うん、うん、と納得できた。
家族同伴・有名人参加の入社式に見るフジテレビの「仲間意識」とその変遷(Yahoo!ニュース)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tvnosukima/20160409-00056407/
テレビのスキマさんの書いたこの記事。
最初から最後まで、ああ、そういうことか、と理由がはっきりわかってスッキリした。
特にこの部分。
「視聴率こそ少し負けているが、自分たちは新しくてカッコいい番組を作っている。
そんな「一流意識」が、「仲間意識」をいつしか「選民意識」に変容させていった。」
(記事から一部引用)
フジテレビは、視聴率の数字を重視するより、おもしろかったかどうかを判断基準にしているように見えました。
でも、その「おもしろかったかどうか」って、視聴者の目線であってほしいな。テレビ局の関係者の方じゃなくて。
結局、誰の判断基準でそう思ったか、がわからないままだったんでしょうか。
この「おもしろかったかどうか」を誰が判断してるか? って、
ライブで芸人さんに対するネタの感想とか、ライブそのものに対してもそうで。
はたして、お客さんがおもしろいと思ったのか、それとも裏方のスタッフさんたちがおもしろいと思ったのか、それってそんなに表には出てこないんですよね。
まあ、そのほうがいいのかもしれないんですけど。
「視聴率」を「ライブのお客さん票」、「番組」を「ネタ」、
「仲間意識」を「ファンとの仲間意識」に変えて。
さらに、「「一流意識が、」を消して、
「選民意識」の前に、「自分たちはいつか必ず売れる」とつけて読んでみると、
私がなにを言いたいかが少しは伝わるかもしれません。
お客さんが笑うから、とお客さんにウケることを重視して、ネタをしたら、人気は出るかもしれないけど、必ずしも売れるとは限らないんですよね。
自分の考える「おもしろかったかどうか」の判断基準って、それが本当に正しいかどうかもわかりづらい。
舞台の上にいる人が、客席に合わせすぎるのも良くない。うーん、難しい。