1/11 活字中毒は楽しい(注 いつもと違う感じの文章を書いています) | 想像と好奇心でできている

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日々、思ったことを書いてます。
野いちごでは、 『テレビの感想文』ときどき更新。

これから書くことは、私の持論、果汁100パーセントだと思う。

 

だから共感しなくていい。

 

 

すでに夢をあきらめてから、もう何年も経った。

 

にもかかわらず、外出中、メモ帳になにか書いている自分がいて、ふと思った。これ、なんのためなんだろう。

 

昔、夢をあきらめると決めたとき、泣いたような気がする。

確かそれは夜のことで、一人で部屋にいた。

 

私は、もともとそんなに泣くほうではない。

 

でも、歳をとると涙もろくなるというあの話は、どうやら本当だったようで、まさかテレビを見ていてもらい泣きしかけるとは思わなかった。

 

ただ、私は泣いたあとに眼が乾燥するのが嫌で、できることならそんなに泣きたくないと思っている。

 

涙は女の武器? そんな言葉があるらしいけど、私はその武器を、心から悲しいときや、なにかしらの緊急事態のときなど、必要なとき以外に使いたくない。

 

あのとき、辛かったはずなのに。その記憶があまりにもなさすぎる。

結局、今なにをしているかというと、また文章を書いている。

 

あの頃と違うのは、それが夢を叶えたいから、ではなく、ただ好きなことをしたいから、になったことだ。

 

たぶん私は活字中毒なんだと思う。

最近は、読むことが少なくなり、その代わりではないけど、書くことに時間を使うようになった。

 

昔は、自分の書いたものを本にして、本屋さんでそれを見たいと思っていた。

今は、1円もお金がもらえないのに、書いているだけ。

 

この前書いたのは、57577になってる文章。

短歌になってるかどうか、わからない。だって、ちゃんと学校行ってないから。(笑)

 

 

過去の私に言っておきたい。

 

あのとき死にたかったけど、死ななくて良かったと思えるように、ようやく、なってきたよ。

何回かあったけど、もう、死ぬなんて考えたくないほど、素敵な人と出会っているよ。

 

だから君は死ななくて良かったんだよ。

 

良かったね。親の遺伝で、血が止まりやすい体質で。

 

「いつか、死ななくて良かったと思える日が来るまで生きていたい」

 

あのときそう思ったけど、もしいつかそう思ったとしても、そのあともきっと、まだ生きていたいと思っているんじゃないかな。

 

手首に傷跡が残っているけど、その傷跡を見ても、気持ち悪がったりしない人は、いるよ。

そういう人は、少しだけしかいないなんて思わなくていい。

本当に、いたんだから。

 

これは、たぶん、私にしか言えないことだから。

そんな風に、自分にしか言えない言葉が、その人にしか言えない言葉があるんだよ。

 

だからこれを読んでいるあなたも、自分で自分を死なせるなんてことは、しなくていいんだよ。