最近、映画見てないなぁと、ふと思いついたのがこれ。
映画の内容はあまり記憶に残ってないのに
嫌な気持ちになったことはいまだにおぼえてる映画をいくつか。
タイトルは、なんか明るそうな感じするじゃないですか。パラダイスって入ってるし。
違います。
見終わったあと、現実って、報われないよな……と暗い気持ちになりました。
個人的にベストオブ憂うつになる映画。
ファンタジーの世界観は好きです。
女の子が不思議な世界で冒険する、みたいな。
ただ、見ているこっちも痛みを感じそうな痛々しいシーンとか、グロテスクな生き物が出てくるので、そういうのが苦手な方はご注意ください。
なんで不思議な世界が存在しているのかを考えると、おそらく、現実が彼女にとってあまりにも辛すぎるから。
最後は泣いてしまう。こういう結末だってわかっていても涙出る。
自分が主人公だったらって考えると、かなりしんどい。
これは実話をもとにつくられたそうです。
攻撃される側の苦痛をストレートに見せられます。
はっきりとそうだと言わないんだけど、主人公の女性は、思いがけず妊娠してしまったように見える。
子どもを欲しがっていないのに親になり、それが後々悲劇につながっていくのかな。
多感な思春期の女の子は見ないほうがいいかも。
あと、子ども産んだらどんな女性でもみんなハッピーになるって思ってる人も、見ないほうがいいかも。
親になるということは、こういう可能性もあるっていう警告を見せられた感じ。
これ、男性と女性で印象が違うんじゃないかなー。答え合わせしてみたい。