終え、折り目に沿って畳む。

 

その時、胸の奥が疼き出す。

理由は、言葉にしたくない。

 

しかし、分かってしまうのが本当に厄介だ。

 

——あの子のことは、出せない。

出さないのではない。

出したら、余計なものが混ざる気がする。

 

暮らしの話が、別の話になってしまう。

 

私が残したいのは、

意味ではなく、

手触りだ。

温度だ。

 

鍋の火を見ていれば、

それが分かる。

 

火は嘘をつけない。

 

こちらの揺れが、

そのまま湯気に出る。

味に直結する。

 

砂時計の砂が落ちきった。

火を止める。

湯気が上がる。

 

鍋の中で、野菜の層がゆっくりほどけていく。

 

返事を書く前に、

今日の味を確かめよう。

焦って決めない。

 

私にできることが何なのか——

それは、頭で決めるより、

舌と体で確かめた方がいい。

 

暮らしの中で続いてきたものは、

今日も同じように、静かに続いている。

 

あとがき

次回も、編集長視点です。

スタッフに確認させ、Goサイン。

 

 

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龍 庵真(りゅう あんしん)
です。

 

歩き瞑想を通じて深まった

人間は何でできている?

 

有力なのが佐藤康行さんの

人間は記憶でできている

でした。

 

アインシュタインの名言

奇跡とは、すべてか全くないかだ。

大いにヒントになりました。

 

さらに煮詰めてみます。

 

ーーー

 

次回の主人公予定。

美奈さん愛読誌の編集長 堺歩美さん。

 

現段階では主役でないので、

「編集長」という呼称に留めます。

 

残るか薄まるか〜外舘美奈さん物語17

 

水面下の編集室

都内某社の会議室。

 

机の上には、反響の集計と、

読者の短い声をまとめた資料が並んでいる。

 

編集長は、ページをめくらない。

めくる必要がない、という顔つき。

 

「・・・想定より、出てる」

皆が短く息を飲む。

 

これは単なる成功の話ではない。

次の一手を間違えたら、全部が薄まる。

 

それだけは避けたい。

その感覚だけが、全員の間に共有されていた。

 

反響の中心は、例の

外舘美智子さん特集4ページ。

 

江戸時代から続く暮らしの重ね煮――。

 

毎回1ページのコラム連載しているが、

地味だったはずのものが、

今回は妙に刺さっている。

 

「料理ページなのに、

生活欄から反響が来てます」


「健康系の読者層も動いてます」


「『説明されていないのに腑に落ちる』

って、同じ言い回しが多いですね」

 

 

翻訳事例を探す

次号の会議で決まったテーマは——

『昔ながらの重ね煮思想が、

現代の料理にどう受け継がれているか』。

 

翻訳事例を探さなければならない。

 

看板を掲げる人を集めても、

記事が予定調和になる。

 

編集長は言葉を選びながら、

方針を置いた。

 

「説明より、染み出している事例を拾いたい」

 

候補は出た。


・精進寄りで『整える食』を看板にしている料亭板前
・マクロビで陰陽を語れる料理教室講師
・薬膳・陰陽五行を前面に出す薬膳料理家
・発酵で『腸と暮らし』を謳う発酵マイスター

 

どれも正しい。

けれど、読者が読んだ瞬間に

「分かったつもり」で終わってしまう。

 

ページが平らになる。

 

 

不発の確認

担当が、候補先を回った報告を淡々と並べる。

 

「悪くはないです。

ただ・・・記事の芯が立ちません」

誰も反論できなかった。

 

《芯が立たない》という表現

があまりに的を得ているからだ。

 

重ね煮という思想を、

活きて実践する形に翻訳

されている事例が欲しいのだ。

 

「分かったつもり」では終われない。

 

 

その時、控えめな声が上がった。

 

元番組制作に縁があるという新人スタッフ。

「1つ、気になる店があります」

 

編集長が顔を上げる。

「和食?」

 

「いえ。フレンチです」

 

会議室に、抵抗が走る。

重ね煮。

伝統。

暮らし。

フレンチは、最初から枠外だったはず。

 

「はい、ノーマークです。

候補ですらありません。

 

だからこそ、あげるつもりはありませんでした。

ながらも何となく引っかかっているのが、

当時のカメラマンのオススメです。

 

『あそこは他と一風変わってるよ』って。

どう変わってるのか、確認の価値ありませんか?」

 

編集長は、すぐには頷かなかった。

ただ、その一言が、妙に引っかかる。

 

 

封書という打診

「どう変わっているのか、

確かに興味深いわね。

その方に詳しく訊けるかしら?

