自分の気持ちを整理するため、ドラマ風(?)にお送りしています。
一部創作しています。
第3話はこちら。
マッチングした人、Cさん。
プロフィールを見ると、友人を探しているようだった。
先にCさんからメッセージがあり、それに返事をした。
香酉はCさんへ質問をしたが、それに対する返事がなく、今に至っている。
マッチングしたあと、メッセージが来ない、メッセージのやりとりが続かないで終わる、これは今まで何回かあった。
それに、返事がないまま時間が経っているので、それ以上はないとすぐにわかったこともあり、Cさんに関しては特に落ちこんだりはしなかった。
結局、Aさんとやりとりが続いている状態に戻っていた。
ちなみに、Bさんとマッチングする前日、香酉は氷川神社に行った。
その際、以前購入したお守りを持っていき、返納し、
新しくお守りを買ったのだが、
そのお守りが「ゆかり守り」というお守り。
漢字で書くと、縁守。
恋愛だけでなく、幅広い縁を引き寄せるお守りだった。
Bさんとマッチングしたとき、「え? 次の日に?!」とお守りの効果がすぐに出たのではないかと、香酉は驚いた。
今まであったことが、お守りの効果だったのかはわからない。
けど、もしかしたら3日間だけ、モテ期が来ていたのかもしれない。
もし、いつかAさんと会ったらどうなるのか。
そのとき、Aさんが私を見て、がっかりしないのか。
逆に、私が「あれ、思っていた人と違うな……」なんて思うこともあるかもしれない。
今までたくさん見てきたプロフィールの数を考えると、自分と縁のある人はほんのわずかで、その人と出会える確率はきっと、すごく少ない。
付き合っているカップルや夫婦は、すごい確率を乗り越えてつながっているんだな、と思った。それは、宇宙の星を眺めているような、何か壮大なものについて考えているような気持ちだった。
いろいろなことが起きた。
いろいろなことを考えた。
いろいろな気持ちになった。
Aさんに対する気持ちが、いつか、恋愛の「好き」になるか。それはわからないけど。
今、Aさんと話すことが楽しいと感じている香酉だった。
終わり