【30代女性、バイトへろへろ日記】(1)
スタートは↑こちらからです。
この【30代女性~(以下略)】(1)で、
「世の中の片隅に、こういう人がいるということを知ってほしい。
そして私のメンタルから少しでもストレスを発散させるために。」
と書いてます。
最初は、すごいストレスを感じていたので、それを吐き出したくてしょうがなかったから、でした。
で、今回は
「こういう人がいるということを知ってほしい」の部分です。
私、少し前までひきこもりでした。
この前、NHKで、『ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族』という番組を見ました。
他人事じゃなかったです。もしかしたら私だって、死んでいたかもしれないので。
この番組の冒頭で、「家族以外の人と話をしない」のがひきこもりだと説明していたのですが、だったら私はそれに当てはまるなーと。
ただねー、ひきこもりって、自分から言うのって恥ずかしいんですよ。
胸を張って、自信をもって、言えることじゃないでしょ?
「私無職です。ひきこもってます。一日中、ずっと一人でいることが多いです」とか。
番組の中で言っていたのですが、
役所のような公のところに行って、「自分はひきこもりです、だから助けてください。支援してください」と自分でSOSを誰かに言う人って、少ないそうです。
私は、何回かバイトの面接に行って、落ちて、また「これなら雇ってもらえるかな……」思って履歴書を送って、不採用で、というのを続けているうちに、
「もう嫌だ」
となにもしなくなり、家にいることが多くなりました。
でも外出はできます。ただ、家族以外の人と話す機会がない。
そんな状態が続いていたけど、いま、こうして働くようになりました。
仕事が終わると、疲れるし、あちこち痛いし。だからほんと、文字通りへろへろになってますけど。
家にいる私に、家族はなにも言いませんでした。
これは10代のとき、学校に行かなくなったときもそうだったんですよね。
優しさじゃないんですよ、これは。
私になにか言ったら、怒るんじゃないか、っていうのが理由らしいです。
だから、簡単に言うとほったらかしてるってことね。
うん、ダメだよね。(苦笑)
家族のこの対応は。
なにしろ、私のほうから母に「私じゃどうにもできないから、なんか就職支援とか情報が書いてあるチラシとかもらってきれくれない?」って言ってたし。
これを読んでる方で、家族に、引きこもっている方はいるでしょうか。
たまに声をかけてあげてください。
無視したり、部屋から出てこなかったりしても、ドアの向こうから話しかけてあげてください。
私の母はそれをまったくしませんでした。(笑 したのかもしれないけど、そんなことされた記憶がない)
そういうのがあるだけでも、だいぶ、メンタル的に違いますので。