神保町花月 16:00~
脚本・演出
マンボウやしろ
出演
シューレスジョー ピクニック ランパンプス 囲碁将棋
ボーイフレンド 伊藤真奈美 児玉絹世
あらすじ
本屋のダメあるじの話。
そんなあるじと家族の話。
傾いた本が倒れるのか?それとも、、、
登場人物
ますじ(シューレスジョーさん) 商店街の本屋の店主。
かずこ(伊藤真奈美さん) ますじの妻。
おさむ(ランパンプス小林さん) ますじとかずこの息子。中学生。
鱒二(ピクニックさん) 父親は商店街の豆腐屋。おさむの友達で、二人ともいじめられている。
しずこ(児玉絹代さん) いじめっ子グループの唯一の女子。家庭環境が悪い。
由紀夫(囲碁将棋文田さん) いじめっ子グループのリーダー的存在。
新一(囲碁将棋根建さん) 商店街の蕎麦屋の息子。いじめっ子グループの一人。
東野(ボーイフレンド黒沼さん) いじめっ子グループの一人。
龍之介(ボーイフレンド宮川さん)商店街の酒屋。独身。
安部(ランパンプス寺内さん)商店街に建設することになった大型ショッピングモールの社員。
いじめられっ子が二人。いじめる側の子たちにもそれぞれに事情がある。
商店街では、近くにショッピングモールが建設中。店を移転しませんか、と担当者が本屋に来るように。
このことがきっかけで、少しずつ日常に、それぞれの人物に変化が。
ランパンプスを観たいな、と思っていたときにちょうど神保町花月に出ることを知り。
さらに、舞台が本屋なのがいいなーって。本屋さん好き。
それに出演者が、演技上手、達者な方たちばかりだし。
終わったあとに思い出して、ここのこのシーンが印象に残った、妄想のベースとなった本のタイトルなど、知ってるもの、知らないのもあったけど、それよりなによりストーリーです。
最初から最後終わる直前まで9.5が喜劇で、ラストの0.5ぐらいで、悲劇に。
終わったあとに、その終わり方に驚いて、「はー……」ってなった状態でエンドロール流れたのも、なかなかないですよ。ちょっと久しぶりに、こんな風に衝撃受けて終わった。
もう何回も神保町花月の舞台を観に行ってるけど、「2回目になるけどまた観たい」と思ったのって、かなり強く思ったのって、これが初めて。もし、お金と時間に都合あったら、行ってたかもしれない。
主人公の少年の妄想は、妄想の世界に現実の人たちが出てくる。これがある意味ストレス解消にもなってる印象。
この妄想とか、設定とか、自分の趣味がケータイ小説を書くことなので、つい自分のことも含めて考えてしまうんですが、
現実で、ちょっと妄想したことが出てきてしまう。ちょっと笑えるぐらいのレベルで、これはもうそうだって自覚があるから、まだいいんですよ。
ところが、少年の父親は、妄想が現実と地続きになってしまった。怖いことです。
その2に続く。