「一夜づけ」で、井下好井の好井さんが話した、怖い話。
長いので、一部をまとめると。
甥っ子が、好井さんのお母さんに「黒い人がいる」と言って、怖がって近づかない。
その後、お母さんは末期のがんが見つかり、入院。
亡くなる前に、「ここにいる黒い人たち、誰?」と言い残して亡くなった。
その黒い人というのは、死神ではないか、と。
この話を、朝、祖母と叔母に話したんですよ。
叔母には霊感があります。
例えば、昔、東京のとある病院の屋根の上、絶対に人がいるはずのないところに、白い着物を着た女性が立っているのと見たとか。
好井さんの話を聞いた叔母は、「それ、先祖だよ」と一言。
私の父親は、私が5歳のときに亡くなっています。
その年の1月、お正月早々、叔母はひいおばあちゃんの妹が喪服を着て、玄関に喪服を着たたくさんの人たちといっしょにいた、という夢を見たそうです。
さらに、祖母も、亡くなったお寺の先代が出てくる夢を見た、と。
ほかにも、3日間ぐらい、お正月に見るには変な夢を見たんだそうです。
そして、1月上旬、父は突然会社で倒れ、病院に運ばれましたが、帰らぬ人になりました。
好井さんの黒い人の話とあまりにつながりがあるので、驚きました。
叔母「とにかくね、真っ黒い集団が来て。(夢のなかで、玄関に)のぞきに来ましたから」
だそうです。
叔母は、なにかメッセージがありそうな、不思議な夢を見ることがあります。
祖父が亡くなったあと、桐の箱に骨壺のようなものをしまう夢を見た、とか。
でも、幽霊らしきものを見ても、不思議な夢を見ても、たいして気にしてません。明るく話してくれます。
好井さんは、うちは霊感のある家系だと言ってました。
霊感って、遺伝するんですかね?
私はというと。
数年前に、祖母と祖父のお墓参りに行ったとき、風が吹いてない(お線香の煙が横にたなびいてない)のに、お墓の後ろにある卒塔婆がカタカタ動きだしたのを見たことがあります。
その場にいたのは私と祖母だけです。
あと、何年か前の8月、深夜に、玄関から「コン……、コン」とドアをなにかでたたくような変な音がして、気になって布団から出て、玄関に行き、のぞき穴を見ても誰もいない。
チェーンをつけたままドアを開けても、誰もいない。
で、ドアを閉めたとたん「トン!」と音がした。
このふたつぐらいですね。
幽霊を見たことはないので、霊感はないようです。
好井さんは「黒い人=死神」。
私は「黒い人=喪服を着たご先祖様」で、亡くなった人をあの世から迎えに来たのではないかと思いました。
最後に、以前ブログに書いた、これもリンクしておきます。
「本当にあった怖い話 」。