 

どちらにせよ、取材依頼はまだしない。

まだ何も言い切れないから」

 

編集長は決めるというより、

整えるように言った。

 

「最新号を一冊。

参考程度の打診。

それと——この一行だけ添えて」

メモは短く、問いだけ。

 

『昔ながらの重ね煮思想が、

現代料理にどう受け継がれているか?』

 

余計な熱は入れない。

確信がない時ほど、

文章は無機質がいい。

 

確信がないからこそ、

封書の中身は打診だけに留める。

 

封筒が閉じられる。

「ここで急いだら、全部が宣伝になる。

残るか薄まるか――

この一手は間違えられない」

全員の顔が引き締まる。

 

 

「だから、先に確かめる。

まずは食べてみよう。

言葉は、そのあとでいい」

 

 

あとがき

 

次回は、

事のきっかけを生み出した、

母 外舘美智子さん。

 

4ページ特集記事が予想以上に好評で、

特集の続編を企画中。

 

美智子さんは、

今回の出来事をどのように

受け止めているのでしょうか?

 

 

 

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2026新年おめでとうございます٩( ᐛ )و


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龍 庵真(りゅう あんしん)
です。

 

 

年末インフルエンザにかかったことで、

2日間だけ神社参拝をお休み。

 

今朝も行ってきたので、367日目。

意義があると感じているので、

継続してまいります。

 

ーーー

 

物語16・17・18と、

ある3人の視点から書いてみます。

 

まずは、主人公 美奈さん。

 

 

客層の変化

店の営業は、変わらず続いている。

 

予約は埋まり、キャンセルも少ない。

特別なことはしていない。

メニューも、仕込みの流れも、以前と同じ。

 

それでも最近、1つだけ、微妙な違和感。

客層が、少しずつ変わっている。

 

派手さはない。

だが「料理が好き」というより、

「何かの確認に来ている」

ような人が増えた。

 

写真を撮らず、

質問も少なく、

静かに食べる。

 

帰り際も饒舌ではない。

「美味しかったです」

と短く言い、深く会釈して帰っていく。

 

評価とも、称賛とも違う。観察に近い視線。

 

 

似ている空気

仕込みの最中、

スーシェフの悠太が、

ふと口を開いた。

 

「・・・前にも、こういう空気、ありましたよね」

 

「どの時?」

包丁を動かしたまま、

少しだけ眉を上げた。

 

「TVの人が来た時です。

『プロフェッショナル』の話が来た頃」

 

手が、一瞬止まった。

 

確かにあの時も、

正式な取材依頼が来る前に、

同じような客が増えていた。


・名刺を出さない
・肩書きを言わない

 

厨房の動き

皿の温度

間のとり方

を、やけに見ていた。

 

「・・・似てる?」

 

「はい。取材って感じじゃない。

でも、明らかに『観てる感じ』です。

そう、ミシュラン審査員もそうでしたよね。」

 

私は、小さく息を吐いた。

「気のせいよ」

 

そう言いながらも、

内側では否定しきれない。

 

数日後、

店に一通の封書が届いた。

 

差出人は、都内の出版社名。

その名前を見ただけで分かった。

 

私が長年、季刊で読み続けている出版社だ。

先日の母の特集記事で釘付けになった。

 

料理だけでなく、

暮らしや思想を扱う、

そんな少し硬派な編集部より。

 

中身は、取材依頼ではない。

丁寧な挨拶文とともに、

「参考までに」と一冊の雑誌が同封されている。

 

母・美智子がコラム連載している、

あの季刊誌の最新号だ。

 

 

錯綜

主張せずも残るもの〜外舘美奈さん物語16
 

ただ一箇所、

鉛筆で小さく記されているメモ書き。

 

「昔ながらの重ね煮思想が、

現代料理にどう受け継がれているか?」

 

営業後の夜の厨房。

灯りを落とす前に、

しばらく立ち尽くす。

 

場は、動いているように感じる。

理由は分からない。

 

重ね煮思想とフレンチ。

あり得ないはずなのに、

否定しきれない。

 

ページをめくると、

母の毎回のコラム記事の一文が目に入った。

 

——料理は、主張しなくても、残る時は残る。

 

今までの師匠たちも、

同じようなことを語ってきた。

 

その意味を、理解したつもりでいた。

でも今は、《理解したつもり》では済まされない。

 

噛みしめるほど重くのしかかってきて、

息が止まり、頭が真っ白になった。

 

スイッチに手を伸ばす。

厨房の灯りが、

1つずつ消えていく。

 

鍵をかけ、外へ出る。

夜の空気は、驚くほど澄んでいた。

 

 

あとがき

次回は、

主人公 美奈さんは登場しません。

「封書が送られた経緯」について。

 

美奈さんの周囲で起きている

水面下を追います。

 

 

 

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